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人形屋敷
2022/03/28 22:30
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人形を殺した」と話した直ぐ後に謎の死を遂げた女中の噂の真相を探るべく、記者の雅さんと一緒に奇妙なしきたりに従って暮らす人形のような少女が住まう人形屋敷へ赴く長めの事件で、鮮やかな振り袖を纏う日本人形が不気味で怖かったです。やりきれなさもありましたが、ラストが良かったです。
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人形殺人事件
2021/09/04 23:18
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、長編ミステリーでした。きっかけが、家賃を払えず夜逃げ中の列車の中で、偶然親友のお姉さんに会い、取材に同行するという、ちょっと情けない設定です。でも、ミステリーはちゃんと解いてくれます。頭もいいのに、なぜいつまでもビンボーなんだろう。
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殺人事件だけではなく
2017/12/31 16:28
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投稿者:Y-SHIRT - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解きは殺人事件だけではない。
日常のちょっとした、誤解や行き違い。
隠し事。探し物。みんなひっくるめて謎。
これらを解いていく祝先生の観察力と、助手のかの子ちゃんの特殊能力。
昭和レトロのきれいな背景と物語が読みやすく。
暖かい話が多いので安心して読めます。
欲を言えば、パンチのあるキャラクターがいない。。。
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本格ミステリーに
2016/04/25 23:52
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投稿者:ちのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は丸々一冊ひとつの事件のお話でまとまってます。
しかも本格的な怪奇事件。
鹿乃子ちゃんもだいぶ探偵助手が板についてきましたね~。
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作者自身も書いていましたが、今巻は日本のミステリー作品にとっては王道の旧家の謎!屋敷の主人は日本人形のような美少女とくれば、起きる事件は…定石通りでしたが良かったです。トリックは至極単純なよくあるものでしたが笑
個人的には昭和モダンガールの雅さんが最高でした。また登場するのを期待します。
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いきなり、ぐっと「タンテイもの」らしくなった第3巻。
その分ちょっと戸惑いもありましたが、
キャラクターや世界の魅力はそのまま。
やはり楽しく読めましたw。
鹿乃子くん、だいぶ染まってきたねぇ(笑)。
また日常に戻るらしい次巻にも期待です。
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“「それで…どういった件の取材なんですか?」
「「人形殺人事件」」
「それは 人形を殺したんですか?人形に殺されたんですか?」
「両方よ」”[P.17]
題材そのものはよくある感じだけど、真相が良かった。
肝心な台詞でおちゃらけたりする左右馬さんが(どうしてか)格好よく見えるのが本当好き。
また日常の謎に戻るみたいで、次も楽しみ。
“「品子さんのウソが 誰かを傷つけるウソだったら…
私はどうすればいいんでしょうか」
「あばきたかったらあばく
あばきたくなければ あばかなければいいんだよ」
「私の話聞いてました?」
「だからそれが答えなの!
君はいいウソと悪いウソがあるって言ったけど
それじゃ イネさんのドロボウを隠していた品子さんのウソはどっちだと思う?」”[P.83]
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貧乏探偵・左右馬と助手の鹿乃子がついに夜逃げ!? 行きついた先は「人形が殺された」家──。「人形殺人事件」編
今回はミステリー要素が強くて面白かった。
しかし、日本人形は気味が悪い(苦笑)
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20140601
ミステリーらしいお話でした。
人形が人形に殺されて人形を殺した、なるほどー
トリックというかなんというかの部分はだいたい思いつくものだけど、醍醐味はミステリ部分よりも、嘘を見抜く事はなんであるかと悩む鹿乃子とそれをサポートする形の左右馬先生にあるように思うので、謎とは関係なく楽しめた。いや、謎も楽しめたけど。
品子さん的な人はわりと好き。
今後も出てほしいなぁ。
で、左右馬先生はまともに働いたらイヤミでしかない頭のキレ具合だろうなと思う。
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かなり内容は本格化している。
人形殺人事件。人形が殺されたのか、人形に殺されたのか。相変わらず内容への引き込み方がうまいです。
結末は、結構早い段階で予想はついたのですが、解き明かすまでのかのこちゃんと祝先生の掛け合いがこの漫画の魅力。ただ謎を解き明かすのではない。登場人物がみんな他人を思いあって動いている、そういう心の動きが読んでいて心温まりました。
かのこちゃんのことをよーく考えている祝先生はやっぱ素敵。
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「嘘が必ず見抜ける」という下手するとチートになりうる能力が、ストーリーの展開により返って謎を深める能力となっているところがいいです。
今回の事件はかなり楽しめました。
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【レンタル】まるまる1冊1話だったので読み応えがあった。わかりやすく、切ないお話だった。でもラストではほんわり暖かくなる部分もあって、やっぱりこの雰囲気が素敵。
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万年貧乏な探偵・左右馬は夜逃げ同然に
しばし助手の鹿乃子と田舎へ雲隠れ
…しようと思っていたら
列車内で偶然知人に声をかけられ
家賃を肩代わりしてくれるというので
その旅に同行することに。
知人は怪奇雑誌の記者で
ある屋敷で起きた殺人事件を取材するのだという。
そこには両親に死なれた若い娘と使用人
娘に瓜二つの人形が暮していて…。
横溝的な何か(笑)
大当たりですよ、この雰囲気。
でも、ハッピーエンドだし。
(大きくとらえればね〜)