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絵本のような「こども哲学」シリーズの中の1冊です。
全部は持っていませんが、子供時代に学ぶべきことを身につけられずに身体だけオトナになってしまった自分自身を振り返ってみて、素朴な疑問がまだまだ自分の中にあふれかえっていることを知ります。
頭の中を掃除した後のような、新鮮な気持ちにもなれますね。
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こども哲学という名の通り、自分について、人生について、世界について子供達が向き合う絵本です。
大人が当たり前と思っている常識は、子供にとってまだまだ非常識な事なんです。そのことを子供達に説明しても理解できない大きな原因はそこにあるんです。
この本は自分たちで考えさせるにも活用できますし、説明するにもわかりやすく理解できる絵本になっています。
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自由についての原点を改めて考えさせられました。自分に迷いのある時に読むと、不思議と肩の力が抜けて楽になる感じがしました。
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「自由」ってなんだろう。
自由ってしたいことなんでもできる?
みんながいると、自由にできない?
おおきくならなきゃ、自由になれない?
ろうやのなかでも、自由でいられる?
だれにでも、自由に生きる権利があるの?
自由ってなんの役に立つ?
チビくんが授業で自由について書いた意見があまりにもショッキングだったので、一緒に読んでみようと借りる。
けど、はあー?ってペラペラめくって終了。
押し付けたくもないし、今回は引き下がるぜ。
「自由」に対しての意見に「そうだね」「でも」とその意見から考えられるシュチュエーションを見せることで、どんどん掘り下げいく。
イラストが可愛くコミカルなのに、内容が深い。
「自由」ってなに?って聞かれたら、返答に困るよね。チビくんに自分の言葉で説明ができるように私も考えたい。
考えたくなる絵本。
「みんなの自由ときみの自由、どっちがだいじ?」
おまけとして付いている重松さんの「不自由」な幸せだけはチビくんに読ませた。
「これは納得」S11だって。
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次女が小学校の図書室で借りた本。
「自由って、なに?」を考えるために6つのカテゴリー「意志」「みんな」「おとな」「囚人」「けんり」「やくわり」から考えるもの。
子供向けだけれど大人の我々もはっとさせられる。
●意志:意志でどうにかなることとならないことを見極める。自分を見失わない。
●みんな:みんなと一緒に生きることのいいところと嫌なところを考えてみること。ぼくの自由を邪魔しているのはぼくかもしれない、と気づくこと。
●おとな:自由って何なのか、それは一生をかけて考えてゆくことなんだって、頭にいれておくこと。明日のことを気にする前に今を思いっきり楽しむこと。
●囚人:自分のしたこととそのせいで起きたことに責任をもつこと。人生のどんな波にもうまくのれるようになること。
●けんり:不公平があるって事実をまっすぐ見つめて、それでもあきらめずたたかうこと。
●やくわり:みんながあれこれ考えてきた大問題には生きてゆくための役立つヒントがつまってるんだと気付くこと。いつでも自由が一番大事なわけじゃないんだって、あたまに入れておくこと。
作家の重松清さんの『おまけの話』もとても良かった。
「自由」について考えるための「不自由」についての話。若い頃に自殺された友人や、ご自身が父親になったエピソードより……
生きていると嫌な「不自由」もたくさんあるけれど、気持ちのいい「不自由」だっていくつもある。
そんな「不自由」を楽しんで味わって生きていける「自由」もある。
「不自由」もそんなに悪くない。
重松清さんの書く小説の根っこにあるのはいつも同じで、「不自由」もあんがい気持ちいいものだよ、ということばかり書いている、という。
子供向けに書かれているため文章もとてもシンプルで、そのため心にズシリと刺さる文章が多かった。
子供と一緒にとても大切なことを教えてもらった。
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La liberte, c'est quoi?
https://www.asahipress.com/bookdetail_digital/9784255003832/
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA81453333