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「シュルレアリスム」「メルヘン」「ユートピア」についての認識を正してくれた。講議をまとめたものなので非常にわかりやすい。
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(笑)が良く出る(笑)解りやすく理解できた、と思う。「シュルレアリスム」のイメージの誤解の訂正も出来た。
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みんな、「シュール」をもっと正しく理解してあげてください。
ついでにユートピアについても詳しくなった。
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分かりやすさと網羅性。「シュルレアリスムって何だよ?」という疑問にストレートに答えてくれる本。入門書としてはこれが最良だと思います。
特に、前半の自動筆記に関する記述は目から鱗が落ちるよう。辞書でシュルレアリスム、と引いたときの偏見があれよあれよと落ちていく。
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「シュルレアリスム」「メルヘン」「ユートピア」について、認識を正しくできる良書。面白い。これからはもう、「シュール・リアリズム」なんて言えなくなる。「ユートピア」は桃源郷ではなくて、現代日本なのですね。
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自動記述ってこの本で初めて知った。あとシュールっていうところでは区切っちゃだめなんだそうだ。ふーん。後半ちょっとぐだぐだ感あるけど面白い。
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http://ameblo.jp/norun3sisters/entry-10025764466.html
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シュルレアリスム解説書だと思ったら途中からまったく違う方向へ進んで帰結点がまったく不明!メルヘンとかユートピアとかシュルレアリスムから分離した部分だよ!
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シュルレアリスム=超現実。現実世界からふいに越えたすきまの異世界。
昔々のおとぎばなし、メルヒェンとは違う。
とてもわかりやすく書かれている!
まちがってもシュル・レアリスムではありません。
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講義形式で、とても分かりやすい。ただ、シュルレアリスムとは何か、その歴史や本質をしっかり知ろうというばあい、本書では物足りない。でも興味深い話題が随所にあるから、リラックスして楽しく読める超・入門。メルヘン、ユートピアといった周辺のテーマを扱っているから、幅広く視野を広げてシュルレアリスム芸術とは何かを考えることができる。そんな意味ではお得か。
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シュルレアリスムの入門書。
講演がもとになっているので、小難しくもなく読みやすく、分量も軽いのが長所であり短所。
自分みたいに「シュルレアリスムってよく聞くけど、実はあんまり知らないなあ」ぐらいの興味の人間が読むにはちょうど良かった。シュルレアリスムに絡めて、メルヘン、ユートピアについても語っており、そちらも興味をもって読めた。
というよりも、個人的にはユートピアの項が一番面白かった。そういう意味では、シュルレアリスムの入門書としては失敗してるかもしれない(笑)
シュルレアリスム、メルヘン、ユートピア、この3つの用語全てにある程度興味がある人になら間違いなくお勧めできるが、真剣にシュルレアリスムを学びたい人は別の本を選ぶべきかな。
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とりあえずラーメンズでもふかわりょうでもないらしい。
【目次】
Ⅰ シュルレアリスムとは何か
Ⅱ メルヘンとは何か
Ⅲ ユートピアとは何か
あとがき
解説にかえて
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シュルレアリスム、メルヘン、ユートピアについて大した予備知識がなくともすんなり聞ける程度のライトな感じで語った講演をまとめた一冊。
全体的にシュルレアリスムと絡めていくというスタンスではあったけども少し重点的に語って欲しかった感はある。
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これは面白かった!シュルレアリスムについては本当に概要しか知ることが出来ず、十分に理解したとは言えないが、そこから広がりを見せ、メルヘン、ユートピアから様々なことを知ることが出来た。この一冊からさらに本の広がりを持つことが出来ると思う。
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博覧強記の著者が、文学や美術に留まらずメルヘンやユートピア思想に材を取って、シュルレアリスムの解説を試みた書。シュルレアリスムに対する基本的なイメージはつかむことが出来た。
「理性を介さない裸のままの自我/世界」(=超現実) i.e. 存在の全体性 を志向し、それを現前させようとする芸術運動。自らの理性を解除して生(なま)のままの世界に向かおうとする「自動記述」や、世界を覆う理性的秩序の被膜に驚異と共に裂け目を入れようとする「デペイズマン」(一種の異化作用)など、多様な実験的手法を試みた。非/前理性的な夢・無意識・狂気・幼児性・未開原始文化・オカルティズム etc. への関心を有する。
個々の話に対する独立的な興味はそそられるものの、思想的なレヴェルでは、僕はシュルレアリスムに対して魅力を感じない。しばしばダダは美術史に於いてシュルレアリスムの露払いに貶められている感があるが、思想的な徹底性という点では、寧ろシュルレアリスムこそダダの中途半端な後退形態といえないか。勿論、シュルレアリスム運動の芸術領域に収まらぬ広範な影響力、及びそこから生まれた多くの魅力的な作品に対する評価は別にして。
シュルレアリスム画家として分類されるマグリットだが、その作品に顕われる彼の「自己意識」に対するアイロニカルな構えは、多分にダダ的ではないか?