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  • 発売日:2015/01/02
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:200ページ
  • ISBN:978-4-591-11883-2

紙の本

憧 (百年文庫)

著者 太宰 治 (著),ラディゲ (著),久坂 葉子 (著)

憧 (百年文庫)

税込 825 7pt

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みんなのレビュー28件

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評価内訳

紙の本

駆ける少女 - 久坂葉子を読む

2011/03/11 08:11

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 久坂葉子は19歳の時『ドミノのお告げ』で芥川賞の候補となった早熟の作家である。それから2年後の21歳、本書に収録されている『幾度目かの最期』を書き上げた1952年の大晦日、鉄道自殺で本当に最期を迎えた。
 そのようにしてこの作品を読むと、彼女の最後の息づかいが生々しく残っているように感じられる。これを書きながら彼女が呼吸していたものから、わずか数時間のちにはそれらを拒絶するようにして、久坂葉子という一人の女性がこの世からふっと消えてしまうのである。

 物語は「熊野の小母さんさんへ。」という書き出しから始まる。
 時には死の決意があったのであろう、具体的な氏名(その中には後に『贋・久坂葉子伝』という評伝を書いた富士正晴の名もある)が連なる文章が遺書のようにも読み取れる。
 まして、「私は小説書いてるのじゃない。正直な告白を、真実を綴っているのです」と作者自身が書けば、これは真実かと思わないでもない。
 しかし、だからこそ、ここに久坂の、もっというならば書き手の創作があるような気がする。人は、そんなにもたやすく真実ばかりを書けるものではない。むしろ、物語にさりげなく挿入された、例えば「救い出してほしい。誰か救い出してほしい。私は疲れ切っていました」のような文章に、彼女の心の奥にあった真実があるように思える。

 早熟とは心の発達が普通より早いことをいう。
 久坂葉子のこの作品を読むと、早熟とはそれだけではなく、生きることに急(せ)いていることだということに思い至る。
 久坂葉子は駆け足でこの世界を走り過ぎた少女だった。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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紙の本

『百年文庫1』を読んで

2011/03/30 07:38

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

『百年文庫1 憧』を読んだ。
bk1の書評ポータルで「夏の雨」さんが紹介していて、
興味を持ったので、買って(!)読んでみた。
前にも書いたことだが、bk1の書評ポータルは、
こういうゆるい「読書会」の役割も果たしていると思う。

3つの短編が入っている。
太宰の「女生徒」は十年ぶりくらいに再読したが、
昔読んだときには、見落としていた部分や、
やけに鮮明に覚えている部分などがあって、おもしろかった。
ラディゲの作品は訳が古いせいか、それとももともとそういう作品なのか、
よさがあまりよく分からない。
特筆すべきは、三つ目の久坂葉子「幾度目かの最期」だろう。
これは小説ではなく遺書である。
この作品だけからは彼女の抱えていた苦しみというのは、
十全には見えてこないが、精神の混乱した様子は
的確に描かれている。
正直、若い人が読んで影響を受けるのがこわいが、
こういうあまりメジャーとはいえない作家や作品を
「発掘」するのもアンソロジーの役割かな、と思った。

「ちくま文学の森」といい、「百年文庫」といい、
少しだけ、今、日本語文学は短編に光が当てられているようで、
短編好きとしてはうれしい。
定価750円、税別。

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2011/10/06 12:56

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2011/01/23 23:07

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2011/04/14 05:44

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2011/05/08 22:02

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2011/05/07 23:36

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2011/10/08 17:16

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2011/12/12 13:15

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2012/05/29 00:40

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2013/02/17 20:54

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2013/03/30 01:11

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2013/04/01 10:09

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2013/05/07 20:18

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2013/10/26 14:55

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