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名著である90 冊から結論を抜き取って、名言90 にまとめてある。
よくもまあこんなに文章の書き方に関する本が出版されていることに驚く。
エッセンスだけだが、文章を書きたい面々にはヒントが満載といってよい。
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世の中に文章の書き方本は星の数ほどある。その中に万人に役立つ本はおそらくない。あの本のあの辺この本のこの辺は役に立つ、というように一部だけ有効ということはあるだろう。しかし出版された本は多いものの実際に手にとって中を確認できる本はひとつまみに過ぎない。
そんな状況に助けとなってくれるのがこの本である。
これは書き方本のカタログだ。90冊の本をそれぞれ見開き2ページにまとめてある。もちろん書き切れなかった良い内容もあるだろう。だがどの書き方本を開いてみたいかと決める手助けにはなる。さらにこれ1冊まるごと読むことである程度の文章の書き方も知ることができる。
ちなみに私が気になったのは山口文憲・近藤勝重・清水義範・伊丹敬之・谷崎潤一郎・尾川正二・村田喜代子・本多勝一・植垣節也・赤羽博之だった。近藤と谷崎は当該の本を既読。
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書評にて気になり読んでみる。
新旧の名著のエッセンスが広く浅く詰め込まれ、
あらためて書くという行為の深さを感じる一冊。
書くことを仕事にする人だけでなく、
書くという行為を日常的に行う人に、
新たな視点を得るべく、薦めたい一冊。
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文章の書き方テクニック集。
書きたいことを形にする、テーマをみつけ書く、の割合が多い。
ブロガー(笑)とかにいいのでは?
たくさんのテクニックが記載されているが各2ページづつなので説明がわかりにくいものもある。
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「おや、まあ、へえ」のどれか、が書く内容。
締め切りの効用=モノを書く、というのはあきらめること。
発想のトレーニング=三題噺。3つの単語をつなぎ合わせて話を作る。
ピンホールカメラ理論=穴はできるだけ小さく。小さな話から始める。
論よりエピソード。具体的な模写のほうが書きやすい。
ネタの発掘法=リアルに書けるネタ、観察力、鉱脈を深掘りする。
書きやすい書き出しは、時、と場所、から。「むかしむかしあるところに」。俳句やことわざから始める方法もある。
起承転結の転を先に決める。
最後のひとこと、を書かない。エピソードで終わると余韻が広がる。
三点法で考える。テーマから3つ、思いついたものを選ぶ。更に3つ思いついたものを選ぶ、三回繰り返せば書くものが浮かぶはず。
省略して文章を煮詰める。
セリフで始める。
言葉尻。
最初の三行で勝負。
書き出しに困ったら俳句を。
体言止めは避ける。
タイトルは最終行である。
人物像は具体的行動で表す
書き出しは短文で始める。大上段にかぶらない。簡単明瞭、さわやか、期待感を持たせる。
紋切り型の言葉は使わない。自分は笑わない。落語と同じ。
事実と意見を区別する。
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メモすることの大事さ。
これから日記を付けていこうと思う。
しかし起承転結すら忘れていたので、勉強になったなあ。