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紙の本
やっぱり音楽理論の独学は難しい
2020/07/08 07:17
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
音楽理論を対位法から和声法へと、クラシックからジャズ、ロックへとという方向で説明する本である。まずは、対位法により、下の音を示して、上の音を作っていく課題を解説している。最初は完全5度か完全8度。最後は完全8度で、完全5度や完全8度は一度使用したらそのときの倍の長さを経過させなければもう一度使えず、また上下同じ方向で完全5度や完全8度に到達する並達5度、並達8度を禁ずる。その他、同じ音型を繰り返さない、跳躍は短6度まで、どこかで折り返すなどのルールがあるようだ。パズルのようだが、ルール全部がわからないと、課題を完成させるのは難しいし、ルールが全部示されても困難だろう。ただ、これが基本となって和声を考えていくようである。
ジャズのところまでくると、ポップスに近い印象を受けた。ツーファイブはおなじみの進行だが、このドミナントモーションはジャズのところまできて登場する。また短9度の関係を含むテンションはアボイドノートというのも他で聞いたことがあるものだ。
全体的に、CDを付けて、なんとか説明しようとしてくれているという印象を受けた。しかし、やはり音楽理論というのは難しいものだということを思い知らされたともいえる。
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