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鴨川食堂 二冊目
一編、一編の流れは、全く同じ流れ。
なので、ワンパターンになりつつあるが、読んでしまうのは、頼まれる食事にまつわるストーリーが様々だから。
そのストーリーには、人生のいろいろが含まれている。
それを知ることが楽しみなのだ。
ただ、前作に比べて、こいしちゃんの聞き方に違和感を感じている。
依頼人、よく怒らないなーと思う場面もあり。
依頼人によっては、若干馬鹿にしたような聞き方になっている面が気になった。
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2017.1.15
こいし 娘 ひるね 猫
食の探偵
おぼろげの記憶と地域の特性から二週間で同じ味を再現する 鴨川流 かつては警察官。
探偵依頼の前に出すおまかせ献立がとても魅力的。
品数が多いし、それにつけるお茶、お酒、お吸い物などがこれまた魅力的。
再現料理を食べるときに、席を外す優しさも好感持てる。
代金は気持ちの分だけ振り込みというのもしゃれている。きっとみんな満足な金額を振り込んでしまいそう。
父と娘の関係がほっこりしている。
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第一話:海苔弁
シングルファーザーが作ったのり弁
第二話:ハンバーグ
青森で食堂を営む父が息子に食べさせたハンバーグ。
シングルマザーである依頼主は疎遠になり自分では聞けない。
第三話:クリスマスケーキ
交通事故で亡くなった息子が好きだったクリスマスケーキ。その味を求め和菓子屋の夫婦が依頼。
第四話:焼飯
実の母親が作ってくれたピンクの焼飯の味を求めのこいしの幼馴染でモデルの初子が依頼。
第五話:中華そば
息子が役者になりたいという男性が依頼主。男性も大学時代役者を目指したが、あきらめていた。
第六話:天丼
流れがお風呂で良く歌う曲。1曲しか売れなかった女性歌手が歌った曲だった。その曲が売れたときにご褒美で食べさせてもらった天丼を依頼。
第2段もさくっと読めてじんわり来るお話しでした。
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相変わず美味しそうな京料理の数々!
そして相変わらずサクサク進む(笑)
どうやって懐かしの料理を探したのかは省かれてるのがやっぱりいい!
2017.11.7 読了
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先日の『鴨川食堂』の続編です。
まーちさんのレポで読んでいたのに、頭の中をスル―してしまい、
再度まーちさんから「続編、ありますよ」と声をかけていただき、
読むことができました。ありがとうございました。
この作品でも、
ほんわかムードは変わらない・・・
●海苔弁 ●ハンバーグ ●クリスマスケーキ
●炒飯 ●中華そば ●天丼
6人の依頼人がそれぞれの思い出の食物捜しを「鴨川食堂」に依頼。
2週間の猶予をもらい、店主の流さんが調査の旅に出て、
期日に依頼人が再びお店を訪れると、
捜していた料理がポンと出されます。
「おいしい」と喜ぶ依頼人に、
その料理のレシピとどのようにその料理が作られていたのか、
元刑事の店主流さんは調査報告をします。
同じパターンなんで、確かにマンネリ化しますが、
鴨川食堂おまかせ料理など、登場する料理はやっぱり、すごい。
季節が秋から冬にかけてなので、料理もみごとに衣替え。
九条葱や丹波地鶏、聖護院蕪、棒鱈などの地域色高い食材に
あんかけや昆布しめ、炊き合わせ、など
身体が温まるような季節料理が出てきます。
毎話の始まりは、
ほとんどが依頼人が京都駅からお店へ訪れる、という設定で、
京都駅近辺の様子がまるで地図のように、
詳細に描かれているのも、魅力です。
鴨川食堂が本当にあるような気分になり、訪れたくなりますからねぇ。
幼い頃に食べた料理の味は懐かしいもの。
「故郷のあの味を食べたい」と思いますから。
この作品は読者のそんな気持ちに充分答えてくれますね。
ついでにいうなら、食欲も。。。
主人公親子のこてこての京都弁も作品にピッタリで、
何とも言えない、いい味だしてます。
※タイトルにもしましたが
「おかわり」してこの味に慣れたけど・・・私は、もう少し、味わってみたい。
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それぞれの登場人物の想い出に関わる食を探す食堂の主人と娘のお話。その食べ物が何らかの人生の岐路に関わる形だが、短編なので、その辺りの深みはない。サクッと気楽に読めて、少し暖か。
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「よろしゅうおあがり」よう食べていただきましたなという意味。よく言うけどしっかりした意味を知らなかった。
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シリーズ二作目。依頼人に最初に出すお料理は美しく本当に美味しそうです。また依頼されたお料理の再現も依頼人の思いと重なってさらに美味しそうに伝わってきます。ただ依頼されたものを探す過程が一切ないというのはミステリ好きとしては物足りないですね。エピソードは素敵なのでほろっとするものがお好きな方には楽しんで読めるのでしょうが、私は二冊で十分でした。そんな中で、依頼人が帰宅後、心配するこいしに流がさらっとかけた一言が今の私にはとても印象的でした。「どっちでもいいがな。神さんがあんじょう決めてくれはる」
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シリーズも2冊目になると、こなれてきます。
食の探偵〜同じようなシチュエーションのドラマや漫画、映画がありましたっけ。。。。
この作品は、父と娘の二人三脚。
初見でのおまかせ定食も、おいしそうです。
料理の説明があるんですが、字を追って読んでいくだけで、ゴクリと喉が鳴ります。
二週間後、その依頼主のドラマを背負った料理が、お披露目されます。
父親の推理と、実際の料理。
匂いと味が依頼主に思い出を鮮明に蘇らせます。
そんなドラマが、6話。
おいしく召し上がれ!
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読みやすかった。ご飯の描写が細かくて、食べてみたくなった。柏井さん、出身は京都なのに地方の強度のこととかも細かく調べられていて、旅をしている気分だった。
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【内容】五輪候補水泳選手と海苔弁。食ジャーナリストと憎い?ハンバーグ。子どもを失った夫婦とクリスマスケーキ。こいしの友人の売れてるモデルと焼飯。実業家としていちおう成功した男と夢見ていた頃の中華そば。1曲だがヒット曲を持つ歌手と天丼。
【感想】相変わらずさっぱりすっきりの展開でどんどん読めてしまう。個人的な味の記憶なんて再現できへんやろとは思うけどそこはまあそれで。完全再現というよりはその人がどんな記憶を持っているかの推理って考えでもええし。
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鴨川食堂の続編
相変わらずこいしちゃんは可愛いし、ひるねも健在。
この世界がお好きの方には星5つかも☺️
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食べ物系の小説はつい読みたくなる。
オリンピック候補の水泳選手とその父の作った海苔弁が特に良かった。お父さんの息子への愛情がわかり、ホロリとした。
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短編で読みやすさは抜群でした。京都で食べた食堂のおばんざいが美味しかったのを思い出して行きたくなりました。