紙の本
万人向けというわけにはいかないでしょうね
2016/07/17 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
ことば遊びでしょうか、はまる人には面白いのでしょうね。私はこの手のことば遊びなら円城塔氏の作品の方がはるかに好きです。
私の好みととしては、物語自体の話としての面白さが際立っている作品が読んでいて一番楽しいです。
投稿元:
レビューを見る
2話目を読み始めたところで「?」って思ったけど理解してからは面白く読めた!
平行線上で話が進んでいく感じ
最終話はすべてがまとまってて
こんな感じになるのか!って驚いたり
話が全部つながったりで
すごいなーって思いました。
恋愛小説でもあるんだろうけどその恋愛の部分の出しかたも普通と違ってていいよね
投稿元:
レビューを見る
途中挫折。なんとか我慢して第一話100ページは読んだが、もう無理です。「夜は短し・・・」も10ページ行かなかったが、俺はこの作家さんとの相性はまったく良くないようだ。どんなに売れてそうでも、もう近付くのはやめよう。
投稿元:
レビューを見る
構成に気づいてから面白くなってくる。
くり返しでてくる文章にニヤニヤし、最後もそのせいでニヤニヤする。
個人的に「夜は短し」よりオススメ
投稿元:
レビューを見る
運命の糸は、やはり、赤色でなくちゃならない。
森見さんちの大学生は、本当に、妄想力たくましい。
投稿元:
レビューを見る
並行世界ものとして面白いが、何より思うことは
人生に選択肢は数多くあるが、その選択肢が違っても同じ結果かもしれないという
誰しもが一度は思う思いを描いているんだということ
学校、部活、サークル、就職など人生の選択に謝ったのか否か
この本を読んでSF的に考えるのも良いだろう
ものすごい平文で読みやすいのも特徴
投稿元:
レビューを見る
森見さんの二作目。4編の短編のうち、3つ目までを読んでいる段階では、映画サークル「みそぎ」、何かの弟子、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密結社「福猫飯店」の4つのうち、1つを選ぶとどうなるか、というifの話と思ってました。どこを選んでも大学生活の2年間は棒にふり、謎の占い老婆に出会って話が転がるのかなーと。それが4つ目でぐるんと変わってやられた!4つの話は平行世界のストーリーで、実は微妙なところでお互いリンクしていたのでした。これは確かにファンタジーだ。悪友・小津の暗躍っぷりと、もちぐまの流転、ジョニーとの会話に注目です(笑)
投稿元:
レビューを見る
『夜は短し 歩けよ乙女』の森見登美彦さんの作品。
この本が気になっているのだが、
まだ文庫化されていないので、最近書店に並んでいたこの本をチョイス。
刺激的なキャラにもうヤラレてしまいました。
どの章の明石さん最高です。
登場人物が『夜は短し〜』とかぶっているみたいなので、かなり楽しみ。
早く文庫化されないかなぁ。
次は既に文庫化の『太陽の塔』を読んで」みたい。
ってか読みます。
投稿元:
レビューを見る
幻の至宝「薔薇色のキャンパスライフ」を過ごすつもりがなぜか大学3年の春までの2年を無駄に過ごした主人公。主人公と黒い運命の糸で結ばれている悪友ぬらりひょん小津。自由人樋口師匠。毒舌黒髪の乙女明石さん。キャラ色の濃い登場人物を中心にリンクした4つの並行世界に迷い込む。
もしあの時違う選択をしていたら・・・と誰もが考えたことがあるでしょう。その「もし」を書いた作品です。森見さんの文体はいつも素敵すぎです。ただ電車の中で読むと笑っちゃってニヤニヤしちゃうので注意。
「僕は全力を尽くしてあなたを駄目にする。」小津の直感おそるべし(笑)
投稿元:
レビューを見る
「太陽の塔」より断然面白かったです。理屈っぽくてうだうだしてて、こういう文章書けるってすごいなぁ。ヘタするとただの中2病っぽい感じで終わっちゃいますよね。キャラクターとパラレル感が面白かったです。あとなんだかんだ幸せそうなのがいい。
投稿元:
レビューを見る
やっぱり森見さん大好きだ。
男くささは太陽の塔より少なく、歩けよ乙女より多め、かなぁ。
たわしに香織さん、代理戦争に天狗の師匠、同じ登場人物に同じキーワード、どうにも違う物語。
パラレルに見えるんだけど、少しずつ成長してる様にも見えるので。
私としては、主人公が親友を追い越すまでの、気合入ったループものだと思いたいんだ。
うん。森見さんはファンタジー書きだと思うんだよ。
投稿元:
レビューを見る
森見登美彦の2作目がようやく文庫化された。本作における主人公は、”頽廃仙人への道を突き進む途上ではあるが、まだその道を引き返すことも可能な段階にギリギリとどまっており、しかし引き返したいと自ら表明するのは羞恥心が許さないので、仕方なく浮世離れした自分語りをしてしまう京大生”である。前作の主人公が既に後戻りできないところまで行っていたことを思えば、本作はずいぶんと一般向けな印象がある。小説の構造としても、前作に比べて非常に技巧的であり、個人的にはこちらのほうが楽しめた。前作ほどのインパクトはないけれど、質は高まっていると思う。それにしても、2作連続でこんな方向性を表明した森見登美彦、このあと一体どこへ行くんでしょうね。
投稿元:
レビューを見る
この作者が構成でこんなに遊ぶとは!慇懃男汁な文章で語るキレイな妄想とむさくるしい現実、奇妙な日々。謎が解けてもあんまり気持ちよくないじっとり加減が正直好きですw
投稿元:
レビューを見る
第1話を読んで「何をしておるノダ君たちは」と思い、第2話にとりかかって「あ、そういう構造なのね」と思った。
第2話、第3話と進んでも、第1話の感想にかわりはなかったけど。
大学入学時にもらったビラの中から厳選した、・映画サークル「みそぎ」・「弟子求ム」という奇想天外なビラ・ソフトボールサークル「ほんわか」・秘密機関〈福猫飯店〉という4つ。
1話ずつ、「もし○○に入っていたら…」という感じで話が進む。
「あのとき、あっちを選んでおきゃあなぁ…」というのは、私も何度か感じたことがある。
でもどれを選んだって、この本の中の「私」のように、結果は大して変わらないのかもね。
第1〜4話を通して、全く同じ文章が何カ所か登場するので、2話くらいまではよかったけど、3話、4話と続くと「はいはい、もういいよ」と少々飽きてしまった。
投稿元:
レビューを見る
薔薇色のキャンパスライフ
…を夢見ながらも、くすんだ四畳半生活を送る大学3回生の男子学生のお話。
キャンパスライフが薔薇色になれるかどうかの運命の分かれ道
「サークル選び」
主人公が入学当時に迷ったサークル(など)、それぞれに入った場合の4つ短編集。
短編なんだけど、まるでパラレルワールドのようにそれぞれの話が入り組んでいたり、別作品の登場人物も出てきたりしてて、最後まで楽しめる作品でした。
…ていうかね。
真面目くさって解説なんかしちゃったけど。
もうとにかく、どの文読んでも笑っちゃうんだよww
作家・森見登美彦氏。
聞けば私と同い年らしい。
この方の言葉の操りかた・筆力は素晴らしいと思うけど…
人としてどうしようもないですね(笑)
いや、誉めてるんですよ(爆)
モリミーワールド大好きです
このまま突き進んでいってほしい