「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/30
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/302p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061140-4
紙の本
人間晩年図巻 1995−99年
著者 関川夏央
あの人はどんな晩年を送ったのか。彼らが世を去ったのはいかなる時代だったのか。1990年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を描き出す。1995−9...
人間晩年図巻 1995−99年
人間晩年図巻 1995-99年
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
あの人はどんな晩年を送ったのか。彼らが世を去ったのはいかなる時代だったのか。1990年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を描き出す。1995−99年は、渥美清、ダイアナ元妃らを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
関川夏央
- 略歴
- 〈関川夏央〉1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。作家。「海峡を越えたホームラン」で第7回講談社ノンフィクション賞、「昭和が明るかった頃」で第19回講談社エッセイ賞受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
晩節ほど大事なものはない
2016/10/15 08:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山田風太郎に『人間臨終図巻』なる奇書がある。
古今東西様々な人の最後の様子を記したもので、奇書ではあるがいまだに人気が高い。
そのあとを継いだということでもないが、同じような視点で山田亡きあとの時代に逝った人びとの姿を描いたのが本書である。
この本では1995年から99年に逝った人たちの業績と晩年が描かれている。
金子信雄、テレサ・テンなど(1995年)、横山やすし、司馬遼太郎、金丸信、渥美清など(1996年)、藤沢周平、勝新太郎、伊丹十三、三船敏郎など(1997年)、ポル・ポト、村山実、木下恵介など(1998年)、江藤淳など(1999年)が、本書に収録されている。
今年(2016年)は1996年に亡くなった人にとっては没後20年の節目にあたって、司馬遼太郎や渥美清といったかなりの著名人は今でもそれなりに耳目を集めているが、やはり20年ともなれば、記憶に残ることもまれになる。
ましては当時生まれた人、そのあとに生まれた人にとっては、名前を聞いただけという人も多いだろう。
関川夏央も本書の「あとがき」に「時の流れは、水の流れよりも静かにはげしい。立ちすくむうちに私たちは老いる」と、記している。
没後20年といえば、金丸信という政治家も今年そうである。
どういう政治家だったかその業績はほとんど忘れられているが、金丸信だけあって「金」にまつわる政治家という記憶だけがある。
その文章の最後に関川はこう綴った。
「晩節ほど大事なものはない」。何故なら「晩年の悪評は人の記憶から消せないから」だと。
紙の本
1990年代後半
2016/10/01 22:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
1990年代後半に亡くなった人の晩年を取り上げている。若いころとどう変わっていくのか。劇的に変化した時代を生きた日本だけでなく、海外の有名人を取り上げている。