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紙の本
教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」 (講談社現代新書)
著者 梅原 猛 (著),羽生 善治 (著),尾本 恵市 (著)
「観るファン」のための本格的将棋ガイド。羽生善治永世七冠、哲学者・梅原猛、考古学者・清水康二など多種多様な8人が、それぞれの立場から、将棋盤の外に広がっている将棋の豊かな...
教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」 (講談社現代新書)
教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」
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商品説明
「観るファン」のための本格的将棋ガイド。羽生善治永世七冠、哲学者・梅原猛、考古学者・清水康二など多種多様な8人が、それぞれの立場から、将棋盤の外に広がっている将棋の豊かな魅力を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
古代インドの発祥とされる疑似戦争ゲーム「チャトランガ」はさまざまに形を変えて洋の東西に伝わり、
極東の島国にたどりついたとき、世界に類のないゲームとして完成した。日本人がつくりあげた「将棋」
の面白さ、深さはプレーする者のみならず、広く人々の知的好奇心を刺激し、学問・研究のテーマとして
興味が尽きないほか、いまや「観るだけのファン」も多数現れている。
将棋はなぜ世界でオンリーワンのゲームなのか? 将棋はどのようにして生まれたのか?
将棋はなぜ人を夢中にさせるのか?
わが国を代表する哲学者と将棋界のスーパースター、そして将棋を盤外で探求する識者たちが解き明かす
日本文化としての将棋の謎。将棋を指さずに将棋を知りたい人のための、かつてなかった将棋の教養書!
【本書の構成】
序 章 「将棋学」ことはじめ――盤外の文化、ここに集う 尾本恵市
第1章 いまこそ将棋を知ってほしい――大山・升田からAI、怨霊思想まで 梅原 猛×羽生善治
第2章 将棋はどのようにしてできたのか――考古学が追う「誕生」のミステリー 清水康二
第3章 将棋はなぜ人を夢中にさせるのか――数理で示す「面白さ」のメカニズム 飯田弘之
第4章 将棋の駒はなぜ芸術になったのか――職人が明かす「わざ」の見どころ 熊澤良尊
第5章 将棋はなぜ「頭のよい子」を育てるのか――教育者が説く「負けました」の効能 安次嶺隆幸
第6章 将棋の「観戦記」はどう変わったか――取材現場で見た将棋界の「ハイテク化」 大川慎太郎
【著者紹介】
梅原 猛(うめはら たけし)国際日本文化研究センター初代所長。1999年文化勲章。2019年逝去。
羽生善治(はぶ よしはる)1996年史上初の七冠全冠制覇。2017年永世七冠。2018年国民栄誉賞。
尾本恵市(おもと けいいち)東京大学、国際日本文化研究センター名誉教授。2015年秋、瑞宝中綬章。
清水康二(しみず やすじ)奈良県立橿原考古学研究所指導研究員。日本最古の将棋駒発掘に貢献。
飯田弘之(いいだ ひろゆき)北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授。棋士。
熊澤良尊(くまざわ りょうそん)駒師。その作品は数多くのタイトル戦で使用されている。
安次嶺隆幸(あじみね たかゆき)東京福祉大学教育学部専任講師。日本将棋連盟学校教育アドバイザー。
大川慎太郎(おおかわ しんたろう)観戦記者。2015年、2018年将棋ペンクラブ大賞・観戦記部門大賞。
【商品解説】
著者紹介
梅原 猛
- 略歴
- 〈梅原猛〉1925〜2019年。宮城県生まれ。哲学者。京都市立芸術大学学長などを歴任。
〈羽生善治〉1970年埼玉県生まれ。棋士。2017年、史上初の「永世七冠」となる。
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紙の本
日本人としての将棋の価値
2019/09/08 12:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海坊主 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の基本的教養としての将棋を各界の権威が語ってくれる教養書ですね。梅原先生と羽生九段との対談はいつ行われたのか解りませんが、梅原先生最晩年の対談相手が羽生九段だったのかと思うと、感じ入る物がありますよね。
飯田七段(教授)の数学的アプローチも、理解が及ばないながらも興味を惹かれます。その他の先生方の、それぞれの立場からのアプローチも、将棋の芸術性まで含めた深遠さに対する興味をかき立ててくれるものであり、非常に楽しく読ませてもらいました。
紙の本
教養としての将棋
2021/09/27 13:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
尾本恵市と言う分子人類学者が中心になり、将棋を文化、学問として捉えて
棋士,哲学者始め8人の人間が将棋を語るとの形式。将棋の定跡本でもなければ、将棋をモチーフにした小説でもなく、一言で言うなら将棋を学問として、色々な角度から検証しようとする本。将棋のルールも知らない人も楽しめると言うのが謳い文句であるがそれは疑わしい。尾本恵市は、将棋は文化だと言う。その根拠は将棋の持つ、『伝統性』,『独自性』,『大衆性』。20世紀末に興福寺境内にて、将棋の駒が発見されたが、その駒は1058年の物と言う。将棋は少なくとも1000年弱は続いていたことになり、『伝統性』と言う事が頷ける。『独自性』と言うのも尤もだ。
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興味深い
2020/11/04 09:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋を巡っての対談で、興味深く読むことができました。梅原猛さんと羽生善治さんの組み合わせが、素晴らしかったです。
紙の本
負けましたの文化
2019/08/09 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文化とは伝統性・独自性・大衆性の三点を満たすもの。それらを満たすものが将棋である。棋士やその周辺の人たちから道具や歴史や考え方を教養として伝えている。本日の幾何的ひらめきは何だろう。
紙の本
将棋は指せなくても確かに面白い
2020/04/15 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りと実感する一冊