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再読
アンソロジー等に掲載された中短編を集めたもの。
あまり印象に残らない。
2014.5.28
再読。
淡々と読みやすく、人生に前向きな短編集。
結婚を逃げ道にしないところが好きなのかもしれない。
2012.5.28
未収録の作品を集めた短編集。
20〜30歳代の恋愛もの、前向きのラストは、昔大好きだった唯川恵の作品達と共通する。
どんなに大変でも収入が減っても夢を叶える生き方を選べられればいいけど。
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人生は「こんなはずじゃなかった」との戦い、というコピー通り・・・。短編でいろんな恋愛の形が書かれている。カラーのイラストがところどころに。
ほんとうに、こんなはずじゃなかった、という思いばかりで、なんだか身にしみるというかそうだよなぁと思ってしまうところもけっこうあって、そのことにまた自分で怖くなったりする。不満じゃないと思っていても、無意識のうちに抑えてる気持ちがあるんだろうか・・・。
結婚相手と信じて付き合ってきたのに、別れを切り出されたり。不倫のすえ相手を得る代わりに、いろいろなものを失ったり。女友達と自分を比べてしまったり。
そういうことをこらえて、生きていく。それが強さということなのか。
ヴァニティ、虚栄、みえっぱり。それがプラスになることも、ある。
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2014/10/27読了。
装丁に引かれて購入。
「こんなはずじゃなかった」
そんな現代を生きる女性たちの毎日。
社会に進出していく女性たちだからこそ、誰もが心に抱えるであろう本音と建前、そして虚栄。
どのストーリーもそういった心の葛藤に沿ったものばかりで、ある意味極々普通な流れ。
だけれども、ひとつひとつの作品の登場人物がどこにでもいる平凡な女性たちだからか、リアルさが感じられて中弛み感はあまりない。
そしてその登場人物たちが身近に感じられるのも、自分の中にもやはり虚栄が存在しているからなのだろう。
「こんなはずじゃなかった」
そう思いたくなくても思わざるを得ない時は必ずある。
でもそれをどう受けとるか、どう向き合っていくか…
私たちの中にある「虚栄」は、自分の嫌な面を突きつけてくる分、新しい一歩をきっと踏み出させてくれる。
この小説は、今の自分に納得できない人、今の生活に満足している人、未来に向かってこれから先を進もうとしてる人、いろんな人の心の中にある「虚栄」を、きっと優しく包んでくれると思う。
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女の葛藤にどの話を読んでも共感共感共感。
仕事もしたいし恋愛もしたいし結婚もしたい。私って何なんだろう。
今の彼とは?仕事がつまんないのは?あの子もこの子も私以外は幸せそうに順調に見えて何となくもやもやする心。
誇りに思えるものを持ちたいな。
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唯川さんらしい文体がスラスラと
読み進めることが出来ました。
共感できるところもたくさんあり、
もう少し自分の生き方見つめてみようと思えた
一冊でした。
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水色に金色の帯というカバーが素敵で思わず手に取りました。
14作のショートストーリーは女性が主人公でどれも悩んだり躓いたり、誰かしら共感したりできる読みやすい物でした。
個人的にはそういう女同士の見栄の張合いや探り合いは嫌いです。でもありがちですよね。わかる部分もあります。
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電車の中で読むのにちょうどよかった。
緩やかに話が流れていくものの中に、彼女の躓きや、婚前のようなややドキドキするのもがあってよかったと思う。
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「こんなはずじゃなかった」という女性たちが織り成す短編小説。
①一見仲良く見える友達と自分は実は心理的な主従関係がある。いつも相手より”格下”にみせることで友達を安心させなければならない。ちょっとでもいい部分を見せるとカレシをとられる・・・。
そんな二人の関係を逆手にとり、”格下”の女があえて相手のカレシと交換させるよう仕組むのは面白かった。(でも結局どっちもどっちな男だった)
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表紙が綺麗で購入。作品事との挿し絵がまた良かった。だけど肝心の内容はどの話も似たような感じだったのが残念。最初の話はぞくりとし期待したんだけどな。
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短編集。女性なら一度は感じた事はあるであろう微妙な人間関係だとか、感情の機微がリアルに描かれていて、何とも共感。女という生き物はなんとややこしいものか、と思う今日この頃の私に刺さった一冊でした。
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今読んだからこそ、共感しまくりの一冊。
こんな、虚栄にとりまかれて生きてたなーと思った。
女が、頭の中でぐるぐる考えてることがよく表現されていた。
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表紙に惹かれての即買い。
久々の唯川さんだったけど、ガツンときた(笑)
なんてリアルな女子達。どの子もいつかの自分かもしれない。それは過去か、もしくは未来の。
短編集だったので最後まで一気読み。ほんと、おもしろかった。
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いろんな状況と気持ちの詰まった本。
日常にアリアリな内容に、あっという間に読了。
前向きな話ばかりだったから、嫌な気持ちになることもなく、すんなり読めた。
お気に入りは『手のひらの雪のように』『婚前』。
雑誌感覚で読めるのが手軽で良いと思った。
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女性達が主役の短編集。
登場人物皆それぞれ、性格も違うのに登場人物全ての気持ちが何となくわかる。
あ〜あるよね、そういうの…。
どの話もそんな風に感じた。
ただ、現実は何ら結論が出ずそのまんま終わってしまったり、うやむやになってしまう事の方が多いけれど、物語だけあって1話1話どんな形であれ結末があるので読み終わるたびに満足感が得られた。
読んでいて楽しかった。
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7月5日
私の中では恋愛小説といえば唯川恵さん。
なんだか切ない気持ちを久しぶりに味わいたくなって、購入。
大好きな 消息 が収録されていた。
呼べずに呼べずに時が行き
電車はカーブで煙った点になる