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一気読みしました!泣けました。健気で一途な受けと、真面目で強面な攻め。高校の卒業前に玉砕覚悟で告白してから10年。何だかんだありましたが幸せです。って感じで始まります。3部構成で、1部が投稿時のもので、2部がその後。3部が初H♡となっており、読んでいて『本の厚さからして展開早くない?』と思いましたが、この構成をあとがきで知って、なるほど!と、納得。
同級生ものいいですね~♡それが社会人になってずっとそばにいられなくなっても、お互い好きで。まあ、お互いいいスパイスが出てきますが、なかなかいい感じでかき回してくれます。こういう話好きです!
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安西リカという作者を知らなかった。なるほどまだ2作目だそうだ。また楽しみな作家さんが出てきましたね。タイトルも木下けいこ氏の表紙もよくて、買う前から絶対間違いない!と思って買いました。はい。間違いなかったです。「結局甘々じゃないかー!」と。大声で言いたいですね。www
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安西さん自体は、ディアプラの方で何作か読んでいました。雑誌で読んだお話は、良くも悪くも日常っぽさのある話で、読みやすかった印象の作家さん。
こちらの本は受賞作で、フェアもあってかあっという間に売り切れ。ようやく手に入れることが出来たという経緯もあって、個人的にかなり期待していましたが―。
今までの作品と同じく、特に萌えたぎったということもなくさらっと読めました。受賞作ということで無意識にハードルを上げ過ぎていたのかも。
なんていうか、友達の惚気を延々と聞かされているようなお話でした。しかも長々と聞かされた挙句、結局『今もラブラブだけどね!』とかいうふざけたオチのやつ(笑)
最初から出来上がっているカプの受が、何も言ってくれない攻にグルグル悩み、勝手に別れを決意し、でも結局すごく愛されてることに気づいて、ついでにグッとくる言葉までいただいちゃって元のさや…という流れは、まさに『一生やってろ』(by一穂さん)。一穂さんとは違う意味で深く頷けました。
読み手としては、カプが元のさやに収まる予定調和を毎回心のどこかで望んではいるものの、心配させられるエピソードがそれほどでもないと、どうせ元通りになるんだよねーという生ぬるい気持ちにしかなれず、結果惚気話にしか思えなかったです。
くっつく過程をじっくり読みたい人には向いてないかも。商業でも同人でもあるオマケ話的なくっついてからのイチャイチャじれじれ話を、最初いきなり持ってこられたみたいな感じ。
主人公の境遇に近い人にとっては夢や萌えのあるお話。こういう潤い欲しくなるよね。私は特に可もなく不可もなくでした。
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★3.5かな。後半は攻め目線を期待してましたが、全て受け目線でした。受けは、攻めの将来の足枷になりたくないと別れを切り出し、攻めは受けが当て馬に惚れたと思って身を引く…。もっと攻めには執着してもらいたかったけど、後編でちゃんと当て馬にオレノモノ宣言してくれましたw
感情表現が乏しい攻めを理解している良きパートナーの受け。お互い支え合っている熟年夫婦な感じが良かった。
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★4.3
ずっと気になってた作家さまの本。お話もメイン2人もすごい好き!志方の為に別れる決意するとかもう穂木の健気ないじらしさ…;;でも喧嘩とかすれ違ったりしてるけど、結局はラブラブなんじゃん!っていう(笑)2人の間には誰も入る余地なし!一穂さんの推薦帯にある通り一生やってんだろうな〜(笑)
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お初の作家さんでしたが、あらすじを読んで同級生好きのワタシとしては即買い。
読んで良かったです!
10年付き合ってても大好きなバカップルのお話。癒されました‼︎
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初読み作家さま。
エリート銀行員・志方×ライター穂木。
好きだな〜こういうストーリー。
タイトル通りのストーリー。
付き合って10年たつけど好きで好きで。
終始、穂木目線で話が進んで行くのがちょっと残念だったけど前半の自分が志方の出世を妨げてる。自分と付き合ってても何のメリットもない。と真剣に思い悩み
別れを切り出したシーンで思わず涙。
そして、不器用で無口で無表情な志方だけど優しく穂木が大切で好き。
もうなんだかんだで結局はラブラブと。
お互い忙しくてすれ違いが続くけど基本お互いの気持ちにブレがないから安心して読めました。
志方にもっともっと感情剥き出しのシーンがあればなーって思ってたら最後に「俺のだ!」宣言 笑
志方目線でも読んでみたかったなと。
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私には合わなかったです。高評価が多かったので期待していたのですが、好みの問題ですね。私が女々しい受けが嫌いだからどうしてもこの受けが好きになれなかった。
めんどくさいおバカなハッピー脳の女みたいに感じて。
攻めの為に別れを決意したとかいいながら、別れるつもりほんとにあったのかなあ?否定してほしかっただけなのかなあ?と思ってしまうほど別れ話すぐ撤回するし…。
仕事に対しても向上心もそんなにないですし、男としてそれでいいのかと思うこともしばしば。
1冊読み終えて、おバカな彼女ののろけ話を聞かされた気分でした。
ほんとに私の好みの問題なのですが、辛辣な意見すみません...
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地に足のついた、でも可愛くて夢もちゃんとある社会人BL。適度なリアリティがいいなあ、とおもった。お仕事に対する姿勢の違いなど、あっ大人が書いてるんだなあと思うところもあれば、少女漫画みたいなところもある。バランス感覚がよくて、癒されるし萌えるし安心して読めます。番外編の、学生時代の二人の初体験シーンは相当にかわいかった。ひとつひとつ、きちんと積み重ねて恋をしてきた二人なんだな〜とおもって、お幸せにねって心から思いました。
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2017/04/16
良い、とにかく良い。
一途でただひたすら好き。
そんな人に出会えたことが素敵。
しかもそれが両思いで付き合ってる!
『桜散るころ』は
穂木の可愛さが満載すぎるー!
志方と付き合えたことが、
ほんとにほんとに幸せなんだろうなぁ。
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長く付き合っているからか、元からなのか分からないけど、言葉の足りない2人だな。という印象だった。無口な志方と違い穂木は喋ってはいるけれど、言いたいことは言えていない気がするから。お互いのことが大好きなのにすれ違うのはもどかしいし悲しいから、少しずつでも言いたいことを言えるようになって欲しい。と思った。
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付き合って十年になるけれど今も志方を「好きで好きで仕方ない」穂木。
しかし志方にとっても自分がいることによって得るものがあるのかと思い悩むようになってしまう穂木がグルグルと思い悩んでしまうのが辛かった。
そんな時にちょっかいを出してくる我孫子に志方の同期の女性の三沢と色々重なって別れる決意をしてしまうとか切なかった。
お互いがお互いの為にと考えてとか本当に「好きで好きで」なんだなぁって。
書き下ろしでは穂木にとって全ての優先事項は志方である事をしっかりと分かりました。
あとがきにもありますが、ラブラブカップル、甘く切なさもあるけど心が暖まるお話でした。