紙の本
まさしく面白い
2017/09/06 08:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てけちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このくらいから登場人物も理解が進み面白さが広がります
紙の本
万松コンビ、最高です
2016/11/03 16:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
万松コンビ、最高ですね。これに八五郎が加われば鬼に金棒。あまりの無鉄砲さに向かうところ敵なし、愛あり、笑いあり。
浅はかなんだけど、人の心の機微を実はちゃんとわかっていて、大事なところははずさない。「うたかた」にしても「ふろしき」にしてもこの2人がいてこそ成り立つのだと思う。
長屋の人たちは鬱陶しいほどお節介焼きで、情に篤くて、涙もろく、クールな印象の鉄斎までもが徐々に染まっていく。シリーズが進むたびに長屋の住人がいい意味で変わり、育っていくところが魅力的。 遠くの親戚より近くの他人という言葉がぴったりのおけら長屋。タイムマシンがあったら、ぜひとも住んでみたい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hana - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅行先で時間つぶしに手に取ったのがこのシリーズの読み始めでした。おけら長屋の面々のやり取りが落語のようなテンポ良さで声を出して笑ってしまうシーンもしばしば。軽い会話には相手を思いやる深い気持ちが忍んでいて、読み終わりには温かい気持ちになれます。おけら長屋の面々にはまってしまっての3冊目は出版早々に購入。短編が多く、物足りなく感じながらの最終章でずっしりきました。読後は温ったかく清々しい気持ちになれるので、何度も再読してます。
投稿元:
レビューを見る
「おせっかい」
この文化は大切に守り伝えていかなければいけないと感じました。
この話をほんとに落語して聴いてみたいです。
投稿元:
レビューを見る
L 本所おけら長屋3
長屋の大家徳兵衛も主役になる話が。
良くも悪くも単純。
そして好き嫌いが分かれると思う。
投稿元:
レビューを見る
三冊目の安定感は充分すぎるくらい。安心して身を委ねることができます。
先行のレビューにありましたが、落語家に語っていただきたい。志ん朝、は無理だから、小三治、或いは菊之丞。どうかなあ。
今回、鉄斎さんは控え目だけど、万松が一番魅力を発揮しましたね。
次作がマンネリと言われず、安定感をますように、と、祈ってます。
投稿元:
レビューを見る
江戸の本所亀沢町にある「おけら長屋」は、貧乏人の吹き溜まり。しかし、江戸っ子ならではのお節介と人情に、お騒がせコンビ万造・松吉の暴走も絡んで笑いが絶えない。第3弾となる本作では、笑って泣ける「落語テイスト」にいよいよ磨きがかかった。
大家・徳兵衛の知られざる過去に発し、二組の父娘の複雑な情愛と絆を描いた長講「てておや」をはじめ、読みだしたら止まらない計5篇を収録。
投稿元:
レビューを見る
連作短編5編
最後の「てておや」の大家の徳兵衛と34年ぶりに父と出会うお孝の情愛,そして薬問屋の木田屋宗右衛門が娘お満を思う気持ちにほろりとさせられた.このシリーズは笑って泣ける,落語のようで本当に楽しい.
投稿元:
レビューを見る
シリーズ3作目。(辰次の恋。落語家になりたい少年。お糸が見つけた似顔絵。久蔵が父になる。徳兵衛の娘。)待ってました、万松コンビ!やっぱり面白い!
