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今回も鑑定士Q、スーパーヒロイン莉子の切れ
まくり冴えまくりの洞察力と知識量で圧倒。
アホっぽいけど大規模な犯罪と立ち向かいます。
最初は聴覚効果を使った犯罪が入り口で、個人的には
面白そうで食いつきは良かったんですが、中盤
以降、例によって段々事件が大袈裟になってくると
やや醒めてくるんですよねー。
しかも今回はやや、大きなミスが分かってしまう
音楽ソフトに関連するネタだっただけに...
楽しめず残念。
まず、レンタルされても著作隣接権ってのがある。
故に低い分配率とは言え作家に還元される。
そして、そもそもレンタルは発売日に対して
同日レンタル禁止が可能。
この2点が詰め切れてなかった...のね。
それにしても...アレかね...?
千里眼シリーズなど多くの作品がブクオフなどの
大型新古書店で販売されるがイヤだったのかしら?
巻末にある「本は正規書店で買って読みましょう」
ってのが毎回気になるw。
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主人公、莉子のキャラが立ってるという意味では、面白いけれど、今回のテーマはちょっと元ネタがあからさまというか...。
シリーズが始まった時点で予期はしてたが、巻末の次回予告を見る限りでは、次回、催眠の嵯峨敏也が登場するらしいので、これはこれで絡みが楽しみ。
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シリーズの続編。
作中の音楽プロデューサーは、現実の人物をモデルとしているのは、明らかだけれど、最後はなんかちょっとホッとしました。
しかし、中盤から終盤にかけての事件は、ちょっと怖いなと感じました。
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若い人にしか聞こえない「モスキート音」のこと、いろんなところで聞きますね。コンビニなどにたむろする若者を追い出すために利用したり、学生が教師に聞こえない携帯着信音として使ったりと、用途は様々なようです。この本には「子供のころは上限二十キロヘルツあたりまで可聴領域になっている。けれども、成人を境にして聴力が衰えてくるから、ほどなく十五キロヘルツあたりが限界になる」と書かれていました。
ちょっと探してみたら聴力検査のページ(http://itsd210.s24.xrea.com/ja/mosquito_sound/)が見つかったので試してみました。私は14kHzあたりが限界みたいです。耳は立派に衰えているのですね・・・
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千里眼が大好きだっただけにちょっと大人しい感じがする。でもこれはこれではまる。
時事ネタをうまくアレンジする松岡さんに感服。
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モダンなミステリ。二千十年を舞台にしているだけあって話題の選択が尖っている。小室容疑者にエクシングワールドにTポイントカードにと新鮮さ溢れるガジェットが本作の魅力。
鑑定士Qこと凛田莉子の鑑定眼もすさまじいものがあるが、タダの説明役に徹している嫌いあり。カバーに萌え系のイラストを利用していることから、キャラクタ小説としての色ももつだろうが本作において挿絵が利用されることは無い。総じてトリックはともかく起こされようとする事件は非常に大掛かりなものであり、一種非常に漫画的というかアニメ的である。
しかし、これをアニメの一種としてみなそうとすると、その構造的な問題が発生する。挿絵がないのはともかくとして、お色気シーンもなければ恋愛に近似するシーンすらないのである。
キャラクタ小説として、各登場人物がどのように物語の中で活躍するかはやはりおたく的な観点からすれば、いろいろと発展してもらいたいものである。ミステリとしての体を保つのであれば、人は殺すべきである。そういった全般的な点で、中途半端さを感じずにはいられない。エンターテイメント小説、という括りなのだろうか。だとすれば、わざわざミステリっぽい装飾をする必要はないように感じた。
以上。女探偵ものが読みたい人なら。
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千里眼シリーズが好きで、松岡さんの本は殆ど読んでいますが、
本シリーズはどちらかというと大人しめですね。大胆なトリックが少ないように感じます。
初めの、無料ネットサービスに潜む罠の展開は、妙に自分にも当てはまるだけに
「気をつけなきゃならんな」と感じさせられます。
松岡さんは、時事ネタを取り込んだ小説が得意ですね。
今度はどんなネタを仕込んでこられるのでしょうか?
