紙の本
ビジネスウーマンに勇気を与えてくれる一冊です!
2018/10/04 08:49
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ビジネスウーマンに勇気を与えてくれる画期的な一冊です。近年、女性の社会進出は男性と肩を並べるまでになりましたが、依然として企業の意思決定を行う座にいるのは圧倒的に男性が多いのが現状です。なぜ、ビジネス社会は男性中心なのでしょうか。どうしてこのような状況が生み出され、それが維持されているのでしょうか。本書は、そうした現実のビジネス社会に目を向け、その原因を探るとともに、女性がよりよく社会で自立していくための提案を示してくれる画期的な一冊です。
紙の本
子分を作るという視点
2020/12/22 18:37
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投稿者:うさぎさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は自分と著者の違う点を探しながら読みました。こんなすごい人と自分はぜんぜん違うのではないか?結構、共鳴できることが多かったのです。おそらく、過去にもビジネス本を多く読んで来たからでしょう。しかし、決定的に違うのは、子分をつくる視点が抜けていたことなのです。基本が抜け落ちていれば、多くの共通点があっても彼女の人生とは雲泥の差がありました。比較読みはいかがでしょう?
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どれだけ世の中かが進んでも女性登用は30年前から進んではいない。それはなぜか?
著者の経験や心理学的な観点、調査の数字も交えて書かれていてとても理解しやすい。
すごい人のすごい話の本ではなく、アメリカであろうが女性が上に上がっていくために大変な努力を要するのは一緒だということがよくわかる。
とても共感できる点がたくさんあった。
でも現実を嘆くのではなく声を上げることを諦めないでと背中を押してくれる。
上を目指すことにもがいている女性には読んでほしい本。
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女性はまだまだ社会進出ができるとは言い難い。
その理由と、社会進出するにはどうすれば良いか書いた一冊
女性だけでなく、男性にも、キャリアアップに役立つ知識もあるのでおすすめ。
女性の社会進出についての知識が実際のデータに基づいて知ることができる
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世界144ヶ国中114位。2017年度ジェンダーギャップ指数。いつの時代の話しだ?と思いきや今まさに私たちが生きてる時代の話だ。まだまだ男社会。男も女も生きづらい時代。声を上げるのは大変なことだ。10年後、20年後振り返った時に、あんな時代もあったよねーと思えるのか、変わらない世界が続いてるのか?
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女性がライフステージを乗り越えながら幸せを掴むことの難しさを更に実感した。
だからこそ挑戦してほしい、というシェリルの思いも伝わってくるが、本当にこれは難しいと思う。
リーダーは人間的で良い。時には涙を流してもよい。
完璧を目指すより、まず終わらせろ。
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「幸せとキャリアは両立できる」
私が前職を退職する頃、「女性は結婚したら、辞める」という方が多数派でした。
そんな風潮があったとしても、「仕事を続ける」ことを選べたのだけど、
「辞めるんでしょ?」という空気の中、仕事をすることに勇気を出せなかった。
環境やタイミングを呪ったけれど、結局は自信がなかった自分の弱さからきたものだと、今は思う。
今はすこしずつそんな風潮も変わり、選択しやすい環境になったけれど、結婚・妊娠・出産・子育てでの各ステージでの女性への社会・家庭を含めた周りの目はまだまだ仕事を続けていくには厳しい環境にあると感じています。
社会が会社が家族が変わることももちろん大切ですが、こちらの著書は、あなたが「社会的に成功して影響力をもつこと(引用)」を勧めています。
けれども決して、「人生には高い地位よりもめざす価値のあることがたくさんある(引用)」ことも書かれています。
私は女性なので、女性目線でどうしても物事を考えてしまいますが、男性にだって性差別を感じている場面は多い。
性別に関係なくフラットに選択できる世の中を築いていこう。
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FacebookCOOのシェリルサンドバーグが女性の働き方について書いた一冊。
働く中で女性だから働きづらいとか感じたことはあまりないけど、たしかに女性管理職の割合はすごく低い。
女性自身がそれを望んでいないようにも思える。
仕事ができる女性、と、キツイ女性とみなされる、天秤の中で葛藤している人も多いはず。
男性と同じ働き方で戦おうとすると失敗するから、女性は男性にはない女性の強みで勝負してけばいいんじゃないのかなと思った。
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著者は、Facebookの最高執行責任者。印象に残ったのは①世界を動かしているのは、やはり男。女性が元首を務める国は少数②十分な実力がありながら自信が持てずに悩むことをインポスター・シンドローム③男は女よりチャンスに飛びつくのが早い④マーク・ザッカーバーグと報酬の交渉でくよくよしたこともある⑤完璧をめざすより、まず終わらせろ⑥家の外で働く母親も、中で働く母親も重要な仕事をしている⑦社会的な利得は、配られるものではない。勝ちとらなければならない⑧女性よ、大志を抱こう。働く女性に、勇気を与えてくれる1冊
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FacebookのCOOが一人の女性として、キャリアデザインについて、生の声を綴っている。飾られた言葉ではなく、我々と同じ悩みを色々抱えて、失敗し、それをどう克服してきたか、もがいているかを書いている。
シェリルの場合、非常に恵まれたパートナーだと思ったが、そのようなパートナーを選ぶ事も、重要な要素だと感じた。
以下メモ。
・キャリアは梯子ではなくジャングルジム。
・仕事と家庭は二項対立ではない。
・「幻の赤ちゃん」を抱いて将来を狭めない。
・女性はフルタイムの仕事を2つ抱えてのと同じ状況に陥る。
・仕事上の野心に規定的な反応を示されるうちに、多くの女性は野心を汚らわしいものだと思うようになる。
・固定観念の脅威が女性の進出を妨げている。
・怖がらなければければ何ができる?
