紙の本
『タイムライダーズ2』
2016/09/12 19:15
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1912年の沈没寸前のタイタニック号からアイルランドの少年リアム
2010年の爆破される直前の旅客機からアメリカの少女マディ
2026年からインドの少女サル(この巻では状況不詳)
死ぬはずのところを救い出され
2001年9月10日のニューヨークに連れてこられた3人の若者に
歴史の改変を阻止する任務が与えられる
第二次世界大戦にドイツが勝ち
アメリカが占領されてしまった世界を元に戻すため
1956年に飛んだリアムと支援ロボットのボブだが
戦闘に巻き込まれリアムは収容所に送られてしまう
いっぽう2001年の世界も1956年のできごとにより変貌してしまい
2人を帰還させる回収ウィンドウを開くことができない
22か国で翻訳出版
本家イギリスではシリーズ7巻までで40万部の大ヒットという
“タイムトラベルファンタジーの超大作”(9巻で完結)
睡眠不足必至の本書は第1巻の後編にあたる
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ジュブナイルタイムトラベル。
所謂「時間警察」もの。
たった5人で2001年周辺を見張っている、全く不慣れな新人3人を1人で教えている、1人は人造人間だが怪力だけで脳みそカラッポ、一から教えなければならない、と初期設定が緩すぎないか?
問題が発生するに決まってんじゃん!
手に余るような歴史の大改編が行われて不慣れな二人で決死の時間紀行、ていうか殆ど特攻、ラッキーのみで改変阻止に成功!
面白いけど穴だらけのストーリー、ホントに世界22ヶ国で訳されてんの?もしかして小学生向け?
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タイムトラベルものの単なる王道かと思っていたら、後編はなかなか怒濤の展開。期待以上に楽しめました。
シリーズものになるそうなので、続編も楽しみです。
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若者が主役のタイムトラベル物ということで予想していたより、かなりシリアスだった。
十代の子供たちでヒットラーをも上回る敵に立ち向かうなどどれだけ困難なことか。
しかも、改ざんされた過去を元に戻したとしても、やってくる未来があまり明るくないというところが皮肉である。
タイムトラベル物にありがちな難解なタイムパラドックスなどはない分読みやすいのではあるのだが、現在の状況がコロコロ変わるのにやや違和感があった。
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実は児童書だった、「タイムライダーズ」の2巻。
SF定番のタイムトラベル物を分かりやすく味付けしていて、少し怖く、そして分かりやすく、書かれています。
憂いを残し、よくあるパターンになっていないのも◎
児童書と言いながらも、大人も十分に楽しめました。
なかなか面白かったですよ。
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サルが連れ去られた後の記憶は無い。無くていい。タイムリープを繰り返すことによるリアムの体への異変。急速な細胞活動。そしてこれから数年の後にやってくる老衰。フォスターにあとを任されたマディ。彼女だけが全てを知っている。ただし、彼らが知るべきことだけ。タイムライダーズの3人はまた2日間のサイクル繰り返し、その中で歴史の歪みを見つけることになる。最後が若干曖昧な形で終わってしまったかな。でも、皆それぞれ覚えておくべき、忘れたままにしておくべき記憶は抱えてる。世界は元に戻った?でもそれは一面から見た世界だよ。
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(ストーリー)
1950年代に捕虜となったリアムは、ボブが兵士を引き連れて、戦天使のように救ってくれたことに感謝する。しかし彼は6ヶ月経ったら、自分で自分を破壊するようプログラムされていた。ボブの寿命が迫る仲、リアムは博物館で居所を示し、無事、二人は救出される。情報を分析した結果、リアムは再びナチスの総統ヒトラーと会う前のクレイマー博士と代、彼を始末する。なぜならクレイマーは、原爆を投下することで、世界を滅ぼしてしまうからであった―――
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残り 1/4 まで リアムが2001年に戻ってこられない。残りの歴史修正は駆け足だった。
理想の歴史修正に過去に戻ったポールとカールが仲間割れ。ポールが謎の思念に語りかけられ、妄想を始める。1956年といえど、ほぼ一人?で、しかも あの飛行艇の上で原子爆弾を作り上げてしまうポール。諫めようとしたカールをあっさりと消してしまう。
リアムが1941年 でポール一味を襲撃。歴史改変の阻止を試みる。日本産であるならば「殺害」という手段をできるだけ避けるように進むようなものだが、あっさり「殺害してくればいいんですよね?」という展開が頼もしい。
ポールは、リアムの「お前はこれから約15年後に狂って核を使って世界を破滅に追い込むんだ!」という謎の説得?に「え? まじで? どうしよう……」と悩むポール。こんなに簡単に信じてしまっていいのか、ポール。だが、タイムトラベルの可能性と危険性を知悉しているポールだからこそ、未来からお前を追ってきたというリアムの話を信じたのかもしれない。
サルのあのときの記憶は失われたままだし、その方がいいだろう。今となってはマディしか当事者がいないので、マディが黙っていれば良し。
あまり、サルには見せ場はなかった。
フォスターはタイムライダーズ NY現地基地を去った。
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クライマーが病んでしまっていて、めちゃくちゃなことをし始めるが、独裁者とはこのようなものなのか。
結構、怖いシーンも多く、闇を感じる。