6月下旬の4冊目が楽しみです。
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10.08.10読了。
今回は音楽の話。西園寺がどうみても小○にしか思えず、モデルにしたのは間違いないだろうけど、苦情が来たりしないんだろうか(笑)
話としては、このシリーズは自分で読み解いていくタイプではないし、まぁこんなもんかな。
ちなみに作中の大人には聴こえない音云々は、専門的に音楽をやっていれば成人しても余裕で聞こえます。正直、若者のたむろ防止音は頭が痛くなるから止めて欲しいと思ってる。ただの公害だよあれ。特に駅前で流されると利用する度に泣きそうになります…。
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万能鑑定士シリーズの3冊目。
前回のストーリーと比べると、莉子が聡明な鑑定士として確立された
描写が多く(当たり前の事なのですが)、やはり莉子もスーパーウーマンなのね・・・
と感心しつつも岬美由紀みたいに一般人から見ると遠い存在になってしまった気分です。
とは言っても、ストーリー展開はそこそこのスピード感で疲れることなく、
前話同様に有名人の名前がそのまま出てきたり、最近の流行の言葉が
出てきたりして、読みやすかったです。
へぇ!そんなこと知らなかった!と思う箇所がいくつもあるので
ちょっとだけ物知り気分にもなれる1冊です。
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登場人物全ての容姿が整っているからか、地の分が3人称視点だからか、
とにかくキャラがあまり立っていないように感じる。感情移入しにくいと思った。
今回の敵・西園寺も、音で勝負するなら最後までそうしてほしかった。
MVP:なし
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落ちぶれた音楽プロデューサが、音を使ったテクニックでWebの無料サービスに仕掛けた巧妙な集金システム。騙しのテクニック。
音楽プロデューサって、詐欺罪で有罪判決を受けた、小○哲○そのまんまじゃん!その妻の歌手ってのも・・・
(2010/7/21)
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シリーズ三作目。
探偵役の莉子が、持ち前の知識で様々な心理的なトリックや、物理的なトリックを次々と見破っていく様子がテンポよく楽しめます。終わり方もとても良い雰囲気でした。
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嫁が図書館から借りてきたので、とりあえず読んではみたけど…。
前作同様、作者のうんちく自慢。
うんちく居れるために、いらないシーケンスが入りすぎて相変わらず展開がぎくしゃくしている感じ。
なんかもう落ちとかどうでもいい感じだし。
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とても、とても面白かった!!
このシリーズが出て、そく、Ⅰ、Ⅱと、Ⅱ冊買って読んだんだけど
期待していたほどじゃなかったので
Ⅲからは、どうしようかと思ったんだけど。
買って読んでみて、良かった!
Ⅰ、Ⅱよりも、ぐっとテンポアップしているし、
小笠原(記者)のキャラも、気になるほど、うっとうしくなくなってるし
莉子のキャラも、安定してきていた^^;
何しろ、事件が面白かった。
超人気ブランドの店、カリスマモデルが経営しているブティックの売り上げが
減少していく、
そこに、脅迫。
なんと、BGMに細工された、客の減る方法。
元、超売れっ子だった音楽プロデューサーって
小室と、だだ被りだけど
音にまつわる事件というのが新しいし
莉子の優秀さが、今回は、それほど鼻につかないように描かれているのが良い。
ブレがなく、とても丁寧で良かった
一気に読めた。
これならⅣから、続けて、また読まなくては!!
さすが松岡圭祐だ!と思った1冊だった
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あの催眠とか千里眼シリーズの作者の新シリーズ万能鑑定士Q凛田莉子シリーズ3冊目ですねー。
前2シリーズに比べて、作品のイメージとか雰囲気、世界感はやや明るめ。
というか、世界崩壊的な重たさがないので読んでて気が楽(笑)
莉子さんの頭の良さは読んでて爽快!
できたら、角川編集部記者、小笠原悠斗さんにはもうちょっと頑張って欲しいというか、活躍して欲しいな( ;´Д`)
事件だけじゃ無くて、莉子さん絡みでもw