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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2007/03/01
- 出版社: 偕成社
- レーベル: 偕成社ワンダーランド
- サイズ:22cm/364p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-540340-1
紙の本
天と地の守り人 第3部 (偕成社ワンダーランド 「守り人」シリーズ)
バルサとチャグムはこの物語の発端となったチャグムの祖国、新ヨゴ皇国へむかう。新ヨゴ皇国は南のタルシュ帝国に攻めこまれ、一方、ナユグの四季も変化の時をむかえていた…『天と地...
天と地の守り人 第3部 (偕成社ワンダーランド 「守り人」シリーズ)
紙の本 |
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- 税込価格:19,800円(180pt)
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- 税込価格:18,150円(165pt)
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商品説明
バルサとチャグムはこの物語の発端となったチャグムの祖国、新ヨゴ皇国へむかう。新ヨゴ皇国は南のタルシュ帝国に攻めこまれ、一方、ナユグの四季も変化の時をむかえていた…『天と地の守り人』三部作ここに完結。【「BOOK」データベースの商品解説】
バルサとチャグムは、チャグムの祖国である新ヨゴ皇国へむかう。新ヨゴ皇国は南のタルシュ帝国に攻めこまれ、一方、ナユグの四季も変化の時をむかえていた…。「精霊の守り人」にはじまった壮大な物語の最終章、感動の完結編。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
上橋 菜穂子
- 略歴
- 〈上橋菜穂子〉立教大学大学院博士課程単位取得。専攻は文化人類学。オーストラリア先住民族であるアボリジニを研究。川村学園女子大学助教授。「精霊の守り人」で野間児童文芸新人賞などを受賞。
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紙の本
ありがとう愛しい人へ
2007/05/23 21:35
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
『精霊の守り人』を手にとり、初めてバルサとチャグムと出会ったのはもう10年近く前のことです。
「おれのことチャグムってよんで。さようならチャグムっていって」
弱く懸命だった幼いチャグムと、癒しきれぬ傷を抱いたままチャグムを慈しみ命がけで守ったバルサとの別れのシーンが心に焼きついて消えなくて、それからずっとこの2人を見つめてきました。
守り人シリーズの完結です。
作中でも時は流れ、チャグムはもう幼い子供ではない。それでもそのまっすぐさ、ひたむきさ、優しさは変わりません。国と国のぶつかりあい。この世界サグと異世界ナユグのかかわりから生まれる大災害。その混乱を誰も傷つかず傷つけずに越えたいと、それがどれほど困難であるかを知りながら願い続けています。そして、それがかなわぬ願いであると知りながら、一歩でもそれに近づけようと、必死でまさに必死で力をふりしぼり続けている。読んでいる立場としてもエールを送らずにはいられないその姿を、もちろんバルサも守り抜こうとします。チャグムよりはもっとずっとシンプルに、愛しいものを守ろうとするバルサも迷いのない瞳で闘い続けます。
そしてそのバルサの「帰る場所」としてあり続けたタンダもまた。
ラストを明かすわけにはいきませんが、彼らを見つめ続けてきて本当によかった。そう心から思う。ありがとう。
紙の本
大傑作過ぎる
2016/11/30 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
人と人 こうもわかり合えないものなのか。チャグムと父帝の決別は読んでいて辛いものがあった。苦難の中 チャグムの存在は民たちには希望そのものだっただろう。息子の姿は父帝の目にどう映っていたのか。父帝は最後までそれを希望とは認められなかったのは悲しい。物語の終わりにきょうだいたちと野を歩くチャグム、木の根元で寄り添うバルサとタンダの場面にたどり着くためにずっと読んできたのだなと感慨深く思った。バルサはもう二度でチャグムとは会う事は無いだろうと言った。だが チャグムが望む道を歩む事ができればきっと会える。チャグム、バルサとタンダと皆で笑って語り合えるはずだと私は信じている。
紙の本
バルサの物語が終わった。
2016/05/31 21:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゴータマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKのドラマを見て原作を読みだした。バルサと チャグムの物語から始まり、国と国のかかわりにまで発展した壮大な物語となった。精霊や異次元とも呼べるナユグとのかかわりなどもあり、読み応えのある物語だった。
私としては、この後の続編が読みたいと思う。以前の物語で星読博士のシュガがナユグと星の関係で何か大発見をするようなことが書いてあった。これに絡めて、シュガを主人公とした物語を書いてほしいと願うばかりだ。帝になったチャグムの話や、聖導師が師と仰ぐ呪術師トロガイの絡み。するとバルサまで出てくるような話になると思うのは私だけだろうか。
大学の教授であり忙しい作者にこのようなことをを望むのは酷だろうか。
しかし、この物語の続編が読みたいのです。