「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
脚本家志望の若者・朝比奈英一は、制約だらけの日本から海を渡り、満州映画協会の扉を叩く。だが提出するメロドラマはすべて、ドイツ帰りの若き女性監督・桐谷サカエから「この満洲では使い物にならない」とボツの繰り返し。彼女の指示で現地スタッフの陳雲と二人で、探偵映画の脚本を練り始めるのだが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
脚本家志望の若者・朝比奈は、満州映画協会の扉を叩いた。だが提出するメロドラマはすべて、ドイツ帰りの若き女性監督・桐谷からボツにされる。朝比奈は、彼女の指示で現地スタッフと2人で、探偵映画の脚本を練り始めるが…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
柳 広司
- 略歴
- 〈柳広司〉1967年生まれ。2001年「黄金の灰」でデビュー。「贋作「坊っちゃん」殺人事件」で朝日新人文学賞、「ジョーカー・ゲーム」で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
著者は「ジョーカーゲーム」で…
丸善 丸の内本店さん
著者は「ジョーカーゲーム」で多くの読者をつかんだミステリー界の鬼才・柳広司。舞台は1942年満州国に作られた幻影城市、満州映画協会。大杉栄を虐殺した甘粕、謎のドイツ帰りの女性監督桐谷サカエ、中国人学生陳雲、倉庫を管理する謎の老人渡口などそれぞれ謎の過去をもつ個性豊かな登場人物が主人公英一をこの夢の楽園で取り囲み翻弄していく。居場所を失い迷い込んだ映画の楽園で夢を追いかけるも、物語は野望、陰謀が交錯し思いもよらぬ展開を見せ、秘められた姿を暴きだしていく。
この時代は読者にとっても謎にみち興味そそられるものがある。多くの小説で取り上げられる題材ではあるが、柳広司さんのこの作品はクライマックスの迫力、希望を心に残させるエンディング、エンターテイメントとして十分に楽しめる作品だと思う。
ぜひまた別の切り口からもこの時代をまた書いてくれることを期待したい。
(評者:丸善 丸の内本店 文芸担当 三瓶ひとみ)
紙の本
あっけない
2022/07/10 10:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わり方があっけなかった。
満州っていう舞台と、映画制作っていう設定っていうだけで
成り立ってるストーリー。
で?って感じ。