紙の本
別人!?
2018/06/08 21:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽかり - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻から長い事続きを待っていましたが、ついに発行が!!
と思ったら、4巻以降はなんだか別人でビックリしました(笑)
やさしく(?)綺麗にまとまって、読後感は悪くなかったのですが、
ガッツリドロドロした家族戦争を期待していたせいで肩透かしを食らったような……
同じ結論に至ったとしても、あと3巻ぐらいかけても良かったかなぁと思ってしまいました。
紙の本
堂々完結?
2015/09/25 01:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタッケン伯爵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ながらく待ったファンとしては、物語の完結はことほぎたいところだけど、すっきり感の乏しい結末。生き残って欲しいキャラの生存率が8割以上だから、まぁそのあたりは満足すべきなのかな。
紙の本
ようやく完結
2015/03/01 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しげさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年放置されていたお話がようやく完結、完走賞として3点。しかしながら、雑な終わり方ですね。もう飽きていたのでしょうか?ヒーローだと思っていたファン・ヒューリックの扱いは中途半端だし、もしかすると主人公なのかもしれないジュスランも最終巻では随分無能になっている。おまけに、悪役のボスである藩王アジュマーンの描写もいい加減なものになっていて、色々な謀略の動機はこれなののか、という感じです。
開始時は、第二の「銀河英雄伝説」と期待していたのですが、残念な結果でした。
紙の本
誰が書いたの?
2017/01/18 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
説明的固いセリフの多さ、異様な急展開、理解できない心理に唖然としました。これはそもそも田中芳樹の文章では無いように思いました。
投稿元:
レビューを見る
まずは無事に完結したことを寿ぎたい。ただし、風呂敷を広げた大作シリーズの結末としては非常に残念。作者の全盛期に完結した英雄伝を期待することはできないとしても、これは酷かった。この延長線上でアルスラーンが終わるかと思いうと暗澹たる気持ちになるので、もうさっさと後進に道を譲ったほうがよいのではないかと思う。
投稿元:
レビューを見る
いやぁ~、無事完結したのは目出度い。
けど、結局このお話って、「いち商人一族のお家騒動」だった訳で、もう少し流星旗軍非主流派一派が活躍して欲しかったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
完結。
終わり方はまぁあんなものですかね。
最終決戦だけど、ファンの影が薄かったなぁ。まぁ、ヒーロータイプではないしあんなものかな。
投稿元:
レビューを見る
終わった終わったー! それしか言いようがない。
流星旗群VSタイタニアという話ではなかったと考えると、主役の一人であるはずのファン=ヒューリックの存在感の無さに納得できる。
稀代の用兵家という銀英伝のヤン=ウェンリーのポジションでありながら、ファンはどちらかというとポプランやアッテンボローのような軽い雰囲気、前半影が薄い美形と評されたアリアバートの方がよほど印象が強い。
この小説はタイトル通りタイタニアの歴史物語、田中芳樹版平家物語、しかも源氏の影は最小限というものだった。
銀英は異なる価値観の対立(史上最悪の民主主義VS最高の絶対君主制)が主軸になっているが、ファンの動機はあくまでちょっと好意を持っていた女の子が無残に殺されたことに対しての報復で、個人的なものだ。そして、対立するタイタニア側はというと、ファンは対立相手ではない、競争相手はあくまでタイタニアの中の誰かなのだ。
最終巻ははっきりとそれが鮮明になり、ラドモーズは兄イドリスを、イドリスはジュスランを、ジュスランはアジュマーンもしくはタイタニアをと、ファンは狂言回し、もしくはジョーカーとして最終決戦の場に送り込まれる。
レビューは全体的に厳しい意見が多いが、構図や展開はプロットが決まって横道にそれずに物語を収束したのはさすがだと思う。
無駄な人間は出てこないというのはそれだけですごい。
逆に惜しむらくは書き込みの少なさだ。
ファンたちは確かに狂言回しだが、作者は彼らを最低限にしか使っていない。
いくらタイタニアに物語を集中させるにしても、必要な行動や立ち位置を確保しているだけでは読者の読む楽しさがわいてこない。
ほかも、ラドモーズやアジュマーンの複雑な内面を語るシーンが説明的過ぎる。
台詞で心情を他者であれ、本人であれ語らせるという手抜きが手抜きな書き方のままでもう少し違う表現ができたのではないかと思う。
それでも終わらせてくれたこと、納得できるラストであることはすばらしいと思うので★5
せめてもう10年早く完結したら、ここまで叩かれることはなかったんじゃないか…
最終巻はバルと姫にがっつりフラグが立ったことと、フランシア嬢の恋する乙女の無敵モードが個人的な萌えを満足させてくれたので、それだけでもよかったよ。
ジャガイモ公国(エルヴィングだっけ)の十年後のロイヤルウェディングにはシュークリームつんで固めるお祝いケーキをお願いします。
投稿元:
レビューを見る
久々に一気読みした。面白かったです、後書き以外は。
細かいこといろいろ言いたいところはありますが、そんなこともうどうでもいいわとなるぐらい完結という事実は素晴らしい…
投稿元:
レビューを見る
完結した、と言うか、無理矢理完結したようなものか。
みんな死んでしまった。ただ、ジュスランのみ残ったが、目は失明、足は骨が砕け切断ぼろぼろ状態。 タイタニアの時代から大空位時代へと変わる。無秩序状態へ。もっと上手なまとめ方できんんかったかい!という感じがする。
まあ、3巻まででまとめ方はどうなるかと思っていたが、やはり4,5巻を出すのに10年以上かかったのも仕方ないかも。これしかないかなあ…
投稿元:
レビューを見る
26年かけ、ようやく完結!前巻も含めて、読めない展開にハラハラドキドキでした。主人公としては地味なジュスランですが、田中作品の中でもかなり好きなキャラクターです。その後の姫やバル、ゼルファの話も知りたかったのが唯一の心残りです。田中芳樹さん、完結させてくれてありがとうございます。
投稿元:
レビューを見る
長かった……。正直、十年以上完結はあきらめていました。まさかの4巻刊行からさして間をおかずに出た最終巻。
ある血族の終焉の物語は、ようやっと新たな時代にたどりつきました。
……とはいえ、1~3巻の、あのじわじわと不気味に侵食してくるような藩王の圧が欠けていたようで、そこはちと不満です。
投稿元:
レビューを見る
1〜3巻と4〜5巻は別物。とりあえず終わらせた、という印象。ジュスランのお話とすればこういう終わり方だよなという感じだけど、タイトルからすれば消化不良でしかなかった。
投稿元:
レビューを見る
最終巻。
・・・よもや終わるときが来るとは。
ハイスピードで話が進むので一気に読んでしまった。
らしいラストだったかなあ。
しかしなぜこの表紙なんだ。本屋さんですごく探したぞ。笑。
投稿元:
レビューを見る
タイタニアついに完結ですね。久方振りに再開させてそれっきりだったらどうしようかと思いましたが、無事完結です。
銀英伝という大作の後で、同じ未来の宇宙を舞台にした作品なので、どう差異をつけるのだろうかと思いましたが、最後まで読むとこれは英雄不在の物語でした。英雄に憧れる者、英雄になりたかった者、英雄だと思い込んだ者、英雄になりたくなかった者、そんな者たちが集まった物語。国と国の争いでもなく、政治的イデオロギーの対立でもなく、あくまで個人の野望と願望の物語なのでしょう。
だからこそ海賊集団が物語の主軸になれたはずなのに、活躍し損ねた感はありますね。もっと話を膨らませば、もっともっとエピソードが広がったのでしょうが、ここはこれで完結したことを祝いましょうか。