生物学個人授業 みんなのレビュー

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投稿者：大阪の北国ファン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

南伸坊氏の「免疫学個人授業」を読み、その多田先生の講義が面白かったので本書も手に取った。
本書は岡田先生の講義を南伸坊氏がわかりやすく解説的にまとめていくのだが、レビュアー諸氏が言われるように本書はややレベルが高く、生物学の基礎の理解がないと読むのに少々苦労する。小生は純文系なので苦労した一人である。
内容は癌、発生、進化、多様性などを中心に講義が展開される。岡田先生の関西弁べらんめい調の語り口は面白い。しかし「ホメオボックス」あたりの項になると、われわれの日常生活から遠いテーマとなるため、形而上学の講義を受けている気持ちになる。
岡田先生が講義中で、「ジュラシックパークはよくできていて面白い」と語っていらっしゃったので早速買った。読んでみようと思っている。

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、表題にもありますように生物学における素朴な疑問に生物学の大家である岡田節人先生が丁寧に解説してくれ、それを生徒に南伸坊氏が聞いて理解していくというコンセプトで編まれた一冊です。同書には、「オスとメスはなぜ生まれたの?」とか、「DNAって何?」とか、「ミミズを二つに割ると、命も二つになる!?」、「死なない生き物もいるってホント?」、「遺伝子治療はどこまでできる?」、「ホメオボックスって何だ?」、「八千万種ってどれくらい?」など、私たち一般人誰もがが心に抱いている疑問を解いてくれます。ぜひ、読んでみてください。