投稿元:
レビューを見る
様々な親と子のかかわり、思いがあると思う。
形はどうであれ、親が子を思う心、子が親を思う心はとても深くて温かいものだ。
投稿元:
レビューを見る
「おけら長屋」入居希望者、続出!?個性あふれる登場人物、粋なオチが癖になる~左官の八五郎が兄弟弟子の為と端唄を習うことにしたのは女師匠が粋だから。でも突然姿を消した。親方の引退祝いに唄を披露しようとして、鉄斎の知り合いの知り合いに話を付けたが、一人で行くのは恥ずかしく、魚辰を巻き込んだ。辰は知り合いが引き取ったお歌にのぼせ上がっているのだ。辰は筋が良く、万松が余計な気を回して、気持ちを伝えさせるが、破落戸に絡まれている場面は本当に目の前で起こったことだった。お歌は辰から勇気を貰ったという。鉄斎が短期間剣術指南を務めていた黒岩藩の小身武士の妻が息子への剣術指南を申し出てきた。父親にはその気がなく、息子も父親に連れて行かれた寄席で咄家になる夢を抱いている。母親に息子の落語を聞かせるしかない。八五郎の娘お糸が縫い物をしていると男女の似顔絵と男から女への手紙が出て来た。出所を探る内、捻挫したお糸を助け、謎を解いたのは、八五郎の親方の養子・文七だった。お梅に男児が生まれ亀吉と名付けられたが、久蔵は北陸の大藩が求めている跡継ぎ誕生の祝いの品を考案し、競争相手の手の内を知ろうとして、相手の風呂敷に手を掛けて見つかってしまい、自分の愚かさに気付く。大家の徳兵衛に薬種問屋の宗右衛門という友ができた。宗右衛門は跳ね返りの娘が石になると云っているのに手を焼いている。相州藤沢から徳兵衛が父親か確かめたいお孝がやってくる。島田が間に入ると、徳兵衛も認めた。孫娘までいることに喜んだ徳兵衛は木田屋宗右衛門と聖庵先生の手伝いを始めたお満を万松の手引きで徳兵衛の仮病で遭わせる~ようやく気がついたのだけど、再販売しようとしてカバーが二重になっている。上に掛かったカバーの絵が可愛らしいからね。云うてみれば頭の天辺まで隠れる腰巻きだ。下に隠された人のイラストをなかったことにはできないからね。徳兵衛とお孝の件は良かったね。これで、スポットが当たっていない登場人物は畳職人の喜四郎・お奈津の二人だぁ
投稿元:
レビューを見る
安定の面白さを誇る落語の人情噺のような本所おけら長屋の第三弾。
作中に人情噺を得意とする噺家さんも登場。
けらけら笑いながらほっこりとなる物語。
投稿元:
レビューを見る
恐れ入谷の鬼子母神 びっくり下谷の広徳寺 (^-^) 畠山健二さんの「本所おけら長屋(三)」、2014.9発行、5話が収録されています。この本が手元にあるときは、未読の本が何冊机上・本棚にあろうとも、この本を差し置いて他の本は絶対に読めないですね(^-^) 「こばなれ」「てておや」、特に絶品でした!
畠山健二さんの「本所おけら長屋」シリーズ、何度読んでも面白いです。今回は第3巻を再読しました。うたかた、こばなれ、あいえん、ふろしき、てておや の5話。今回は八五郎、お里、お糸の一家が大活躍。特に、お里がいい味わいです(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋(三)」、2014.9発行、再読。うたかた、こばなれ、あいえん、ふろしき、てておや の5話。「こばなれ」と「てておや」が秀逸。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず万松の典型的な江戸っ子ぶり、世話をやく女性たちの長屋気質、さらっと読めて面白い。
まだまだ活躍してない長屋メンバーがいるので期待。
あとお梅と亀吉の話をもっと知りたい。
最後の徳兵衛さんとお孝の「てておや」で、大団円になっても良いような話だった。うまく回収できて良かった。
投稿元:
レビューを見る
大家の徳兵衛さんに娘が出来てびっくり。
ずーっと離れていても、父と子、お互い一目で何かを感じ
親子と認識してからは、離れていた時間を取り戻そうと仲睦まじく過ごす姿が微笑ましい。
新キャラ、薬種問屋の主でお金持ちだけど始末屋の木田屋宗右衛門さんは今後も出てくるのかな?
なかなか気になるキャラクターです。