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  • カテゴリ:中学生 高校生
  • 発売日:1999/06/21
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波ジュニア新書
  • サイズ:18cm/213,4p
  • 利用対象:中学生 高校生
  • ISBN:4-00-500323-0
新書

紙の本

進化とはなんだろうか (岩波ジュニア新書)

著者 長谷川 真理子 (著)

進化とはなんだろうか (岩波ジュニア新書)

税込 990 9pt

進化とはなんだろうか

税込 990 9pt

進化とはなんだろうか

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目次

  •  はじめに
  • 第1章 生物の多様性と適応
  •  種の多様性
  •  生活史・サイズその他における多様性
  •  うまくできたデザインや行動
  • 第2章 生命の長い鎖──つながっていく存在としての生物──
  •  進化ということ
  •  生き物の定義

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評価内訳

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紙の本

「生物学のどんな現象も、進化を考えに入れない限り意味を持たない」

2011/03/08 00:11

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

長谷川氏は行動生態学の専門家で、著書にも動物関連のものが多く、特に性について書いたものが多い。私はまだこれだけしか読んだことがないけど、かなり有名な人。

岩波ジュニア新書、ということで何にも知らないところから入っていける。ジュニア、というけれど、このシリーズは昔習ったことなんか綺麗に忘れてしまったという大人が読んでも充分満足できるレベルだったりして、とっても役に立つ。

本書冒頭で長谷川氏は、「進化論」と呼ばれていて、個人の意見であるかのように聞こえるけれども、これは既にれっきとした現代生物学の一部、というより「現代生物学を統合する総合的な理論」だと述べ、「進化生物学」と呼ぶべきだと主張している。まあ、すでに「進化論」という呼び方がが人口に膾炙してしまっているので難しいところはあるけれども、すでに確立した学問だと言うところはおさえておきたい。

内容は行動生態学者らしく、適応と自然淘汰について重点的に語られ、古生物学などについては触れていない。有名な「フィンチの嘴」なども紹介されている。これを読んで、自分が今まで読んできたものがグールド等古生物学に偏っていたのに気づいた。

面白いのは、いくつかの場面でゲーム理論や数式をもちいたアプローチをしていることだ。鳥が餌をどう集めるかを調べた研究では、遠さの違う餌場を用意し、鳥がどれだけその餌場に滞在するか、というのを計測している。餌場では長く滞在するほど餌の獲得量が減っていくので、距離と滞在時間を考慮して最適の回り方をしなければならない。この距離と滞在時間を数式化し、ある条件下でどう鳥が行動するかを予測したうえで、実地に確認すると、その数式の予測通りに鳥が行動することが判明した。つまり、仮説と検証の科学的モデルだ。しかし、動物はずいぶん合理的に行動するんだなぁと驚く。

同じことは行動だけではなく、進化についても行われている。環境の異なるいくつかの小さな島にトカゲを放し、十年、十四年後にどのような変化が起こったのかを検証した実験がある。この結果、小さな枝が多い場所に暮らす群れでは小回りをきかせるために後ろ足が小さくなり、大きな枝や幹があるところで暮らす群れでは後ろ足が大きくスピードを出せるようになっていた。これは他の研究で明らかにされていたことが、実地に実験することで検証された例だ。

進化論というと、歴史のように実験の出来ない科学的でない学問、という偏見が時にみられるけど、本書を読めば進化は人為的に起こすことの出来る現象で、実験により再現可能なものだということが理解できる。

長谷川氏は生物が多様な種をもち、さまざまな形態、生態を持っているのは何故か、という基本的な疑問は、この「進化」ということなしには解けない疑問だという。彼女は現代遺伝学の基礎を築いたテオドシウス・ドブジャンスキーの次の言葉を引いている。

「生物学のどんな現象も、進化を考えに入れない限り意味を持たない」

長谷川氏は終盤こう書いている。

「ドブジャンスキーが言うように、進化の考えを抜きにしては、生物学の知識はただの寄せ集めにすぎません。進化を考えてこそ、生き物の構造、生理、生活史、行動、生態、多様性などのすべてが意味あるものとして見えてくるのです」223P

進化というメカニズムを考えることで、目の前の生き物が、なぜいまそうあるのか、ということを考える筋道を与えるということ。進化という考えを知ると、すべての生き物が魅力的な謎に見えてくるということを体験できる。

進化論の入門というと、私はグールドのエッセイシリーズを読んだのだけれど、古生物学者のグールドと、行動生態学者の長谷川氏では、異なる視点から進化が論じられているので、両方を比べながら読むと面白い。

Close to the Wall

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紙の本

最適な入門書

2002/07/09 23:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の虫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、人文系の読者にも薦められるべき格好の進化生物学入門書である。適応、自然淘汰といった重要な概念を中心に、進化に関するさまざまなトピックスがちりばめられたお得な一冊。

岩波ジュニア新書は、その名の通り若者のためのラインアップではあるが、その中には若者向けとして収まってしまうにはもったいないような良書がいくつかある。そしてこと進化という、分かったようになっている人は非常に多いが、大体は間違った考え方を信じ込んでいたりすることが多いといわれる分野で、本書のような良書に読者が出会える意義は大きい。

