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フランス人の不思議な頭の中

フランス人の不思議な頭の中 みんなのレビュー

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紙の本

新たなフランス観

2014/09/10 23:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まい進 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本はフランスへの「憧れ」を消し飛ばしてしまうだろう。
男も女もリベルタン(好色)で、「グルメ」というより「グルマン」の国。
その代表格が歴代から現代までの大統領達。
優雅なイメージとは裏腹な「勝つことにこだわる」「ケチな」国民。
それでも、この国、国民は「自由、平等、博愛」にこだわる。
決して生半可なスローガンではない、と数々のエピソードが語られる。
二十数年に亘る駐在の筆者ですら「良くわからない国」という。
筆者には到底及ばないだろうが、訪れて、もっと深く知りたいと感じた。

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2016/05/23 20:31

投稿元:ブクログ

 フランスと言うと、美食、芸術、ファッションが浮かんでくるがそれだけではない。国なので、政治、経済もある。なんといってもフランスは農業大国で、原子力発電、宇宙、TGVのような技術の面でも目立っている。


 そんなフランス人の頭の中はどうなっているのか。次の章から構成されている。


 1.フランス人は好戦的
 2.悪口を行ってはいけない三偉人
 3. エリートが牛耳る国
 4. 男も女もリべルタン(好色)!?
5. 永遠の克服課題
 6.移民大国の悩み
 7.治安悪化と人権問題
 8.バカンスの功罪
 9.美食大国は一日にして成らず


 フランス人は、勝利に対する執念があると聞いて、そうなのかと思った。それは、オリンピックでフランス人選手がメダルを取ると喜ぶ、特にアメリカ人選手やイギリス人選手に勝つと喜びが倍増するようだ。


 著者も指摘しているが、あの「マルセイエーズ」という国歌は、フランス革命の時期に生まれた歌だけに好戦一色。こういうところからアドレナリンが分泌されて勝利への欲求が高まるのだろうかふと思った。


 好色と言えば、支持率が低く目立たない現職のフランソワ・オランド大統領。それでも世界で話題になったことがある。それは護衛官のスクーターに乗って、愛人の女優の所に密会した写真を週刊誌に取られてしまった。でもそこはフランス。アメリカや日本のように「清く正しくない」ので、有権者やマスコミから辞めろコールが沸き上がらない。きっとうらやましいと思った政治家の先生方がいるのは想像に難くない。


 アメリカに関するどちらかと言うとゴシップの情報を町山智浩が「言霊USA」という連載を週刊誌で連載していて、それをまとめた本が売られている。誰か、「言霊FR」と言う本を書いてくれると面白いなあと思った。もしどこかの出版社から出版されたら、フランスでも「アバンギャルドな人」がいて面白いことをしている人がいそうなので期待が持てる。

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