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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.11
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:22cm/790p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-319390-1
  • 国内送料無料

紙の本

ザ・スタンド 上

著者 スティーヴン・キング (著),深町 真理子 (訳)

秘密軍事基地から洩れた致死率99%の超悪性感冒で全米は瞬く間に死の国と化した−。恐怖の黙示録。【「TRC MARC」の商品解説】

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ザ・スタンド 上

税込 3,300 30pt

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

遠大な物語。読書の喜び。

2003/06/14 07:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:奈伊里 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まずはたくさんのプロットが提示される。これから展開する物語に関わるたくさんの人間とたくさんの人生の紹介だ。そして、世界を揺るがす大事故を介して、その「たくさん」が、ひとつのプロットに、ひとつの状況に、収束していく。
 キングは、この「たくさん」を操るのが比肩なくうまい。 決してお腹いっぱいになることがない。登場する人物たちが例外なく面白いものだから、読み始めたとたん、いつか物語の終わってしまうことを恐れて、「収束しなくていいから、完結しなくていいから、ずっと無限に、捏造された他者の人生を提示し続けてほしい!」と、読書の時間の喜びを享受する。
 でも、ひとたび魔法の筆でこれらが絡まり合いだすと、またまたその面白さに取り込まれる。極端な状況下で、出会うことのない人々が出会っていく。しかも、それぞれがそれぞれに、非日常下の新たなる行動パターンに取り込まれつつある時であり、他者が自らの命を左右することになると分かっているだけに、、出会いは極端に、「愛」と「憎」に2分割されていく。稀代の物語作家の仕組むことであるから、その出会いと愛憎のなせる業は、面白くないわけがない。
 そして、言うまでもなく、「愛」だけではなく「憎」も人を育てる。キングらしいのは、憎悪によって成長過程をたどっている登場人物に「愛」を与えて、逡巡させたりするところだ。
 幼い頃から「憎む」ことに囚われた男が愛を知り、「俺はもしかしたら憎むことではなく愛することでもやっていけるのかもしれない」と、悩み行き詰まったりする。でも、結局彼が選択するのは「悪」であり、「憎」だ。そうさせるのは自己顕示欲。彼は素早く成長を遂げたいのだ。素早く名をあげ、素早く輝ける地位にたどり着きたい。憎悪の道はマイノリティーだ。だから逆に門は広い。よって彼は今更方向転換できないと思い直す。憎悪の感情を守り、育てていくことこそ、我が道なのだと。簡単な愛情で屈してはいけないと。
 「愛」と「憎」は、たかだかそんな選択肢に過ぎなかったりする。この辺りは、米国の犯罪史を思い返させる、リアリティーのある展開だ。
 そうこうして、生き残った者たちが「善」と「悪」というわかりやすい二つのコミュニティーに集結し、生き残りをかけての闘いが始まる。この、コミュニティーの代表となっていく人間たちの描き分けも面白い。
A 生を受けた時から、神によって祝福を受けた人間。
B 生を受けた時から、神によって使命を帯びた人間。
C 肉体的な欠落(欠損)から、健常者では知り得ぬことを学び取っている、また感知しうる人間。
D 他者に甘えることなく、生活に甘えることなく、後天的に強い自己を獲得している人間。
E 他者に甘え、生活に甘え、自己を確立し得ていなかったのに、常ならぬ現実に対応していく中で、急速に何かを学び取っていく人間。
 最も面白いのは、言うまでもないが、Eのタイプだ。戸惑いや苦悩、後悔やら反駁を繰り返して、意志力行動力適応能力などを勝ち取っていく姿は、人間の潜在能力やら人間の持ち時間の可能性を感じさせて、感動的。キングはこれにたっぷりとリアリティーを持たせて、甘からず辛からず丹念に書き込んでいる。そこに描かれるのはRPGの主人公が敵を倒すことでレベルアップしていくのとは余りに違う、人間の基本的な営為だ。
 複雑な現代社会の中にあって、物事を単純化して感動を紡ぐのではなく、何もかもを取り込むことで描こうとするエネルギー。この遠大さ、まさに、キングの魅力の最たるところだ。
 この作品に関しては、その魅力ゆえに出版が遅れてしまったわけだが、ともあれ、今は読むことができる。傑作です。

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紙の本

キングの最高傑作といえば『IT』だとばっかり思っていたら、もう30年近くも前にこんな凄いのを書いていたんだって。文庫本なら何冊になる?

