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警視庁の黒田と過疎の村の刑事日菜子の遠距離恋愛物。
恋愛にどっぷりではなく、お互いに刑事という仕事に真摯に取り組んでいる様子は好感が持てるし、なかなか進展しない、じれったい感じもなんか好き。
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桃色東京塔というタイトルに惹かれて、読んでみました。
柴田よしき氏、最近好きな作家さんの一人。
女性ならではの繊細な心の描写が好き。
刑事モノ、そして失敗から立ち直って行くというストーリーが最近読んだ廃墟に乞うと被った。
乳がん撲滅キャンペーンの一環としてピンク色になった東京タワー。
最近で言えば、国連の日?か何かに青色になってたよね。見に行きたかったんだけど、結局見に行かなくて、そして何故か青色になった次の日に一人で夜にドライブして東京タワーを見に行ったんだよね(笑)
私は、東京で生まれ育った人間として、東京タワーとか見てると心が落ち着くけど、まぁ感性は人それぞれだからね。
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本庁の刑事、黒田と、田舎の刑事、日奈子。
事件がもとで知り合うふたりを中心にした連作。
…刑事ものと見せかけて恋愛もの!?(笑)
さくっと読めて面白かったです。猫かわいい。
「そうだといいけどなあ。俺たち、ふたりともかなり頑固だろう」
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警視庁で着実にステップアップしていたのに
一つの失敗で立場と自信を喪失中のノンキャリアの男と
過疎の村で刑事を勤める女が出逢い
様々な事件で結びつき、揺れ動く。
そもそもの事件がハッキリ明かされないのが気になった。
仕事や家庭でそれぞれ大きな傷を負っている大人の男女ゆえ
次の恋が始まりそうでなかなか始まらないもどかしさはよいが
事件がどれもやるせないものばかりで
滅入ってる時期に読んだので少々重たかった。
【図書館・初読・5/26読了】
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ノンキャリアながら順調に出世していた警視庁捜査一課の黒田岳彦だが、ある失敗が元でコースを外され、挫折感に苛まれていた。やがて、事件がらみで協力を仰いだ所轄の捜査課係長小倉日菜子と心を通わせるようになる。
収録作品
「朱鷺の夢」
「桃色東京塔」
「渡れない橋」
「ひそやかな場所」
「猿町の午後」
「夢の中の黄金」
「輝く街」
「再生の朝」
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警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦は、ある事件の捜査でI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子と出会う。過疎の村で働く日菜子は警官の夫を職務中に亡くしている未亡人で、東京に対して複雑な思いを抱いていた。捜査が進むなか岳彦と日菜子は少しずつ心を通わせてゆくが、あらたに起きるさまざまな事件が、ふたりの距離を微妙に変えていって…。異色の連作短編集。
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出世コースから落ちた男刑事と、未亡人となった女刑事の話。交互にそれぞれの事件とそれぞれの視点からの話が書かれる、連続短編もの。
まぁお決まりの恋愛系の話になっていくんだけど、クドくなくていい。
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警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦は、ある事件の捜査でI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子と出会う。過疎の村で働く日菜子は警官の夫を職務中に亡くしている未亡人で、東京に対して複雑な思いを抱いていた。捜査が進むなか岳彦と日菜子は少しずつ心を通わせてゆくが、あらたに起きるさまざまな事件が、ふたりの距離を微妙に変えていって…。異色の連作短編集。
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表題作のほか、「朱鷺の夢」 「渡れない橋」 「ひそやかな場所」 「猫町の午後」 「夢の中の黄金」 「輝く街」 「再生の朝」
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過疎の村で刑事として働く日菜子と警視庁の刑事である岳彦の物語である。事件を通して少しずつ関係性を変えていくふたりに、光あふれる東京という街に対するそれぞれの思いが象徴的に使われている。主人公ふたりが刑事なので当然物語は警察小説でもあり、殺人事件の謎解きも充分愉しめる。刑事も刑事である前にひとりの人間なのだということを、改めてあたたかく思わせてくれる一冊だった。ラストの日菜子の決断も応援したくなる。
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警視庁・黒田岳彦、県警・小倉日菜子 未亡人 連続短編
二人の独特な世界感があってこれはこれでいいかも。
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ややラブストーリー要素も入ったミステリ連作短編集。といってもトリックだの何だのがあるタイプのミステリではなく、人情の機微を描いた作品。目からうろこ、というような解決ではないけれど、数々の真相にはなんだかしんみりさせられるものが多かったです。都会と田舎の対比にもせつないものを感じました。
お気に入りは「ひそやかな場所」。彼のも彼女も、心情が痛々しくて。でどこかしらほっとさせられる部分もありました。
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警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦とI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子。
いろいろ抱えている大人の二人が出会ったが、いろいろ抱えているだけになかなか前へ進まない。
少し物足りなさを感じますが、当たり外れのない1冊となっています。
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東京と田舎で暮らす警官の恋愛模様を描いた作品。
警察物だけど、事件自体には本格性はなく、じれったいぐらいの恋愛小説。
ちょっと物足りないかなぁ。
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昨日読み終えました。警視庁の刑事と過疎の村の婦警さんとのゆったりとした関係と、今日の世情を反映した事件が絡む連作集。
この二人の今後が知りたいです
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黒田、小倉両刑事の物語。これはシリーズものだっけ。でないとしても、今後続編が出るのだろうと予感させる終わり方。全てではないが、事件の背景や見事な推理にひきこまれるところが多い。二人のキャラクタや魅かれあうところの描き方も性にあっていて好きだ。
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出世街頭から外れてしまった刑事の男と、若くして未亡人となった婦人警官の女の物語。
単調なラブストーリーではあったけど、各章ごとに展開されるストーリーを追っていくうちに、その世界に引きこまれていく感じでした。
読みやすかったです☆
恋愛事からちょっと遠ざかろうとしていた自分にとって、良い栄養になった気がします。