うさぎさんさんのレビュー一覧
投稿者:うさぎさん

善悪の彼岸 改版
2021/12/03 14:08
難解だからじっくりかけた時間に効果あり
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再読した。大学の一般教養科目哲学で、採用された本だった。それから、30年本棚で眠っていた。会社員として働くうち、価値観とか道徳とか常識とかに悩むようになった。
自分は、宗教に入信もしていないし、影響も受けていないと思っていた。ところが、この本を読むうちに、信じている、妄信している何かがある。無自覚、思考停止を気づかせてくれた。くどくどと難しい文章であるが、これぐらいをじっくり読むことで落ち着くことができた。時間をかけて読むからずっしりと心に響いたかもしれない。

ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動
2017/06/26 14:38
多くの本に引用されています
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この本を知ったのは近現代史を勉強しようと手当たり次第軽い本ばかり読んでいた。
結局事実が公開されたことをもとに
書かれているその基本となる文書がこれ。
手元に欲しい一冊。

Software Design総集編 2001〜2012
2014/01/01 10:44
紙面で各巻の概要を確認できる
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総集編なので、DVDを検索することになるのだが、あらかじめキーワードがわかっている場合には便利だが、なんとなく、ページをめくりたいときにはじゃまくさい。
この点、本誌には、各巻のもくじというか、概要が紙面でまとめられている。
紙面で興味をもって、パソコンで詳しくみる。
なかなか、気がきいていると思う。

いつもいっしょに
2021/12/06 08:20
自分の気持ち
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正直、うさぎさんは身勝手である。まともな人ならこんなうさぎと一緒にいたくない。ところが、くまさんはいつもいっしょにいることを望む。自分をくまと思えば、世話をする自分が好き。自分をうさぎと思えば安全基地としてのくま。人間の心理をうまく表していると思う。

「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理
2020/12/22 19:39
長年生き抜いた人の言葉は重い
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過去の出来事といっても親世代ぐらいの歴史。その時代を生きた政治家の言葉を重く受け止めたくなった。読んで軽薄な現代に真摯に向き合いたい。内容はよんでほしい。

ともだちってどんなひと?
2020/12/22 18:58
友達じゃない人を説明してくれる
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自分が悪いって思っていませんか?我慢がたりない。人を好きになれない。悪い人がどんな人か教えてくれます。悪い人と友達にならなくてよいのです。

わかって私のハンディキャップ(全6巻)
2020/12/22 18:51
症状を表現できるようになる
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自分のハンディキャップが生まれつきならそれが普通になる。わざわざ他人に表現して知らせない。ある時、自分を表現しないといけなくなる。大人が読むにも役立つ。自分に症状がなくても他人を理解できるようになる。愛する家族を理解できないで悲しいわかれは減らせると思う。

世界の統合と分断の「橋」 フォト・ドキュメント
2020/12/20 20:41
内戦などが見えてくる世界を読み解ける
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国境付近の橋など、なぜこの橋があるのか。 橋は民族・国を隔てるのか?賄賂がなければ渡れないのか?橋があるから平和の象徴か? 橋というものからわかる世界の国家や民族事情。きれいな写真の多く内容も立派な本です。値段以上の価値です。

故郷/阿Q正伝
2020/12/19 20:24
職場にも阿Qのような人が結構いる
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学生時代に読んだことがあった。もう一度読み返した。当時、阿Qのような人はまぬけだなあとだけ思って気に留めることはなかった。ところが、社会にでるとわんさか存在するのだ。他人事ではない。あせると誰でもこうなるかもしれない。 自戒もこめて、再読必須だ。

大人のための「困った感情」のトリセツ 取扱説明書
2020/12/12 20:09
今までいじめられた人の場合も考慮してくれていた
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困った感情は人によって違います。うれしいは普通「困らない」感情ですが、人によっては、「困った感情」です。いじめられた経験があると、表現が変わってくることもあると一言注意書きをされていたのです。だから、ちゃんと考えてくれているんだと心を開いて読むことができました。自分流に感情を読み替えるとあてはまるのです。
こういう私にありがたい本です。

オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン 改訂版
2017/07/30 08:23
手元においておきたい
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もともと知っているものもあって、当然パターンかされているのでほっとする。
もともと知らなかったパターンもあった。参考に覚えておく。そして、
自分が無意識で作成したプログラムに、あっこれはこのパターンだと後で気がつく。自然と使えるようになっている自分に驚く。そのようになるための本。

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 サーバシステムを支えるネットワークはこうしてできている
2017/07/30 08:10
腑におちる
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断片的な知識としては、既知の内容であったが、点と点がつながったり、ぼんやりしたところがなくなったと思う。

詳解Linuxカーネル 第3版
2017/07/30 07:40
しっかり勉強すべき
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プロを名乗るなら、必須。
雑誌などでも、カーネル特集の連載がある。これでは、ものたりない。
全体が網羅されていて、レベル的にも満足いくのは本書だけ。
分厚く、取り組みにくいが、読んでいなければ恥ずかしい。

七十二候めくり 日本の歳時記
2017/07/27 08:39
季節の会話をエレガントに!
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カレンダーは無料で手に入れるものだと思っていた。
常々、季節の会話をエレガントに、話されるマダムにあこがれていた。
さあ、自分もそうなるために何から勉強しようか、わからない。
ただ、暗記すればよいというものではない。
日ごろから、楽しんで、植物に出会うこと。植物と季節を肌で感じること。
今日の季節を感じること。今日のわかることだけを感じること。今日だけに集中すること。
さらに言うなれば、次の季節を感じないこと。
そうだ、一冊の本にないよさが、カレンダーにある。
カレンダーなら次の季節を見ないからね。今日に集中できる。
きれいな写真がいっぱいのカレンダー。

現代語訳古事記
2017/07/27 08:21
最初から最後まで読む値打ち
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これまでも、新聞やコラムに古事記が引用されていることも多く、また絵本やマンガである程度は知っていた。しかし、まとめて読んだことはなかった。日本人として、「どんなものか」知っておきたい。一冊読んでみるとイメージがわいた。全体の構成がわかってこそ、ちょっとだけわかるではないだろうか。次は、じっくり読もうと思う。何かの引用を見たときに、本書の引用箇所を読み返してみようと思う。日本人向けの歴史である。日本書紀は対外的に書かれたもの。古事記を味わうために手元においてある。