・女性は特有の詐欺師感覚を持っている。自分が褒められたことが何かの間違いのように感じてしまう。
・自信が持てない時は、とりあえず自信のある振りをする。声やポーズを変えることで自信が持てるようになる
・自分に完全にフィットする仕事なんかない、チャンスの方に自分をフィットさせなければ。
・人間はステレオタイプに基づいて他人を判断する。女性は他人に親切にしたがっていると思われているために、女性の親切心は安く見られている。
・グローバルに考えローカルに行動せよ、とよく言われるが、交渉の時は、自分のことを考え全員のために行動せよ。
・動揺してもいい、取り乱しても良い、そして気持ちを切り替える。
・誰からも好かれようとするから、持ったことができないのだ。
・キャリアのジャングルジムには、もっと自由な回り道の余地がある。ジャングルジムならてっぺんにいる人だけでなく大勢が素敵な眺望を手に入れられる。
・仕事を決めるときの基準は1つしかない。それは成長それも急成長だ。
・女性は新しい仕事に必要な能力が、自分に備わっているかどうかを心配しすぎるせいでもある。
・自分には力がないと考えたとき人はもう諦めている。
・やりがいのある仕事も待っているだけではやってこない。ちょうどティアラが天から舞い降りてこないように。
・メンターとの面談には解決すべき問題を投げかける方が良い。
・私の真実があれば、相手の真実もある。
・反論する前に、相手の言葉を繰り返し理解したことを示さなければいけない。
・真実は実に痛い。だがこの痛みは、おめでたい無知のままでいるデメリットを補って余りある事を、肝に銘じよう。
・真実を聞く姿勢は、自分の失敗に責任を取る姿勢でもある。
・他省庁の局長に、あなたの目標を達成するために私がお手伝いできることがありますかと尋ねて回った。
・本題に入る前に、少しおしゃべりをするようにしていた。
・いいにくいことを言うときは、ユーモアが素晴らしい効果を発揮する。
・自分の真実を語り、個人的な事情を正直に話、感情は切り離せないものだと認める方が、総合的にメリットが大きいのではないか。
・前々から計画を立てるのは将来の選択���を狭めることになるだろう。母親になる何年も前から高い目標を目指さなくなっている。
・子育てのために仕事を辞めるのはその必要ができたとき
・保育費が対比させられるべきなのは現在の報酬ではなく将来の報酬である。
・仕事を始める時から出口を探す探さないで欲しい。アクセルを踏もう。
・仕事を分担するのではなく責任を分担する。
・父親が積極的に育児参加した子供は精神的充足感が高く、認知能力も豊か
・二人の時間は同じくらい貴重。
・人生について、すべてを手に入れる事はできない。制約がある中での最適化に取り組まざるおえない。仕事、子供、車高など様々な要素に時間というリソースを出来るだけうまく配分する事によって、自分自身を最大限に活用できるよう試みている。
・完璧を目指すより、まず終わらせろ。Done is better than perfect.