2003/06/05 21:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

みんな知ってるかな、超ド級という言葉があるの? いや、ある年代の人なら知っている。しかも「ド」というのを、ワープロで簡単に出てこない、でも比較的簡単な漢字で書いたりなんかする。昔、友人に教わったのは、イギリスの軍艦(駆逐艦てこたあないだろうね)にドレッドノートというのがあって、それを超えるような重厚長大なものを指すのだそうな。さしずめ、日本で言えば昔の小錦、京極夏彦の文庫を思えばいい。そういえば京極には『どすこい(仮)』ってのがあった。最近のミヤベもそう。で、アメリカでは、やっぱりこの人、キング(オブ・キングだね)。

キングの新作を見るたびに、嫌な予感が当たったと思う。上下二巻は当たり前、本の版形が少し大きくて、しかも二段組み。端からはしまで活字が一杯。これが鯛焼きだったらさぞかし評判になるだろう。いやいや、小説の内容は面白いのが分っている。ただ、キングの本を読み始めると、それだけで時間を取られ、長い時は一月くらいかかってしまう。それが何より困る。

今回の本、1975年に著者が書いた作品の完全版で、削除された部分を戻し時代を手直ししたというのだから、矢張り無視はできない。上下巻で1500ページ。実際に本を手にして、私は固まった。

全米を襲う謎の疫病フルー。生き残った人々は、グループを作り、生存者を探しながら、謎の老女と闇の男に導かれフリーゾーンとラスベガスに結集する。108歳の老女アパゲイルの元にはスチュー、フラン、グレン、ニック、トム、ラリー、ラルフとハロルドそして運命の女ナディーン、そして犬のコジャック。闇の男フラッグの元にはロイド、ゴミ箱男など夥しい数の人々。彼らを待ち受ける運命。恋、欲望、嫉妬。往きて還りしものの物語、そう、これこそファンタジー。

キング特有の文体だから簡単には読めない、時速50ページがやっと。本当に一ヶ月かかってしまった。でも話はシンプル。夥しい人々が出ている気がするけれど、重要な人間は絞られている。火に群がる蛾のように皆がある点に集まっていくのだから、安心していられる。ともかく面白い。

あとがきに「キングの全てがこの作品に入っている」と書いてあるけれど、その通り。デビュー時代にその作家の全てがあるという典型。キングファンの間では『IT』と並び、最高傑作との呼び声の高いこの本。読んで絶対に損しないどころか、お釣りがくる。悪酔いを恐れず、キング節に酔って欲しい、文句無しの傑作。今後さらに評価は上がるにちがいない。

腕を痛めないためにも、机の上に広げて読むことを勧める重量の本。読み終われば確実に筋肉がつき、重いものでも動かせるようになる。いやあ、面白い本は体にもいい。

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紙の本

リセット

2001/10/27 07:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よんひゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大量の苦痛に満ちた死。そして、現在の社会もまた死んでいく様子が、これでもかと執拗に語られる。その中で、さまざまな思いを抱えて生きていた個人も、人生をリセットされる、はずなのだが、ひきずってきたものを乗り越えるのは容易ではない。表紙にもなっている、ギターを弾く黒人の老婆の描写が美しい。

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紙の本

内容紹介

2002/01/29 09:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世界は終末のときを迎えていた。致死率99%という超悪性のインフルエンザ、スーパーフルーの流行によりほとんどの人が死に絶えてしまったのだ。
 しかし、妊娠中の少女に聾唖の青年、売れない歌手……生き残った者もいるにはいた。
 生者を求めて旅をつづけるそんな人々がうなされる毎夜の夢、それはネブラスカのトウモロコシ畑でギターを引く黒人の老女の夢だった。夢の不思議な力に導かれ、老女のもとをめざす人々に忍び寄る黒い影。実は闇の男もこの絶好の機会に世界を征服せんと狙っていたのであった。ついに正体を現わした「光」と「闇」、「善」と「悪」の戦いの行方は……?
 キングの最高傑作と評する人も少なくない、キング文学の金字塔ともいうべきファン待望の作品がついに日本語版で登場、20世紀の最後を飾るにふさわしい、あらゆるジャンルを包括した超大作。

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2005/11/10 23:52

投稿元:ブクログ

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2009/10/01 14:36

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2020/07/16 20:36

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2010/11/12 00:00

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2013/11/05 23:41

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2016/11/04 20:44

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2021/04/14 21:40

投稿元:ブクログ

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