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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/20
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/478,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061390-3
読割 50
紙の本
アパレル興亡
著者 黒木 亮 (著)
高度経済成長の栄光を謳歌したアパレル産業は、なぜその輝きを失ったのか? 焼け跡からの勃興、群雄割拠の戦国時代からユニクロまで、日本経済の栄枯盛衰と共にアパレル業界を描く。...
アパレル興亡
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商品説明
高度経済成長の栄光を謳歌したアパレル産業は、なぜその輝きを失ったのか? 焼け跡からの勃興、群雄割拠の戦国時代からユニクロまで、日本経済の栄枯盛衰と共にアパレル業界を描く。『世界』連載を加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
経済小説の旗手が、大手婦人服メーカーを舞台に、焼け野原からのアパレル産業の復興、「ガチャマン」景気、百貨店の隆盛と高度経済成長、バブルの熱気、カテゴリーキラー台頭による平成の主役交代、会社とは何かを社会に問うた村上ファンドとの攻防、社長の死と競合他社による経営乗っ取りまでを描く。
85年間にわたるアパレル業界の変遷というプリズムを通して展開する、戦後日本経済の栄枯盛衰の物語。
■編集部からのメッセージ
アパレル産業の栄枯盛衰を辿ることは、日本の経済の移り変わりの一断面を鮮やかにに切り取ることになります。ドラマティックなフィクションでありながら、日本経済の今を、そして未来を考える際の必読書となることでしょう。【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第一章 笛吹川
- 第二章 つぶし屋と三越
- 第三章 百貨店黄金時代
- 第四章 株式上場
- 第五章 社長交代
- 第六章 ジャパン・アズ・ナンバーワン
- 第七章 カテゴリーキラー台頭
- 第八章 ヒルズ族の来襲
著者紹介
黒木 亮
- 略歴
- 〈黒木亮〉1957年北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。作家。著書に「トップ・レフト」など。
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紙の本
ダメな経営者の見本
2020/10/20 19:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京スタイルをモデルとした経済小説。評者はファッション業界に興味があったので入社するつもりはなくても会社説明会に行った。頭の悪そうなオヤジが威張っていてろくでもない会社だなと思った。イエスマンを側近にして後継者を育てないって最悪の経営者だ。しかも金に汚くて詐欺を働くとは反社会的な企業といってよい。潰れてよかった,というのは言い過ぎかもしれないが,経済状況によって翻弄される企業として学ぶところは多かった。今年一番お薦めの経済小説です。
紙の本
アパレル業界の裏側を覗ける一冊
2020/05/06 17:27
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Riccio - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人の職業人の一生を通じて描かれる、実在するアパレルブランドを基にした歴史小説。
話の展開も早く、どんどん読み進めるうちに、デパートの裏側、洋服の生産過程、業界地図がすっと見えてくる。
読み終わると、思わず、普段着ている洋服が私の手元に届くまでどのようなストーリーを辿ったのか、思いを巡らせてしまう。
一般大衆用の洋服のトレンドを通じて、昭和から平成の日本経済や世相が手触り感をもって描かれている。
アパレル業界のみならず、これからの日本の産業全般のありかたにも示唆を与える一冊。
紙の本
すこし期待はずれ
2020/03/03 17:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の過去の作品と比較すると、少し出来が悪いように思う。一つの視点で戦後のアパレルを俯瞰する読み物としては評価できるのだろうが、物語としては、誰が主役なのかが曖昧。