[木の虫]

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紙の本

仮説としての進化生物学

2006/09/18 17:29

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プシュケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読後の疑問点だけを取り上げます。
 (A)「生物は生き物からしか生まれませんが、地球の歴史の中で一回だけ、無生物から生物からうまれました。それが生命の起源です。」(pp.25-26)
(1)「生物は生き物からしか生まれません」と「生物は無生物から生まれた」とはつじつまが合いません。
(2)なぜ「一回だけ」なのでしょう。その理由が述べられていません。
(3)「生物は無生物から生まれた」とは進化学者は唯物論者なのでしょうか。そうすると、この教えを学ぶひとはみな唯物論者になることになりますがそれでいいのでしょうか。
 (B)「種というのは、その内部でたがいに交配が可能な個体の集まりであり、それ以外の個体とは交配しないような個体の集まりであるという定義を出しました。これを生物学的種と呼びます。(中略)しかし、これでは困る事態がたくさんあるのです。たとえば、無性生殖の生き物はどうしましょう?」(pp.82-3)
(1)生物の分類のための「種」の定義がいまだに存在しない。そんな学問があるでしょうか。(そこで「種」の代わりに「個体群」(この本でも使用されている)とする人もいますが、個体群なら、石、惑星、紙、サル、机、と集めても個体群といえますが、もちろんそんなことはなく学者たちは「ひそかに」種の概念を忍ばせて「個体群」といっています。なにか論理が欠けているように思われます)
 (C)「進化とは、生物が時間とともに変化することです。そして、およそ33億年前に地球に出現した一つ単純な生物から、何百万以上にも及ぶ種が分化してきました。」(p.87)「種がどのように分化するかについては、まだまだ分からないことがたくさんあります。」(p.98)
(1)一方で断定しておきながら、そのあとで断定に譲歩をつける。どうして譲歩をつけるのでしょうか。真の学問でしたら、それほどの譲歩を必要とするのでしょうか。一つの仮説ではないのではしょうか。もちろん学問には仮説は必要ですが、それにしても仮説が多すぎます。この解決は若い皆さんの今後の課題になるでしょう。
 この本は多くの疑問点を私たちに投げかけていますが、そのことがかえって進化生物学に取り組む原動力にもなります。

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紙の本

一つの説明

2002/10/12 20:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

この書は、進化の中でも、適応と自然淘汰を話の中心にすえる。そして、これこそが、生物の美しさと多様性とを同時に説明する唯一の理論だ主張する。また、適応と自然淘汰の理論こそが、日本の生物教育の中でもっとも不十分にしか扱われていないトピックスだともいう。そこで、この書は適応と自然淘汰を解説する進化の本ということになる。とはいっても、実際に自然淘汰と適応を正面から扱っているのは全部で10章あるなかでたったの1章である。
 生き物の大きな特徴の一つは適応的であり、適応とは、生き物の形や生理的過程や行動などが、その暮らしている環境にうまく合っていることだという。現在、なぜ適応が生じるかの科学的説明は一つしかない。それが自然淘汰だという。ダーウィンによって提出された自然淘汰は、今でも、適応を説明できる唯一の理論である。
 自然淘汰は、1)生物の個体には変異があること、2)変異の中には遺伝的に次世代に受け継がれるものがあること、3)生まれてきたすべての個体が生き残ることはできない、というたった三つのことがらからなっている。
 さまざまな遺伝的なタイプについて、次の世代にどれほどその複製が作られるかを数値で示したものを適応度という。適応度の高い遺伝的変異の持ち主の子が、他のタイプに比べて相対的に多く生き残る。それは遺伝的変異であるため、その子どもたちは、同じ変異を受け継ぐ。そうすると、やがてその個体群は、適応度の高いタイプの子孫ばかりになっていく。
 適応度に影響を与えるような外的要因は淘汰圧と呼ぶ。個体群の中に遺伝的変異があり、淘汰圧が働く結果、適応度に差が生じると、世代を重ねるにつれてその個体群には、適応度の高い遺伝的変異が広まっていく。このプロセスが自然淘汰である。
 これをフィンチという鳥の例でいうと、くちばしの厚さには個体変異があること、それは遺伝すること、干ばつのために食料が変化し、大きな木の実を割ることができるかどうかという淘汰圧が働いたこと、その結果、よりくちばしの厚い個体が多くなったこと、これが自然淘汰である。
 この三つの中でもっとも重要なのは個体変異、個体変異が進化の原動力である。生物に変異がなく、最初の生命が生まれたときからずっと、完璧に正確な複製がされてきたならば、生物が時間とともに変化することはなく、進化は起こらなかった。
 以上が進化の理論である。こんな簡単な理論にもかかわらず、進化に関して一般の人々が抱いている考えは誤解に充ち満ちており、日本で出版されている進化関係をうたった書物も、玉石混淆であるのが現状だと著者はいう。こう述べる背後には著者の理論に対する狭隘な姿勢が存在する。理論は一つではないのだ。

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