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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.7

評価内訳

24 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

日本のあるべき成長の姿とは

2012/01/12 04:36

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書で著者は言う。
『経済構造の抜本的改革、とくにサプライサイド改革を重視する構造改革派と、金融政策によって緩やかなインフレを実現し、デマンドサイドからの回復を目指すべきとするリフレ派の角突き合いばかりが焦点化されている状況はよろしくない。』
 なるほど、とも思う。確かに、今のデフレ・円高経済状況を脱するには、様々な手段の組み合わせと柔軟な対応が必要なことは言うまでもない。
 事実、ここで筆者が言う「リフレ派」と呼ばれている人たちでさえ、供給側の改革、構造改革が不要と言っているわけでは決してない。ただし、そこに向かう手段と時期を誤ってはいけないと言っているに過ぎない。
 右か左か、正か負かといった議論はすべきではない。
 しかし、だからといって、この構造改革派とリフレ派の“対立”、サプライサイド重視かデマンドサイド重視かの“対立”をあいまいにすることも問題である。
 ここまで長期間、日本の経済を“悪く”してきた原因の追求は決して怠ってはならないことだからだ。歴史の検証と後世への継承は、今に生きる世代の義務なのだから。
 そして、あの“失われた10年”以降、さらに現在まで長期間、日本の経済を“悪く”してきたのは、この対立構造から見た場合には、明らかにサプライサイド重視側、構造改革派にある。
 一時期の外需頼みの「庶民にはまったく縁の無い」好景気期間を含め、日本は超長期にわたって内需が押さえ込まれている。そしてこのことへの対策が必要な時に、サプライサイド側の改革(それも決して正しい対策ばかりとも思えないが)ばかりに着目していたツケが、今の日本の貧困な経済状況なのではないのか。
 まずは、需要喚起のための政策発動による労働環境の創出が、今からでも早急に望まれる。
 そして、このような時だからこそ、日本のこれからの成長のあり方といったものを明確にし、認識しておく必要がある。
 日本の進むべき“成長の姿”についての議論の一つに経済成長重視の姿勢をとるか、脱経済成長の姿勢をとるかの問題がある。
 本書の著者は指摘する。
『反成長パラダイムに関しては、高度経済成長の陰で、公害や交通事故が増大し、マスプロ化やオートメーション化が人間疎外を深めたという、あまりエビデンスベーストではない実感や予断から逃げられないのでしょう。』
 経済成長に伴う負の側面、ここでは著者が触れていること、さらには地球環境への負荷増大の問題を含めて、もっと議論されてもよい。

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紙の本

悪いインフレの今だからこそ読んでおきたい本

2024/03/29 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、勝間さんが主張してきた脱デフレ政策を後押しできればと、開かれた緊急座談会をまとめたもの。

金融政策は、やる気になればいつでもできるのに日銀も政府も脱デフレ政策を怠ってきた。

現状認識をして、対策を立てて実行に移すまで本当に日本が耐えられるか心配であるが、この本の中には、簡単にできる対策が並んでいる。

確かに高い給与を安定してもらっている人たちにとってはデフレは笑いが止まらないだろう。

ただし、搾取され続ける若者たちが、いつまでも大人しいとは限らないし、何よりそういった人たちの数が増えれば社会保障は崩壊せざるを得ない。

座談会の参加者はみんな高収入だと思われるが、そんな彼らがデフレのうまみを享受するのではなく脱デフレを真剣に議論しているところが問題の深刻さを物語っているのではないだろうか。

いつもながらの鋭さの勝間さんと宮崎さんに経済学者の飯田さんが理論を提示する。

とても分かりやすい本になっていると思う。

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2010/02/20 09:10

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2010/03/01 20:02

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2010/03/03 16:59

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2010/05/21 21:48

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2010/07/23 22:25

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2010/07/25 10:44

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2010/10/24 11:55

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2010/09/18 13:42

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2010/10/04 15:57

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2010/11/22 00:47

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2011/02/12 17:37

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2011/04/11 21:45

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