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紙の本
春画 (角川ソフィア文庫 ジャパノロジー・コレクション)
著者 早川聞多 (著)
日本の春画がいかなる歴史を持ち、いかなる世界を描き、いかなる表現法で描かれているかを概説。歌麿、北斎ら巨匠の大作をはじめ、肉筆/浮世絵春画百点超をオールカラーで掲載し、高...
春画 (角川ソフィア文庫 ジャパノロジー・コレクション)
春画 SHUNGA ジャパノロジー・コレクション
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商品説明
日本の春画がいかなる歴史を持ち、いかなる世界を描き、いかなる表現法で描かれているかを概説。歌麿、北斎ら巨匠の大作をはじめ、肉筆/浮世絵春画百点超をオールカラーで掲載し、高度な木版技術に迫る貴重な写真も公開する。【「TRC MARC」の商品解説】
今や世界的に知られるものの、永くタブー視されてきた春画。しかし古くは平安絵巻に遡り、単なるポルノグラフィではなく、伝承や日常の性を笑いと共に描き、広く庶民に愛されていた。老若男女はもちろん僧侶や狐狸妖怪も登場。四季折々所かまわず、構図や書入れに凝らした意匠には思わず感嘆の息が漏れる。歌麿、北斎、清長ら巨匠の大作を始め、肉筆/浮世絵春画百点超を、オールカラーで掲載。高度な木版技術に迫る貴重な写真も初公開。春画入門の決定版!【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 日本の春画の歴史
- 第二章 世に春画の種は尽きまじ
- 第三章 浮世絵春画の傑作
- 第四章 書入れを読む
- 第五章 木版画技術の粋
- 第六章 ジャポニスムと春画
- おわりに
著者紹介
早川聞多
- 略歴
- 1949年京都府生まれ。美術史家。国際日本文化研究センター名誉教授。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。専門は日本美術史、江戸文化史。著書に『蕪村画譜』(毎日新聞社)、 『夜色楼台図』(平凡社)、 『春信の春、江戸の春』(文春新書)、 『春画・秘めたる笑いの世界』(洋泉社)、 『春画の見かた:10のポイント』(平凡社)など多数。
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展示会へ携帯持参できるサイズ
2021/02/02 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
15cm/254pの文庫本サイズ。
小さい文庫本だけど、オールカラーで、解説も丁寧。
美術品としての価値の解説が有って、初心者でもよく理解できます。
展示会へ手引書として携帯持参できるサイズなのが嬉しい。
「春画」は一流の浮世絵師と刷師によるユーモアと技術の結晶・・
うしろのヘノヘノ印刷が、崩し文字だと知らなかったので、読んで良かった。
紙の本
春画の多彩な世界を旅することができます!
2019/01/29 12:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、長年、タブーとされてきたにも関わらず、現代では世界中にその収集家やコレクターがいるとされている春画について書かれた書です。同書は、この本は秘して見るものではなく、笑って楽しむものだと言います。100点超の春画が素晴らしいカラーで掲載され、詳細な解説もそれぞれに付されています。今こそ、春画の世界を旅してみてはいかがでしょうか。
電子書籍
笑いと性愛
2021/11/29 02:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだけ精細な画像で、この種の
絵画をまじまじと眺めていると、
なんだかいわく言い難い、不思議な
気分になってきます。
一流の浮世絵師がこの分野の作品にも
腕を振るっていたことが興味深いです。
歴史的に見て、日本社会における性に
関する禁忌は、欧米のそれに比べてずっと
ゆるやかなものだったのだろうなあ、
と思った次第。