紙の本
鯨統一郎氏が読者に贈る一枚のコインが紡ぐ、不思議で少し心が温まる物語です!
2020/09/13 13:38
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「早乙女静香」シリーズ、「とんち探偵一休さん」シリーズ、「週刊ワード」シリーズ、「サイコセラピスト探偵波田煌子」シリーズ、「桜川東子」シリーズ、「タイムスリップ」シリーズなどの話題作を次々に発表されている鯨統一郎氏の作品です。同書は、会社を継がせようとする父親と対立し、自分の夢を実現するために、家を出た社長令嬢を中心に繰り広げられる物語です。父娘喧嘩の際、煤けてしまった五百円玉が、人々のポケットを渡り歩き、それぞれの人生の岐路に立ち会います。そして最後に辿り着いたのは一体、どんなところだったのでしょうか?一枚のコインが紡ぐ、ハートウォーミングで、ちょっと不思議な7つの物語です。
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たしかにコインは、登場人物の間を巡ってますが。
2014/05/08 22:36
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投稿者:44まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
唯一、テキヤの兄ちゃんが「幸せのコイン」めいた話しをするのみ。コインは只の経済活動の中で『日常的な関連がない』登場人物の間を巡るだけ。巡らせる物は、コインで無くとも良いような感が。もう少し登場人物どうしで『幸せのコイン』を切欠に、関連性が産れWinーWinなクロスオーバー的幸いが巡って来る様に表現して頂きたかった感想です。
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ライト感覚であっという間に読むことができた。
1枚の500円玉が出会う人たちの物語。
終盤、作品間のつながりが見えるようになってから
面白さが加速した感じ。
ラストも好き。
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父の反対を押し切り,花屋を開業した奈緒.そんな矢先,その父が他界してしまう.奇しくも遺品になってしまった暖炉で焦げた1枚の500円玉.そのコインが,人々のポケットを渡り歩き,それぞれの人生の岐路に立ち会う.7編からなる短編小説.コインを題材にした物語で真っ先に思い浮かぶのは,ジャックフィニーの「夢の十セント銀貨」.その強烈な印象が残っていたので思わずタイトル買い.ストーリとしては目新しいものは無かったけど,ほのぼのとしたハートウォーミングな作品.疲れているときにどうぞ!!
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む〜ん...(^ ^;
この人の「独特の文体」は、
こういう一般の小説には向かないなぁ...(^ ^;
「邪馬台国はどこですか」とか「タンタンシリーズとか」
「地の文でのツッコミ」が面白い作品にはよいのだが...
「一般の小説」として読もうとすると、
何というか説明臭いというか粗筋っぽいというか...(^ ^;
ストーリー的には、鯨氏にしてはヒネリがないし...
む〜ん...今ひとつ(^ ^;
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ほのぼのとした連作集。図書館で借りたのだが、久々にダイナミックな乱丁に出会ってしまった。おかげでラスト2篇の後半と前半は未読。返却の際、図書館の人に説明したけど、私の前に借りた人はどうしたんだろう。
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さらっと読める連作短編集。ハートウォーミングな…って紹介にあるけど、各話の主人公に向けられる悪意が意外と怖かった。最終話はちょっとモヤモヤした(^^;;
熟年夫婦の話が一番好き。
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図書館返却本、一枚の焦げのある500円が繋ぐ、短編ストーリー。スタートの花屋の店を始める社長令嬢の人の良さに呆れ期待外れでした。
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借りて読んだ本。
煤けた500円が人から人へ渡り歩き、その500円を手にした者の7つの物語。
300ページ内に7つの物語だから、ひとつ一つが非常に短い物語。
短い物語のなかで起承転結するから、感情移入する前に物語が終わってしまう(汗)
さらっと読める本。
最後の話だけ、事態が解決しないまま終わってしまったような気がする。
7つの物語で500円は当たり前の共通項だが、その他に植物も共通項である。ちょっと不自然なくらい。
まぁまぁ、楽しめる。という作品でした。
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表紙とタイトルが気に入って買った作品です。内容としては短編で構成されており、1つの500円玉が短編ごとに違う人に渡っていって手にした人は幸せになるというもの。読みやすかったが、1つ1つの話にボリュームが足りなかったかな。最後の短編で今までの短編の登場人物が色んな形で登場したのは良かった。
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この連作短編集の主人公たちは、ただ同じ煤けた500円玉を持っていただけではなく、なにかを買うために使った、つまり行動したから幸せをつかむことができたのである。ひいては消費活動を通じて経済を回さなければ景気は回復しない…、とは一言も書いてない良い話。
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文章のテンポがあまり良くなくて、特に会話の部分、なんだか流れるような感じがしない。
オムニバスで最後に一つに繋がるのはいいんだけど、一つ一つの短編がイマイチ。
よくもなく悪くもなく…。鯨さんということで期待しすぎました。
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七つの短編を収録。共通して出てくるのは“煤けた五百円玉”で、これは冒頭の短編で出てきた五百円玉が各短編に登場します。各短編、いずれも人間の嫌な面を強調していて、ちょっと読むのが辛かったり。まずまず楽しかったです。
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「煤けた五百円玉が紡ぐ」とあるが、ストーリーに五百円玉が全くと言っていいほど関係ない。
申し訳程度に煤けた五百円玉の描写が各短編にあるくらいで、煤けた五百円玉があろうとなかろうと、物語として普通に成立する。
しかも、その各短編は「ハートウォーミング」とは言い難いいものが多く、短編自体のストーリー性も魅力的ではない。
離婚届の話は良い話だったけど・・・。
説明が難しいが、文章も読んでいてあまり入ってこない。あんまり書き方が上手くないからだろうか。。
この小説は全くおススメできない。
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ハートウォーミングな物語集だと思って読んでみたのですが、ひどい。「どこがハートウォーミングストーリー」なのでしょうか?ミステリーの方がいいよね…。そっちに期待します。