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商品説明
日本映画のなかには、能や歌舞伎といった伝統芸能をモチーフとし、またその影響を受けた作品が多く存在する。「対極とその調和」を軸に、黒澤明から北野武まで日本映画における美意識の源流を読み解く、渾身の日本文化論。【「TRC MARC」の商品解説】
日本映画のなかには、能や歌舞伎といった伝統芸能をモチーフとし、またその影響を受けた作品が多く存在する。
「対極とその調和」を軸に、黒澤明、溝口健二などの古典から、新藤兼人、今村昌平、伊丹十三、北野武まで、日本映画にみられる美意識の源流を読み解く、イスラエル人演出家・芸能研究者渾身の日本映画・文化論。【商品解説】
目次
- はじめに………………9
- 序論 芸術の境界を越える美学───蓄積された伝統概念………………14
- 1 基本概念としての対極の調和………………14
- 2 受容を促進する混合主義的宗教観………………28
- 3 統合された概念と個人の創造力………………34
- [Ⅰ]──────内容・構造・美学
- 第一章 実存的儀式───黒澤明『夢』の構造と美学………………38
- 1 映画の構造とその意味………………39
- 2 超人の結婚式と人間の葬式………………46
著者紹介
ツヴィカ・セルペル
- 略歴
- ツヴィカ・セルペル(Zvika SERPER)
1952年、イスラエル生まれ。
テルアビブ大学芸術学部学部長、芸術学部演劇学科および、人文学部東アジア学科教授。博士 (演劇学)。
専門は日本演劇と日本映画、および異文化間における演劇、また演出家、役者でもある。
1980-85年、および1993-94年、日本文部省(当時)・法政大学交流基金・日本国際交流基金の奨学生として法政大学能楽研究所で研究する傍ら、能、狂言、歌舞伎の稽古を積み、舞台に立つ。また、日本の伝統演劇手法による西洋演劇の可能性の追求を研究テーマとし、演出したギリシャ悲劇『アガメムノン』(1993、アムステルダム国際演技学校大賞受賞)とシェイクスピアの『マクベス』(1996)、ユダヤ劇『ディブック あるいは二つの世界の間で』(2002)には様々な日本の伝統演劇の美学と手法が取り込まれ、この作品の記録映画は、アメリカ、ヨーロッパ各地で上映された。現在は、度々来日し、早稲田大学演劇博物館と同大学大学院文学研究科、東京大学大学院人文社会系研究科で研究を続ける。
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