紙の本
夢からの越境者
2017/03/07 20:21
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
桐島佳奈江の話は本当に怖かった。夢の中の存在のはずが現実へと侵食してくる恐怖は只事では無い。周囲の誰も覚えていないお寺の話といい 郷内氏は現実にいたのか それとも夢の中にいたのか。わからないのが怖い。
紙の本
ハードボイルドホラー私小説
2017/08/12 20:17
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投稿者:怖がりの実話怪談好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
拝み屋を営む作者の体験する怪異の数々は強烈で読者はその無事を祈らずにはいられない。小説としての完成度も高く、かなり疲れる内容だが読み進めずにはいられない。
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http://takotakora.at.webry.info/201406/article_4.html
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何の変哲もない点が逆に恐怖を感じる「一枚の写真」、子供の名付けには慎重さが求められる、という警句めいた「不許可」、そして、夢の中だけのはずだった人物が現の中に現れて著者を苛み続ける、現在進行形の怪異「桐島加奈江」など、自身のものから依頼者から許可を得て頂いたものまで、拝み屋を営む著者がこれまで見、聴き、体験した怪異を怪談に仕立て上げた、良質の実話怪談集。一般的な「怪談」の範疇に収まる話もあれば、拝み屋だからこそ採集できる話もあり、なかなか読み応えのあるものになっている。
美術学校の出身ということで、幽霊画や妖怪画を模写したり、目撃した怪異をスケッチしたりすることもあるが、残念ながらそれらは作中には掲載されていない。いずれは掲載してほしいものだ。
密度の濃い怖い話を求める人に、ぜひこれは薦めたい。
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東北で拝み屋を営む郷内氏が実際に体験した、拝んできた、又は見聞きした怪異が72本。霊能者とは一線を引いた視点での怪との接し方が巧妙な文であらわされています。
(いなりさん)
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桐島加奈江に尽きる第一作。
取り巻きの子供たちは、死にぞこないではない子ども達なんでしょうね。
久々に心底ぞくぞく怖い話が連続する実話怪談集。
拝み屋という商売柄でしょうか、絡みついてくるような怪談が多いです。なにかしら経験した怪異を相談しに来る商売なので、被害があった話しが多いのでしょう。
怪談蒐集家よりも、商売上えぐい話が集まってくるのでしょうね。「なまなりさん」のような。
「誘導」や「鬼籍の石」がそれらだと思います。
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様々な怪談を収めた怪談集。本当に短いお話が多くて、ちょこちょこ読むには良かった。粒ぞろいの短い話だけどしっかり怖いところが百物語のようで、次は次はと読み進められた。
加奈江の話はインパクト大。長いからかも。
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東北の某県で実際に「拝み屋」を営む作者が、その仕事柄見聞きした怪異を、怪談に仕立てることで、いわば怪異の供養をするという仕立。
つまり実話怪談だ。
なかには、作者自身が体験した怪異も多数含まれており、リアリティが高い。
背筋がぞくぞくっとするものもあれば、ただただ幻想的で美しいものもある。
しかし、怖ろしい話の白眉は、作者自身が体験している、ある少女にまつわる一連の怪談だろう。
死者とも生者ともつかぬこの少女は、美少女であり、かつ、からくり人形の仕掛けのように、一瞬にしてある怖ろしい表情に変わるというところが、もの凄くおそろしい。
つまるところ、たとえ怪異であっても、それが「死霊だ」あるいは「○○の呪い」「××の幽霊」と結論づけられると、恐ろしさは減じる。
事象だけがあり、それが全く何かわからない、しかも危害を被る可能性大というのが、最も怖いのだ。
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怪談好きにはオススメの短編集。読んだ話を誰かに聞かせたい。娘に話したいけど、絶対嫌だというので、私の中に封印。
テレビドラマも面白くて、本の内容が忘れられなくなる。
めでてぇなぁ
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最近はホラー続き。
こちらもオススメしてもらった1冊。
実話系怪談。
シリーズの1作目。
初めは大したことないな、と思っていたけどジワジワと怖さがくる。
短い話が多かったので、隙間時間に読んではゾワゾワ楽しんでました。
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心霊の怖さ。
不思議な怪異って色々あるんだなぁ。と思いました。
加奈江さんが気になる。あの人は一体何者?
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『拝み屋』さんが語る実話怪談集…(゚ロ゚;ノ)ノ
怖いんですけど…(-_-;)
著者は、宮城県の山中で『拝み屋』を営んでいるそうです。
お盆はやはりお仕事が多いそうで…。
そんなお盆に、この本を読んでおりますが…。
そんなエピソードが、怖さ倍増させています…:( ´꒳`;)
お祓いした後に、この話をもらって良いかと尋ねると、惜しげもなく提供してくださるそうです。
拝むお仕事で見聞き体験したお話を怪談として『仕立て』手放す。
禊のつもりで収録された怪談話は、日常でふと起こりそうな話も多く、鳥肌が立ちます。
怖いので背中を何かにピッタリくっつけて読んでいます(^▽^;)
特に怖い話は、
・『桐島加奈江』シリーズ
・『誘導 陰・陽』
・『奇跡の石』『喪服』『不明熱』『無防備』『境界線の欠落のある風景』『始末』『ある人形と、花嫁の話』『花嫁を見る』(奇跡の石以降最後まで)
これらの話、全部後半に収録されているのですが、前半を読んでいた時は、実話怪談独特の怖さ程度で、多少舐めてました(^▽^;)
内容紹介はやめておきます。
短い話ばかりなので、全く知らない方が楽しめると思います。
著者がどのような経緯で『拝み屋』になったのかが気になる…。
この本では、まだ分かりません。
次巻『拝み屋郷内 花嫁の家』続けて読みます!
次巻は、めっちゃ怖いらしいので…:( ;´꒳`;)
とりあえず一息ついてから……読みます笑
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集中して一気に読み切った!
拝み屋郷内の処女作
本作の見どころはなんといってもかなえ!
もはや出てくるたびに心がワクワクしてしまった
口の悪さはこの頃から健在でみるたびに笑える
今まで読んだ作品の中で一番奥様が登場されてたような気がする
1作目から全部買って順番に読んでいこうと思ってる
半分まで集まったから書いながら読んでく…
次は大名作「花嫁の家」!