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昭和天皇 第7部 独立回復(完結篇)

昭和天皇 第7部 独立回復(完結篇) みんなのレビュー

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

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紙の本

人間宣言によって神格めいた逆説における命題について

2014/05/05 19:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る

先帝(畏れ多くも彼の人とは表現出来ない為、先帝と表現する事を赦されたい。)の生涯から敗戦。独立復帰への足掛かりとなるフランシスコ講和条約を通じて、独立へと向かう我が国の混迷と動乱から復興への道標を書き記した大河評伝の完結作品。

 書き連ねる事、幾千にも及ばない事例に問わず、日本史における時間軸を解りやすく表現されている。
 又、世界史の情勢から国内の動乱。不穏な政治、経済情勢。果ては文学、庶民の暮らしまでも表現しうる作者の文体を読む事は一つの快楽だ(照)。

 歴史の流れの一環として、昭和という時代を理解しつつも、戦前、戦中から戦後の激動を鮮やかに描ききる筆写にシリーズを通じて感嘆を吟じ得ない。

 「人間宣言」において、先帝は敗戦後の道義の衰退を嘆きながら皇室と国民の深い絆を説いている。
 遥か後、昭和も後期に迫る頃、「人間宣言」において、明治の御誓文を民主主義を採用した明治帝の忖度を先帝が代弁「民主主義はけして輸入のものでは無い」と、示す必要があったとする。

 戦後の日本が皇室と寄り添えた蜜月の日々は遥か昔。新自由主義や個人主義の現代が無くした「このくにのかたち」を、今に生きる私達は見つけきれずにいる。

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2014/05/14 16:58

投稿元:ブクログ

あまりに知識のないわたしが、日本の近現代史を視るのに、だれに焦点をしぼればいいか、考えたときにぱっと飛び込んできたのが、「昭和天皇」というタイトルだった。
なるほどこのひとなしに「昭和」という時代は(摂政時代の大正を含む)、語りえない、と思って、読んだ。
戦後の処理のしかた、対処について、いまいちはっきりとわからない部分もあったけど、いまだに禁忌としてあつかわれうる対象だけに、このあたりが精一杯だったのかも。

2015/07/13 22:52

投稿元:ブクログ

第六部までは出版と同時に買って読んでいたのだが、第七部が出たことに気付かず、1年遅れで読んだ。
遂に完結。これに尽きる。サンフランシスコ講和条約締結による独立回復の後も、オリンピックや万博のような国家行事、天皇の訪欧などの皇室行事などに事欠くことはないが、象徴天皇ではなく、立憲制の下であっても統治権を総攬する君主としての天皇を描くには、ここで終わるべきと著者は考えたのだろうか。そうであっても、靖国問題に関する昭和天皇の言葉・考え方など、戦後を引きずるような話については、もう少し書いてほしかったし、もう少し言えば、まだ先を読み続けていたかった。

2014/11/10 03:17

投稿元:ブクログ

「東篠たちは、私の身代わりとして、死んでくれたのだ」
 物凄い声音で、彼の人は云った。
 三谷侍従長を召した。
「私は退位したいと思う。三谷はどう思うか」
 三谷は、しばし黙考し、申しあげた。
「御上が、御苦痛だと思し召す方の道を選ばれては如何でしょう。嫌な事、辛い道をお選びになってはいかがでしょう」

 「昭和天皇」を、とうとう読み終えた。
 いったいどれくらい前からはじまったのか。もう忘れてしまったけれども、第一巻にある、信じられないエピソードや歴史的場面の書き方の数々は、ほんとうに読んでいて楽しかった。「庶民ども、これが歴史だ!」と、見下ろされている感じが逆に超面白かった。

 文藝評論家の福田和也氏なので、文学者も、たくさん「昭和天皇」シリーズの中に出てくるが、この巻では、斎藤茂吉の場面が印象に残った。P182からP183にかけてのごく短い、昭和天皇と斎藤茂吉のご進講について書かれたものだが、斎藤茂吉の全部が凝縮されてそこに書かれている気がした。
 歌人と天皇と時代の関係が、このたった二ページの数十行の文章におさまっているように思ったので、ぜひ読んで欲しい。

2014/06/09 12:32

投稿元:ブクログ

読了。
終戦から講和まで。
「戦争の遂行において、国民が為したあらゆる政治的、軍事的決定、行動に関して、全責任を負う者として、貴下が代表する国々の判断に我が身を任せる為に、ここにやってきました」
彼の人が命乞いに来るのではないか、と思ったマッカサーの危惧は完全に裏切られた。
戦後の復興はこの一言から始まったと言って過言ではあるまい。
しかしこれだけの大作なのに、終わりはアッサリ。
ちょっと寂しい。

2014/09/09 18:02

投稿元:ブクログ

【大河評伝、ついに堂々の完結篇!】著者渾身のライフワーク、最終第七部は戦後篇。人間宣言、全国巡幸、東京裁判、新憲法公布、講和条約……激動の時代はさらに続く。

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