Masaru_Fさんのレビュー一覧
投稿者:Masaru_F
紙の本ロッキード
2021/01/20 08:05
読み応えあり
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
600ページ近い大作。ウッドワード作品の読後感に近い作品になっているように感じる。日本の同調圧力や、1970年代の時代感などを合体させて事件に光を当てている点が新鮮。
電子書籍NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX
2020/12/31 09:51
勉強になりました
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あまり期待せず読み始めたが、久しぶりにたくさんのヒントをメモに書きつける書でした。この通りに実践できるかは全てのケースにあてはまらないこともあると思いますが、単にNetflix、米国での基準を押し付けるのではなく、アレンジの部分も紹介されている点がフェアだと感じた。
2020/03/11 10:32
軽快
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いいですね。好きです、この著者。以前向井千秋さんを題材にしたエッセイを読んだのですが、この本も同様に軽快に楽しめます。メジャーリーグという視線を通したアメリカ文化、勉強になります。著者の容姿の人がアメリカの片田舎で、日本から来たメジャーリーグおたくだと知った時の現地の人たちの反応を見てみたいです。
電子書籍ノーサイド・ゲーム
2019/07/14 10:48
かなり良かった
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
最近あたりの出ている著者、テレビドラマ化決定済み、ということで期待値はそれなりに高かったが、それを上回っていると思う。ラグビ-、それも日本におけるラグビーの特殊性をよく表現していると思う。2015年W杯を機に変化の兆しを見せているが、今年の大会とその後をうまく乗り越えていかないと、また以前の旧態に戻ってしまうリスクあり。そうならないことを願う一個人として、本書には高評価をつけたい。
電子書籍マンモスの抜け殻
2022/01/13 10:40
重い読後感
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改めて著者の筆力、構想力に感じいった作品。皆の身近にあるテーマだが、実は眼を避けたいと思うテーマ。過度に悲観的になる必要もないと思う一方で、自分に今、同じ課題が発生したらどうすべきなのか... ラストに向かってページを繰るスピードが速くなるのと同時に、重い読後感に打ちのめされました。
電子書籍一俗六仙
2021/09/09 16:52
教養と視座の高さ
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日立グループ再興の主役としての評価を聞いていたので、個人としての生き方、仕事論を確認したく、書を読んでみました。幅広い教養と、視座の高さ。特に憲法9条の解釈、それを通じた今後の日本の立ち位置に関する考察には舌を巻きました。正直、ここまでの覚悟を持っている人は少ないと思うし、チャラチャラとした憲法改正賛成、反対の議論をする前に考えるべき点と感じる。
電子書籍時代
2021/08/06 14:00
良い物語 読後感良し
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父と子、兄と弟。同じ職業を舞台に、父を、兄をライバルや師としてとらえながら、複雑な感情のやり取りの中で物語は進んでいく。兄も弟も破綻してしまいそうな危ういところからなんとか戻ってくる。母、嫁たちまで含めた家族の物語として、非常に良い読後感の本でした。
電子書籍終わりの歌が聴こえる
2021/05/20 07:58
うなってしまう読後感
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著者本人が、作家になって一番書きたかったストーリーといっているくらいだから、本人のヒストリー、趣味も含めて人格をぶつけたのだと想像する。それにこたえるレベルになっている。ちょっと想像できない人間関係と結末が結びつき、うなってしまった。
電子書籍ザ・フォックス
2020/03/12 09:02
久しぶりのフォーサイス節
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いきなりかつてのエンターテイメント性が戻ってきました。途中からは読むのをとめられなくなるくらい面白かった。スパイ小説の原型ここにあり、という感じ。
紙の本赤い白球
2019/07/04 08:29
エンディングは想像できなかった
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
自衛隊や警察から離れ、日本軍がテーマ。冒頭から重い展開が続き、エンディングに向け読み進むのがつらくなる展開を予想。しかし、ページを繰る手のスピードは落ちない。「永遠のゼロ」を彷彿とさせる「愛」を感じるエンターテイメントでした。
紙の本それでも、陽は昇る
2021/03/13 22:22
重いね
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もう10年経ったのか、という思いと、こういった本を読むと何も変わっていない、まだまだやることが多いんだという思い。個人的には、声高に主張されると少し引いてしまう部分もあるが、このトーンで迫られると胸に響きますね。
電子書籍観月 KANGETSU
2021/01/12 19:27
深いストーリーテリング
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著者の得意領域(公安もの)からは外れているんだあ、と思いながら読み進むと、そこから突然得意の領域での怒涛の展開がスタート。良い意味で裏切られました。2000年に本当にそういった悪巧みがあったのではと想像できました。
紙の本三位一体の経営 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる
2020/11/26 18:57
10のステップが良く整理されています
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本書でも紹介されているが、ごく一部の事例を除いて、日本企業はM&Aが下手。複利ではなく、額を追っているから。CEOに権限が集中されていない。普段からどの事業、会社をいくらで買えば、複利を維持できるのかを考えていない。買収価格が上がると意地でも欲しくなってしまう等様々な要因がある。
少ないながら成功している事例もある。その成功事例から導かれるエッセンスを10のステップにまとめてくれている。
一読に値する書。特に経営者とそのスタッフ。
電子書籍アンダークラス
2020/11/25 13:15
質が高い作品
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読み応えがありますね。特に後半部分の追い込み。現代日本社会の持つ根深い病巣を刑事もの、犯罪小説に組み込んでいる点が秀逸。犯人がもう少ししっかりしていればもっと作品に深みが出たかも。