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紙の本
古代豪族と大王の謎 （宝島社新書）
著者 水谷千秋 （著）
政争、反乱、滅亡…。古代日本の歴史は豪族たちの興亡史。有力豪族のルーツから、磐井の乱や大化改新における豪族の役割、渡来系氏族まで、最新の発掘調査や考古学上の成果を踏まえ、...
古代豪族と大王の謎 （宝島社新書）
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商品説明
政争、反乱、滅亡…。古代日本の歴史は豪族たちの興亡史。有力豪族のルーツから、磐井の乱や大化改新における豪族の役割、渡来系氏族まで、最新の発掘調査や考古学上の成果を踏まえ、古代豪族の実像に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の古代国家の形成は、大王（古代天皇家）のみの力により達成されたものではない。彼らと提携し、協力しながら国家形成に貢献し、また反乱を起こし、滅ぼされた豪族たち。彼らの存在なくして、日本の古代史を語ることはできない。日本の古代史は、大王とこれら有力豪族とのせめぎ合いの中で展開してきた。本書ではこうした視点から古代豪族と大王の興亡とその歴史の謎を追う。『継体天皇と朝鮮半島の謎』から6年、古代史ファン必読の一冊です。
【本の内容】
著者紹介
水谷千秋
- 略歴
- 〈水谷千秋〉１９６２年滋賀県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学（国史学）。博士（文学）。堺女子短期大学教授・図書館長。日本古代史専攻。著書に「継体天皇と古代の王権」など。
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紙の本
豪族と大王の共生関係
2019/05/26 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
大王と豪族の関係をわかりやすく説明している。継体天皇と蘇我氏の関係やその他物部氏、平安京を企画した秦氏など面白く表現されている。水谷氏の十八番の説。藤原氏が中臣氏と併存していたということは知らなかった。
紙の本
初心者には最適の古代史入門
2023/07/15 18:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきにもある通り、本書は「これまで私が書いてきた継体天皇、蘇我氏、秦氏、女帝と譲位をめぐる皇位継承などのテーマを集約」し、古墳時代から天武天皇の時代までを概説。豪族の始まりから終焉までを平易にまとめた、古代史入門書です。葛城氏・物部氏・大伴氏・蘇我氏・中臣氏・藤原氏といった著名な豪族の興亡が網羅されていて、初心者には最適です。参考文献も豊富に紹介されていて、次のステップとして、興味を持った時代を掘り下げる取っかかりになるでしょう。
紙の本
古代史入門書
2019/05/19 09:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一章は導入、第二章は古墳の分布、第三章は蘇我氏以前、第四章は蘇我氏、第五章は大化改新、第六章は天智・天武、第七章は総括、第八章はその後という構成。豪族の始まりから終焉までを平易にまとめた、古代史入門書です。
古代史に精通している方には物足りないと思いますが、葛城市・物部氏・大伴氏・蘇我氏・中臣氏・藤原氏といった著名な豪族の興亡が網羅されていて、初心者には最適です。参考文献も豊富に紹介されていて、次のステップとして、興味を持った時代を掘り下げる取っかかりになるでしょう。ただ第二章は退屈ですので要注意です。
