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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/02/08
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/235p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390400-9

紙の本

象は忘れない

著者 柳 広司 (著)

原発事故で失われた命、電力会社と政府の欺瞞、福島から避難した母子が受けた差別…。福島第一原発を題材に紡がれた連作短編集。『オール讀物』掲載に書き下ろしを加えて書籍化。【「...

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象は忘れない

税込 1,485 13pt

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商品説明

原発事故で失われた命、電力会社と政府の欺瞞、福島から避難した母子が受けた差別…。福島第一原発を題材に紡がれた連作短編集。『オール讀物』掲載に書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

「なかったことには、ならない。」

「福島」が「フクシマ」になったあの日、原発に人生を奪われた。
だが、何としてでも生き抜いてやるーー。


【象は忘れない】
“象は非常に記憶力が良く、自分の身に起きたことは決して忘れない”(英語の諺)

あの日あの場所で何が起きたのか(「道成寺」)、
助けられたかもしれない命の声(「黒塚」)、
原発事故によって崩れてゆく言葉の世界(「卒都婆小町」)など、
エンターテイメントの枠を超え、研ぎ澄まされた筆致で描かれた五編。

著者プロフィール・柳広司(やなぎ・こうじ)
一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日新人文学賞受賞。歴史や文学作品をミステリと融合させた『吾輩はシャーロック・ホームズである』『はじまりの島』『新世界』などの作品を発表。二〇〇九年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。ほかに『怪談』『ロマンス』『虎と月』『ナイト&シャドウ』『ソクラテスの妻』など著書多数。【商品解説】

収録作品一覧

道成寺 5−51
黒塚 53−97
卒都婆小町 99−145

著者紹介

柳 広司

略歴
〈柳広司〉1967年生まれ。「贋作「坊っちゃん」殺人事件」で朝日新人文学賞、「ジョーカー・ゲーム」で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に「怪談」等。

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評価内訳

紙の本

表紙のこれ、えふいちの姿を模してる?

2018/11/11 05:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

題材に驚いた、福島第一原子力発電所事故。
『象は忘れない』といえばアガサ・クリスティだけれど、もともとは英語のことわざで、「象は非常に記憶力が良いので、自分の身に起きたことは決して忘れない」の意。
あ、もうそれだけで「忘れっぽい日本の国民性」が串刺しにされたような痛みが・・・。
“あの日”を境に世界が変わってしまった人たちを描く5編の短編集。タイトルはそれぞれお能の演目から採られている。

冒頭の、『道成寺』から、読みながら「うひゃーっ」と頭を抱えてその場を走り回ってしまいたくなった。
東北に住んでいて、同じ県内に原子力発電所や原発関連施設がある者にとって、ほぼ心当たりがあるような内容と描写に、「原発は絶対安全です」で思考停止してしまっていた過去の自分に言いようのない恥ずかしさと怒りと無力感を覚えて。しかもその後私はジャンルは違えど科学を学ぶことになったし、SFもずっと愛しているのに。
登場人物はみな普通の人で、おろかで勇気がなくて度胸もない、気持ちはあっても結局現状を変えられない普通の人。
それがとても痛い。
小説の形をとっているが、これまで作者が描いてきた<エンターテイメント>ではなく、むしろ作者の怒りがストレートに伝わってくる。萩尾望都の『なのはな』の中盤に収録された話のように、怒りや戸惑いが物語として昇華されていない(あえて昇華させてない?)、まるでノンフィクションのようなパワーがある。
これを<震災文学>と呼ぶのなら、多分そうなんでしょう。むしろ<原発被害文学>か。

勿論福島がいちばんひどい、今もまだいじめ問題が残ってるぐらいだし、帰れない人たちと帰れる人たちの境目は曖昧だし、復興なんか全然だし。そもそも原発事故跡の処理も目途が立っていない、放射性物質がこの先どう土地を・世界を汚染するのかまったくわからない。
それでも、あの地震で被害に遭ったのは福島だけじゃない。復興の道が遠いのも福島だけじゃない、という気持ちも湧き上がってしまうのです、東北出身者として。
けれど、そのあとも日本には様々な災害が襲ってきていて、困っている人たちは減らない。
いったい、どうしたらいい?

『黒塚』・『卒都婆小町』・『善知鳥』・『俊寛』と続く話は、元ネタとは違うんだけど、大枠では驚くほどキーワードが共通していたりして驚く。人間のすることは時が移ろうとも結局大して変われないのか。
そしてまさか『善知鳥』の文字を神戸に来て見ることになろうとは・・・地元ではメジャーでありすぎるが故に全国的にはそうでもないと思っていたので。
それが『卒都婆小町』や『道成寺』・『黒塚』といった有名どころと並ぶことになるなんて・・・感慨深い。そんな場合じゃないんだけど。

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2016/03/14 00:25

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