・散らかり放題をよしとして、面倒なことを楽しむ。予想どおりのことはまず起きない。モノの見方なんていつだって変えられる。
・全てをやろうとしない。燃え尽きてしまう。
・家を出た瞬間から、どの1分でもアウトプットを最大にしようと強く決心し、重要なことだけに集中する。
・プロフェッショナリズムを徹底し、常に最高の基準を掲げる。
・自分がやっていないことを数え立てて、時間を費やすのは簡単。いくらでも理由は見つかる。
・自分にとって、家では何が一番大切か?仕事では何が最優先かを見極められればいくらか心は穏やかになる。
・達成可能な目標を定める事が幸せになる秘訣。
・自分にできる最善の選択をし、それを受け入れる事。
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あーすごくよかった。彼女と、彼女のまわりにいる人たちの力強さを感じた。とくに、彼女の戦いは、第二の(もっとあったのかもしれないが)女性の権利のために戦う運動、という感じがした。
第一世代の声をあげた世代が、表面上の平等を命懸けで確執したからこそ、このような実質的な男女平等を呼びかける人が出てきたことが、素晴らしいと思った。
いわゆる先人の女性のキャリアウーマン像が、同性にすら(時に、手加減していると思われたくなくて同性の方に)、強くあたってしまっていたのが、彼女たち個人の問題としてその地位を守りきる必要があった、というのが納得できた。これからの女性たちは、彼女たちのおかげで、手を取り合ってその権利を拡大していく機会にめぐまれる。
そういう意味では、先人たちを批判すべきでもないし、感謝して続くべきである。性差別問題だけでなく、世代による問題意識の違いというのは、溝を生みがちだと思うが、そのような問題に対する姿勢としてもとても勉強になった。
とくに自分は父や母の世代に受け入れがたいものを感じる。でも、それは彼らがやるべきことをきちんとやってきたからこそ、芽生えた感情なのだろう。
また、職場での女性を守るべく徒党を組むということのメリットがあるならば、ひいては、キッチンでの男性を守るべく徒党を組むことのメリットでもあるのだと思う。その点でも頑張らないといけない。女性たちも、男性がキッチンに入ってこようとすることをおそれないようにしなくてはいけない。
女性の権利を高めるために、何かこれからしていきたい。「女性」のなかにある罪悪感や目立つことの後ろめたさについて、指摘されることで認識し、どうにかそれと戦うという視点を見いだすことができた。
どのような社会正義を振りかざしても、自分の身のまわりにいる人の力がなければ、実情を無視せず現状に対して取り組んでいなければ、このような問題は解決から遠ざかってしまうと思う。
大好きな人たちとこの問題について話すことが当たり前になるような、リビングやオフィスを望む。
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LEAN IN=一歩踏み出す。全世界で150万部、日本でも10万部読まれているベストセラー書。TED(さまざまな分野の人物がプレゼンテーションを行う講演会、WEBで無料配信されている。長くても20分前後でお薦め)で200万回以上も視聴された動画から本が生まれた。なぜ女性リーダーが生まれにくいか、その原因は何か、LEAN IN=一歩踏み出すことの重要性を書いた本。「この本は、他人から最高のものを引き出すというノウハウと既存の情報とを組み合わせる彼女の才能が発揮されている。とても優れていてそれでいて正直でおもしろい本である。この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。特に、良いリーダーに、より優れたリーダーになりたい人にお薦め」( フェイスブック、マーク・ザッカーバック)。自慢話ではなく、かつ核心を突く率直なもの言いで、人柄がいい意味で出た本。グーグルやフェイスブックの職場風土も分かる。優れたリーダーシップ論・コミュニケーション論。
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世界における男女間の格差から、
女性の社会進出に関してシェリル自身の経験を語ってくれた本!
能力に差があるわけではなく
セルフイメージとセルフブランディングを考えて
もっと世界に飛びだしていこうと背中をおしてもらいました!
強くても弱くても・・・そんなことは関係ない。
自分が「どうなりたいか」を考えて
行動をしている自分に「誇り」をもって生きているか!
性別の枠も超えて、一人の人間として
魅力的にエネルギッシュに生きていく・・・
そんなパワーをもらう本です☆
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・LEAN INは、主に企業社会で働く女性に向けたメッセージですが「女性が持つ能力や感性はもちろん、視点を活用することによって、私たちが暮らす社会は、より住みやすくなるはず。」という確信が得られる。
よりよい社会とは、私たちが互いに自然に助け合うことができる社会です。男性には出産や母乳を与えることはできませんが、育児の殆どは訓練しだいで男性にも出来ることばかりです。皆がLEAN INすることで、次の時代を担う世代を健全に育むことができる世界に向かって、一歩踏み出すことができるのです。
《成功した男は男からも女からも好かれるが、成功した女は男からも女からもあまり好かれない。(中略)男と女は対照的な性格づけをされており、仕事で成功するためのさまざまな資質はすべて男の特性とみなされる傾向がある。》そういわれてみるとそうかも
序文「日本語版に寄せて」川本裕子氏には…最近、日本の女子学生は「幻の赤ちゃん」を抱いて就職活動をしているという記事が話題になりました。子供も夫も、恋人さえいない段階から仕事と家庭が両立できるかを心配しているという意味です。
本書では、アメリカでも遭遇するこうした心配に対して「そんなことを早々と心配する必要はないし、ほんとうに辞めなければならないときまで辞めないで」と優しく語りかけています。と書かれていました。社会をより良くするために、LEAN IN(一歩踏み出す)!
長女夫婦には、まだ子供がいませんが、彼女が抱えている仕事と幻の赤ちゃんは、既に長女夫婦のプレッシャーになっているかもしれません。そして、まだ就活中の(恋人さえいない?)次女は、そこまで考えていないかもヾ(- -;)
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女性がトップに立つ意気込みを持つこと
堂々とすること
会社で女性は優しくて家庭的な姿を求められてる。出来る女は嫌われると思って成果を控えめに言いがち
本音でコミュニケーションとること、チャンスを断らないでリスクも取ってみること
男性のサポートが重要、育児は女だけがやるものではない
完璧じゃなくていい
何も言わなかったら状況は変わらない 長いこと会社の女性差別はなくならない 声を上げよう
フェミニストと言われたって声をあげないと変わらない