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まずまず。
スピーチを集めたもの。
日本の決意と言うより、安部総理の決意。と言うより、思い。
総理大臣を二回やった唯一の方。
本で読むとスピーチの完成度の高さ、分かりやすさがよく分かる。
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著作というよりは、各国でのスピーチ集といった感じで。
安倍政権の、2006年からのブレナイ軸が浮びあがってきます。
個人的には、非常に面白く感じた一冊でした。
基本的に、第二次に入ってからのスピーチ集となっていますが、、
一つだけ第一次政権時のものが収録されています。
“私は(インドの)皆様が、日本に原爆が落とされた日、
必ず決まって祈りを捧げてくれていることを知っています。”
平成19年、インドの国会で総立ちの拍手で迎えられたと、「二つの海の交わり」。
この時の外相、麻生さんが提唱した「自由と繁栄の弧」、
安倍総理の提唱している「セキュリティ・ダイヤモンド」、、
そして、それらをつなげての「地球儀外交」。
“我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す「現実」から、
私たちは、目を背けることはできません”
実際にスピーチがなされた“国”をつなぐと、みごとに繋がっています。
それは、冒頭に収録されている地図からも見れて、
“地政学”というのの面白さと、重要さが伝わってきます。
精力的に“普遍的価値観を共有できる国々”との外交をこなしているな、とも。
こういった航跡と航跡を、産経以外のメディア(フジも含めて)が伝えようとしないのが、
なんともわかりやすいですけどね、、ほんと、どこの国のメディアなのかとも。
さて、今年はどのような広がりを見せるのか、楽しみです。
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『人の苗床となり、太陽となるのは、教育と自由である、それなしにいかなる改革も成就しない』
ホセ リサール