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紙の本
2040年全ビジネスモデル消滅 (文春新書)
著者 牧野知弘 (著)
銀座から全国に広がったマクドナルドと、浦安に籠ったきり出てこないディズニーランド。両者から四半世紀ごとのビジネスモデルの変遷を読み解き、次の四半世紀、日本が直面する恐るべ...
2040年全ビジネスモデル消滅 (文春新書)
2040年全ビジネスモデル消滅
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商品説明
銀座から全国に広がったマクドナルドと、浦安に籠ったきり出てこないディズニーランド。両者から四半世紀ごとのビジネスモデルの変遷を読み解き、次の四半世紀、日本が直面する恐るべき現実を抉り出す。【「TRC MARC」の商品解説】
ベストセラー『2020年マンション大崩壊』の筆者の第2作! 前回は個人の住宅問題に切り込んだが、今回はビジネスモデルが対象。
日本の高度成長時代、「量的充足」を目指したマクドナルドのビジネスモデルは、外食産業のみならず、日本のすべてのビジネスモデルを牽引するものだった。とくに、不動産では、企業は、都心から郊外へ、いかに安く大量にオフィスビルや住宅を供給するかに鎬を削った。同じサービスが「どこにいても手に入る]ことが重要だった。
そのいっぽうで、ディズニーランドは浦安・舞浜のシンデレラ城にこもったきり、外には決して出てこなかった。不況下でも値上げを続け、「ここにこなければ手に入れることが出来ない」価値を生み出し続けることに集中した。「質的充足」を目指したビジネスモデルの先駆者となったのである。
そして1996年以降、日本の生産人口が下り坂になると、マクドナルド型ビジネスモデルは、急速にどこにでもある陳腐なもの、すなわち「コモディティ化」し、その価値は崩壊していく。対するディズニーランド型のビジネスモデルは、他では手に入らない、特別なサービスを提供することで、現在のビジネスシーンを牽引している。
しかし、今、絶頂にあるディズニー型ビジネスモデルにも、やがて限界が来るだろう。それは、1%の超富裕層と99%の貧困層といわれる、超格差社会の到来が、「特別」をウリにしたディズニーランド型のビジネスモデルすら存続不可能にするからである。
2040年を予想したさまざまな指標は、これまでのビジネスモデルがすべて通用しない、世界が来ることを示唆している。そのとき、あなたはどうする……【商品解説】
高度成長時代に日本を席巻したマクドナルドが凋落する一方、いまだに伸び続けるディズニーランド。ビジネスモデルで見る日本の未来。 【本の内容】
高度成長時代に日本を席巻したマクドナルドが凋落する一方、いまだに伸び続けるディズニーランド。ビジネスモデルで見る日本の未来。【本の内容】
著者紹介
牧野知弘
- 略歴
- 〈牧野知弘〉東京大学経済学部卒業。オラガ総研株式会社、株式会社オフィス・牧野代表取締役。ホテルや不動産の開発・運用アドバイザリーの他、事業顧問や講演活動を展開。著書に「空き家問題」など。
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