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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/10/22
- 出版社: ミネルヴァ書房
- サイズ:21cm/211p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-623-07838-7
紙の本
トイレ 排泄の空間から見る日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見)
江戸のまちは循環型のエコシティだった! 世界最古のトイレ、下水道の建設と水洗トイレの普及、江戸近郊における下肥の流通と肥船…。トイレについての歴史やトイレの構造、時代時代...
トイレ 排泄の空間から見る日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見)
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商品説明
江戸のまちは循環型のエコシティだった! 世界最古のトイレ、下水道の建設と水洗トイレの普及、江戸近郊における下肥の流通と肥船…。トイレについての歴史やトイレの構造、時代時代に見られる興味深い蘊蓄話などを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
縄文時代の遺跡から出土した糞石の分析から、縄文人が桟橋からお尻をつきだして排泄していたことがわかった。これを「桟橋式トイレ」という。水に流すということでは今でいう水洗トイレだ。トイレのことを「厠」ともいうが、この語源は「川屋」(川の上に作った小屋)、すなわち桟橋式トイレだと考えられている。そうした大昔の話から、江戸時代の循環型社会のしくみや、現代のクールジャパン的トイレの話まで、トイレや屎尿処理に関する好奇心をくすぐる話を紹介。
[ここがポイント]
◎ 巻頭カラーページでトイレにまつわる資料を紹介。
◎ 世界最古のトイレはしゃがみ式か腰かけ式か、その謎に迫る。
◎ 便所紙として使われた化粧紙の蘊蓄話。
◎ 船のトイレ、列車のトイレはどうなっているのかがわかる。
◎ ウォシュレットを開発したTOTO物語を巻末に掲載。【商品解説】
目次
- 【巻頭カラー特集】 トイレから見る日本の文化と歴史
- はじめに
- 1 日本のトイレ・世界のトイレ
- しゃがみ式トイレ(和式トイレ)
- 水洗トイレ・腰かけ式トイレへ
- 世界最古のトイレは、しゃがみ式? 腰かけ式?
- 水洗トイレのルーツ
- 紙と手
著者紹介
屎尿・下水研究会
- 略歴
- 浄化槽や下水道の普及とともに屎尿の汲取り・処理・処分の仕事は縮小し、トイレ・屎尿に関わる歴史的事実や技術的成果が忘れられようとしている兆しを感じた者たちにより、NPO日本下水文化研究会内に平成10年に立ち上げられた研究会。会員は、便器の設計者、屎尿処理の研究者、下水道・清掃関係の行政担当者、紙の研究家、教育関係者等20名ほど。日頃はなんとなく口にすることが憚られる屎尿や便所などについて、互いに情報を交換し合っている。
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紙の本
日本のトレイにまつわる歴史的は変遷を考察していきます!
2019/04/16 09:35
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本のトイレにまつわる歴史と実際のトイレの発展について考察した非常に興味深い書です。縄文時代の遺跡から出土した糞石の分析によって、当時は桟橋から人々はおしりを付き出して糞尿をしていたことが分っています。トイレを「厠(かわや)」と書くのも、もともとは「川屋(川の上につくった施設)」を意味するものだったと言われていす。そうしたトイレにまつわる歴史をひも解きながら、近代の水洗トイレ、現在のウォシュレットに代表されるおしりを洗うトイレなどの発展を一つひとつ丁寧に見ていきます。