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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2016/11/02
- 出版社: ポプラ社
- レーベル: ポプラ文庫ピュアフル
- サイズ:15cm/286p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-591-15238-6
読割 50
紙の本
スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル)
著者 梨屋アリエ (著)
誰にも見えないものが見え、ありえないことを体験してしまう「不思議体質」の君枝。そんな孤独な心を、幼なじみの陸をのぞいては、誰もわかってくれなかった−。哀しみの向こう側を描...
スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル)
スノウ・ティアーズ
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商品説明
誰にも見えないものが見え、ありえないことを体験してしまう「不思議体質」の君枝。そんな孤独な心を、幼なじみの陸をのぞいては、誰もわかってくれなかった−。哀しみの向こう側を描いた清新なラブストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】
さびしくて 切なくて
涙も雪も やみそうにない
君枝には日常的に不思議なことが起こる。トルソーがしゃべる。大人の傘で宙に浮く。植物の家族と暮らす。高校の教室が海になってあふれだす……。誰にも見えないものが見え、ありえないことを体験してしまう彼女を「不思議体質」と呼んだのは、幼なじみの陸。君枝を理解していたのは陸だけだった。でも、あの頃の二人は、お互いの大切さに気づくことができなくて──。
恋と孤独と清冽な願いがアドレッセンスな心を揺さぶる感動作!
<目次>
一章 トルソーさん
第二章 あの人の傘
第三章 彼のセーター
第四章 夏の家
第五章 クジラの島
第六章 水平線
文庫版へのあとがき
装画:またよし【商品解説】
あの頃の二人は、お互いの大切さに気づくことができなくて−。小学校3年生から26歳までの二人を描いた、不思議で切ない恋愛小説。【本の内容】
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紙の本
『スノウ・ティアーズ』
2016/12/10 20:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
トルソーのおしゃべりが聞こえる
ディスプレーのソフトクリームが本物になる
植物模様の枕カバーから遊農民が出てくる
教室が海になって泳いでしまう
傘で空を飛んでしまう
ありえない体験をしてしまう“不思議体質”の君枝
孤独に悩み周囲とおりあいをつけながら生きる姿を描く連作短編集
心がほっこりするようなだれにでも心地よい話はさらさら書くつもりもなく、
一握りの読者にぐさりと突き刺されば十分だと考えていた。
──「文庫版へのあとがき」より
2006年刊の単行本を文庫化
この本が売れると続編=君枝のその後が出せるかも、とは作者の弁
紙の本
足が地につかないようなフワフワとした不思議な読後感
2019/06/24 11:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポプラ文庫ピュアフルは児童書よりのレーベルですが…本当に児童書のような独特の世界観でした。
まるで、こまったさん・わかったさんシリーズのような…不思議な余韻。
謎(不思議な出来事)が発生しているのに、それを主人公も幼なじみも「ヘン」だと思いつつ、あまり追及しない。
謎解き要素もなければ、ファンタジーの世界観をがっつり押し出してくるわけでもない。
いつの間にか不思議な出来事が終わっていく…。
良い意味で、地に足がついていないようなフワフワとした読後感…。
不安定な物語展開なのに、なぜか読み進めてしまう…。梨屋さん特有の世界観に気づけば入り込んでしまいます。
好き嫌いはハッキリと分かれると思いますが、思春期の女の子たち…とくに、周囲に溶け込めず、自分の存在も不安定で迷っている子たちには響く本だと思います。
紙の本
人生の正しいスタート
2016/11/05 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neko - この投稿者のレビュー一覧を見る
微妙に、リアルな超自然現象も混じってるようだけど、キホン的には、ヒョウゲンがユニークなオンナノコの物語です。ユックリ読んでもいいんだけど、カいてあることにナニかイギを見出さないとキが済まないヒトにとっては、斜め読みでも大して変わんないかも。で、背景にオンナノコの両親のリコンと、それに伴うハハのオンナノコにたいするリフジンなアツカイがある(イジメっていってもいいかも)。
リコンが普通に話せるようになってきたのは、イイことだけど、リコンに関わる全てのコトが前向きなわけじゃない。一番、難しいのが、ムスメのココロのキズですね。リコンに伴うモロモロのストレスために、ハハオヤがフコウなのはジブンのセイだとムスメがオモっちやう。あるいは、ハハオヤが、ムスメにチョクセツ「オマエのセイでミンナがフコウだ」と、セメる。トクに、ムカシのハハオヤは、ムスメはジブンのブンシンとオモってるから、ムチャをする。
それで、ムスメのココロのセイチョウが、こういった厳しいタイケンをしなくてすんだヒトたちとは、違うパスをトオる。ヨウジのPTSDですね。そういったオンナノコが、どうすればヘイワなジンセイをオクれるかというと、それはホンニンじゃないと分からない。だから、オナジようなケイケンをしたオンナノコたちと話してみるのがイイかな。すくなくとも、ジブンヒトリじゃないってわかれば、タショウはキもヤスまるとキタイしたい。タニンのイタミがワカルとイうのは、口先だけのマザーボーイです。で、ワカらないから、ツキアイにシンチョウになるのが、オタクです。
じゃあ、コンポン的カイケツはというと、リコンのゴタゴタにムスメをマキコまないことです。つまり、両親のナカがワルくなったら、すぐにリコンさせる。で、コドモがイるのにナカヨクできないようなオトナは、コソダテのシカクがナイので、シンライできるダイ3シャにコドモをユダねる。デキのワルいオヤからハナしたほうが、コドモのタメです。
紙の本
不思議体質
2019/01/12 21:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議体質を持つ主人公。
普通に時は過ぎていくんだな。
この作者はけっこう驚く話を書くなあ。
予想と違った展開だった。