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久し振りの歌野作品、もちろんながらタイトルから連想される恋愛物は全く期待していませんでした。正直、面白くないから途中で読むのをやめようかと思った。時間、性別、年齢トリックなど短編集なので物足りないものばかりだったし・・とにかく登場人物に魅力がない。そして最後の方で実は。。になる。でもトリックというより小細工って気がするなぁ・・キャラ重視の僕にとって推理系と言えど不満が残る。
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13の恋愛の話です。いろんな恋愛の形があり楽しかったです。人を愛するっていいなと思いました。個人的に一番好きな話は「マドンナと王子とキューピット」です!THE☆青春の感じが好きです^^
最後に種明かしがあり、「えーーーなるほどな~」と思いました。恋多き人生良いですね!!!すごく分厚いのですが、それぞれの恋愛話が面白く、すぐに読めました
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おっさん、ええ加減にしときや(笑)
これ、出てすぐ買った覚えがありまして、で、結構すぐに読み始めてはいたんですが、なかなか読み進められなくてね。タイトル通りというか、帯にも「恋愛小説集」とありまして。恋愛にからんだ短編小説が十三編入っているのです。苦手な系統だなぁ、つまんないなぁ、つらいなぁ、と思いながら、でもほら、確かこのミスか何かにもタイトル入ってたしさ、歌野だしさ、とりあえず最後まで読もう、とがんばっていたわけですよ。半年くらいかけて。
だから正直前半部分とかよく覚えてないんだけどね、書いたのが歌野だってことをさ、やっぱりちゃんと念頭においておくべきでしたね。「錦の袋はタイムカプセル」まで進んで、「おいおいおい、ちょっと待て歌野」とリアルでつっこみを入れましたとも。
だって思わないじゃん、これ全部同じ人物だって!!! おもわないじゃん!!! そういうオチもってくるとか全然予想もしてなかったよ! 何なの歌野、ひどいよ、もう、ほんと、大好き、たまらんね。
このおっさんも大概な人生送ってますね、ほんと、もういい加減枯れとけや! っていうのが最後の話を読んだ感想です。
カテゴリは「ミステリ」でいいよもう。だって歌野だし。
抜粋、「ドレスと留袖」より。
多少の不満は口にも顔にも出さず、相手の好きにさせてやることが、良好な関係を維持する秘訣だと、この歳になってようやくわかってきた。
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いろんな恋の話がたくさん。
そう、たくさんありすぎて、
半分の量でで2冊にすればいいのに
と思った。いや、思ってた。
最後に、納得。なるほどね。
ミスリードにまんまとのせられて、楽しかった。
けれど、主人公には共感できなかったなぁ。
継世、ジョジョ、大和・・・
いろんな呼び名あったけど
なるほど、世之介が一番だわ。
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*甘く切なく、ちょっと痛い恋の話いろいろー
国内外の様々な場所で、いろいろな男女が繰りひろげる、それぞれの恋模様。サプライズ・ミステリーの名手が贈る恋愛小説集……だが? *
いろいろな年代の、いろいろなシチュエーションの、恋愛模様を描いた短編集。と思いきや!そう来ましたか!まさかのカラクリに唖然、一拍置いてふふふと笑いが込み上げる楽しい仕掛け。結構ボリュームのある一冊ですが、一話一話がバリエーションに富んでいてさくさく読める。で、最後まで読んだら、またすぐに読み返してしまうこと必須です。
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小学生から還暦すぎまで色んな恋の短編が13編。分厚いです。
短編だから話がリセットされる分、なかなか読み進まなかったのだけど、1つ1つが違った色でミステリーっぽいものから純粋なものまで楽しめました。
最後から2話目が衝撃です(笑)
これはレビューなどでネタバレを書いてる人もいるので、前情報なしで読んだほうがいいです。
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13の恋愛ストーリーを集めた短編集です。
分厚いです!
最初のストーリーから面白くて一話一話が短いのでサクサク読めます。
小樽が舞台のストーリーもあり嬉しくなったり。
そんなんで読んでて最後の方で「あれ?また小樽?」と思ってたら。
そういう事ですか!と。
さすが歌野さんですね。
思わずページ戻って確認しちゃいました。
え?これもこれもこれも?
で、戻って読み進めたら全部ちゃんと書いてあって(笑)
分厚さの意味も納得ですよ。
「女!」で十條が出てきてあれ?と思ったんだよね。
いやぁでもまさかまさかでした。面白かった。
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つまらなかったりわけわかんなかったり。短編集はそれぞれが魅力的じゃないと読み進めるのが辛い。
よく読めば色々発見もあるのかもですが、読み返す気がしなかった。
でもまぁ歌野さん好きなら安心して読めます。
驚きはないかもですが。
個人的にはこういう仕掛け、好きなのですが、それよりも最後の締めのどうしようもなさが面白かったです。
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歌野晶午の、恋愛をテーマとしたミステリ連作短編集。
テンポがよくて小気味もいい、ライトミステリの良作。テーマがテーマだけにユーモアテイストも効いているし、バラエティにも富んでいる。
そして、全体を長篇ととらえた場合の仕掛けと真相は、多少強引な印象もあるが悪くない。
どの作品もなかなかだが、やはり末の二作がよい。
3+
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恋のお話。表紙とタイトルは好み。
ほのぼのした話しかと思ったけど、中身は全然違う。
とりあえず主人公が好きじゃない。
恋は人を身勝手にさせるって言うか、主人公がただの身勝手野郎というか。
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恋にまつわる13個の物語を束ねた短編集。
恋愛小説集と銘打つだけあって、各編にミステリの趣向が混ぜられているものの薄味なストーリー回しが続いたが、書き下ろしによる力業(褒めてる)で13個の物語を一本の主軸の元に収束させてたのには笑った。
ミステリ要素の強さでいうとまさかの結末が待ち構える表題作や、集団自殺の顛末を描く『黄泉路より』、殺人事件の起きる『幻の女』や『舞姫』がオチ含めて最近の歌野晶午!という感じだが、やはり『錦の袋はタイムカプセル』『散る花、咲く花』で迎える大団円が良い。
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子供から還暦を過ぎたお年寄りまで、恋の短編集。
ただの短編集ではなく最後から2つ目の作品で実は同一人物のことを描いていたと分かってからがまた面白い。
最後の1話は美しい愛だと感心しました。
どの話もとてもよかった。
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①これだけの厚さ、読み応えある〜
②…ん?なんだ短編集か…
③…んんん?あれ??
④まさかの短編集じゃなーい!
つながってる〜〜〜
てことでやられました…
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第一章読んで、「あれ、短編集?」と思ったら。。。「葉桜の」のような衝撃受けました。やっぱり歌野晶午はすごい!
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歌野晶午だからどんでん返しを期待したがラブストーリーでは難しいか?
一見、すべて別々の話と思いきや、波瀾万丈な主人公の人生であり、結論はいつも、いつまでもめげずに恋をしようということなのかな。