読割 50
電子書籍
水鏡推理6 クロノスタシス
著者 松岡圭祐
大人気シリーズ第6弾!【本シリーズはどの巻からでも読めます!】過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術が、文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎えていた。評価...
水鏡推理6 クロノスタシス
水鏡推理 6 クロノスタシス (講談社文庫)
商品説明
大人気シリーズ第6弾!【本シリーズはどの巻からでも読めます!】過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術が、文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎えていた。評価担当者・水鏡瑞希は周囲の反対を押し切り、財務省の若手官僚にまつわる実例を探る。ブラック企業並みの劣悪環境を野放しにする霞が関は変われるのか? 文科省官僚も注目する傑作ミステリー。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
最高です
2021/01/25 05:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回出てくるメンバー違うので最初の頃の南條さんとかちょっと出して欲しいですけどね笑
タスクフォースに戻ることはないんかなー。
紙の本
期待通り
2017/03/10 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:misty - この投稿者のレビュー一覧を見る
松岡さんの小説は期待を裏切りません
紙の本
『水鏡推理6 クロノスタシス』
2017/02/27 20:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
過労死の危険度を測定できるという「過労死バイオマーカー」
研究の是非を評価して3日以内に報告せよと指示された
研究公正推進室の末席事務員水鏡瑞希とキャリアの須藤誠は
自殺した財務省主計局の主査を調べるうちにおかしなことに気づく
巧妙に張られた伏線とミスリードが回収されるみごとな結末に喝采
「文科省のほうも、幹部の天下り斡旋問題でてんてこ舞いだろ?
同情するよ。どこの組織にもあることだからね」
なんて皮肉も効いた“シリーズ史上、最も面白い。”下克上ミステリ
紙の本
タイムリーな話題
2017/02/21 05:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずばり【過労死】がテーマになってます。過労死の危険性を数値化する技術「過労死バイオマーカー」の評価をする過程で主人公の水鏡瑞希がまたしても変わった切り口でお騒がせをする内容ですが、今回は専門用語など科学的な説明が比較的少ない上に、テーマがタイムリーで身近なため、非常に読みやすくまとまっています。作者の「過労死」という社会問題に対する考え方を反映しているらしく、非常にメッセージ性の高い作品になっています。その分ミステリー色は少なくなっていますが、それでも十分に「謎」があり、「転」があるいい小説だと思います。
電子書籍
非常にメッセージ性の高い作品
2018/12/07 02:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テーマはずばり【過労死】です。実にタイムリーな話題ですね。某大手の広告会社の新人女性が過労のために自殺をして、彼女のツイッター投稿が遺書になってしまった事件を会社名こそ変えていますが、そのままストーリーに組み込んでます。
文科省研究公正推進室の末席事務官水鏡瑞希は、あまり総合職らしくない須藤誠と共に過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術「過労死バイオマーカー」の評価を担当することになります。厚生省肝いりの研究で、前年の春に省庁職員が健康診断のついでに睡眠を計測するなどのデータ取りに協力させられたものだとか。瑞希はその数値データと、実際にその後に過労死している3人の公務員の実例を探ろうとします。その一環として、例によって例のごとくとんでもないものを掘り起こしてしまうことになります。
タイトルの「クロノスタシス」は急に時計を見ると秒針が止まっているように錯覚する時のような、視点移動にかかる時間的を脳が埋めようとする現象を指しています。疲労度を測る位置方法のようです。秒針が止まって見えるのが「正常」です。一瞬止まって見えなかったら大分疲れがたまっているらしいです。
当の瑞希ちゃんも睡眠障害に陥っているにもかかわらず、必死で「過労死バイオマーカー」の調査に取り組みます。
今回は専門用語など科学的な説明が比較的少ない上に、テーマがタイムリーで身近なため、非常に読みやすくまとまっています。作者の「過労死」という社会問題に対する考え方を反映しているらしく、非常にメッセージ性の高い作品になっています。その分ミステリー色は少なくなっていますが、それでも十分に「謎」があり、「転」があるいい小説だと思います。