Masaru_Fさんのレビュー一覧
投稿者:Masaru_F
![ロッキード](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/30706135_1.jpg)
ロッキード
2021/01/20 08:05
読み応えあり
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
600ページ近い大作。ウッドワード作品の読後感に近い作品になっているように感じる。日本の同調圧力や、1970年代の時代感などを合体させて事件に光を当てている点が新鮮。
NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX
2020/12/31 09:51
勉強になりました
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あまり期待せず読み始めたが、久しぶりにたくさんのヒントをメモに書きつける書でした。この通りに実践できるかは全てのケースにあてはまらないこともあると思いますが、単にNetflix、米国での基準を押し付けるのではなく、アレンジの部分も紹介されている点がフェアだと感じた。
2022/01/13 10:40
重い読後感
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
改めて著者の筆力、構想力に感じいった作品。皆の身近にあるテーマだが、実は眼を避けたいと思うテーマ。過度に悲観的になる必要もないと思う一方で、自分に今、同じ課題が発生したらどうすべきなのか... ラストに向かってページを繰るスピードが速くなるのと同時に、重い読後感に打ちのめされました。
2020/03/11 10:32
軽快
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いいですね。好きです、この著者。以前向井千秋さんを題材にしたエッセイを読んだのですが、この本も同様に軽快に楽しめます。メジャーリーグという視線を通したアメリカ文化、勉強になります。著者の容姿の人がアメリカの片田舎で、日本から来たメジャーリーグおたくだと知った時の現地の人たちの反応を見てみたいです。
2019/07/14 10:48
かなり良かった
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
最近あたりの出ている著者、テレビドラマ化決定済み、ということで期待値はそれなりに高かったが、それを上回っていると思う。ラグビ-、それも日本におけるラグビーの特殊性をよく表現していると思う。2015年W杯を機に変化の兆しを見せているが、今年の大会とその後をうまく乗り越えていかないと、また以前の旧態に戻ってしまうリスクあり。そうならないことを願う一個人として、本書には高評価をつけたい。
2021/09/09 16:52
教養と視座の高さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
日立グループ再興の主役としての評価を聞いていたので、個人としての生き方、仕事論を確認したく、書を読んでみました。幅広い教養と、視座の高さ。特に憲法9条の解釈、それを通じた今後の日本の立ち位置に関する考察には舌を巻きました。正直、ここまでの覚悟を持っている人は少ないと思うし、チャラチャラとした憲法改正賛成、反対の議論をする前に考えるべき点と感じる。
2021/08/06 14:00
良い物語 読後感良し
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
父と子、兄と弟。同じ職業を舞台に、父を、兄をライバルや師としてとらえながら、複雑な感情のやり取りの中で物語は進んでいく。兄も弟も破綻してしまいそうな危ういところからなんとか戻ってくる。母、嫁たちまで含めた家族の物語として、非常に良い読後感の本でした。
2021/05/20 07:58
うなってしまう読後感
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者本人が、作家になって一番書きたかったストーリーといっているくらいだから、本人のヒストリー、趣味も含めて人格をぶつけたのだと想像する。それにこたえるレベルになっている。ちょっと想像できない人間関係と結末が結びつき、うなってしまった。
2020/03/12 09:02
久しぶりのフォーサイス節
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いきなりかつてのエンターテイメント性が戻ってきました。途中からは読むのをとめられなくなるくらい面白かった。スパイ小説の原型ここにあり、という感じ。
![赤い白球](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29662542_1.jpg)
赤い白球
2019/07/04 08:29
エンディングは想像できなかった
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
自衛隊や警察から離れ、日本軍がテーマ。冒頭から重い展開が続き、エンディングに向け読み進むのがつらくなる展開を予想。しかし、ページを繰る手のスピードは落ちない。「永遠のゼロ」を彷彿とさせる「愛」を感じるエンターテイメントでした。
![それでも、陽は昇る](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/30796150_1.jpg)
それでも、陽は昇る
2021/03/13 22:22
重いね
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
もう10年経ったのか、という思いと、こういった本を読むと何も変わっていない、まだまだやることが多いんだという思い。個人的には、声高に主張されると少し引いてしまう部分もあるが、このトーンで迫られると胸に響きますね。
2021/02/06 09:55
得意の刑事もの
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
得意の分野とはいえ、ストーリーの幅が広いところが著者の特徴か。今作も複数のストーリーがラストに向かって、一本の線にまとまって来るところがおもしろい。次作がたのしみです。
2021/01/23 09:06
構想力にすぐれた作家さんですね
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
今回も今までとは違うテーマなのだが、登場人物だったり、舞台となる土地に関連性を持たせ、それをうまく新作の味付けにしている構想力が素晴らしい。相続というテーマをこういうエンディングに持っていくんだ、というところは想像を越えています。
![深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29154771_1.jpg)
深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃
2021/01/20 08:02
他作に劣らない迫力
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
安定感のあるストーリー展開で、読み進むうちに読む手がとまらくなるのは、良質のエンターテイメントに出会った証拠の一つ。壁一つ隔てたところに死(深海)がある潜水艦もの独特の緊張感も伝わってきた。前半部分の女性主人公の立ち位置が少し違和感あり。
2021/01/12 19:27
深いストーリーテリング
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者の得意領域(公安もの)からは外れているんだあ、と思いながら読み進むと、そこから突然得意の領域での怒涛の展開がスタート。良い意味で裏切られました。2000年に本当にそういった悪巧みがあったのではと想像できました。