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櫻真さんのレビュー一覧

投稿者:櫻真

25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

大切な人を、守るために。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

城が、国が、死者なる目玉に乗っ取られた――!
大切な人を、守りたい。
でも、国をおさめる者として、決断しなければ…


ライルと槍、完結です。
最初からフルスロットルで話が進んでおり、そのままの勢いで完結まで走りきっています。
無駄が一切なく、全て何かしらの伏線になっているな、という印象を受けました。

しかし予想より、早い。完結が早すぎます。
正直、もっと読みたかったです。
悪役たちの心情がもっと深堀されていれば、さらに厚みの増した話になっていたことでしょう。いえ、もちろん彼らの心情も容量の許す限りできっちり描かれているのですが。
せめて、あと2巻くらいあればなぁ、そう思わずにはいられません。

とは言え、物語自体はきっちり纏められていますし、かなり濃いのは確か。何度も読み返したくなるほど面白いです。
絵柄も綺麗で、大変好みな作品でした。

ファンタジー×アクションが好み、かつ長く続く作品には手をだしにくい、そんな方にお薦めの作品です。

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紙の本

紙の本過敏症

2015/05/05 23:15

安定して、ドキドキする。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

待望の魚住くんシリーズ第4巻です。

前巻ではさちのの死に直面し、過去の清算をすることになった魚住。
鈍らせていた感覚が、痛みとなって魚住に降り注ぐ。自殺未遂も乗り越えて、ようやく一歩を踏み出した魚住と久留米だったけれど――


さて、この過敏症ではこの続き、初キスを済ませたその後の二人が描かれています。

キス済ませ、手が出そうになる久留米。
久留米の真意がわからずに、悩む魚住。

素直に好きだと伝えた魚住に対し、
「好き」だと口にできない久留米。

結局、久留米は態度で魚住に思いを伝えてしまうのですが、なかなか見ていられません。
久留米らしいと言えば久留米らしいのですが、少し心配になるほど真っ直ぐな久留米に、読者は赤面必至です。


そして、物語後半は謎多き女・マリの過去に焦点が当てられます。
これまでにも少しずつマリの性格や考え方、魚住との関係などは描かれていましたが、今回描かれたのはマリのルーツといったところでしょうか。

母親との関係、姉への想い。
悲しいかな、マリと母親の関係は現代日本ではよくあることかもしれません。

でもここにきて、ようやくマリは大切なものに触れることができた気がします。

久留米でも魚住でもましてやサリームでもない。
マリを大きく包める存在。
これから彼女にも、幸せになって欲しいなぁ、そんな想いになりました。


本当にこのシリーズは、キャラクターがイキイキしていて、時に悩み、けれど周りの力を借りて真っ直ぐ自分の足で進んでいく。読んでいて飽きることがありません。

ただひとつ不安要素があると言えば、同性愛への偏見が強すぎる方にはお勧めできない、と言った点でしょうか。
しかし、私自身もBLと呼ばれるジャンルは得意ではないので、絶対無理!とおっしゃる方でなければ大丈夫かと思います。

人が人を愛するのに、性別なんて関係ない!
その人がその人だから、愛するんだ!

そんな想いが強くなる、作品です。
次巻が非常に楽しみ。

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紙の本

仄暗い、世界で。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分の顔を、自由に付け替えることのできる世界。
楽園と地獄。その狭間にある煉獄。
全ての空を飛び回る、大鴉。

ばっちり好みの作品でした。
ダークファンタジーと呼ぶには、あまりに仄暗い。
希望は、どこかにあるはずなのに、闇に呑まれている。
洋服を選ぶように、顔を変える世界。
己とは一体なんなのか。
人々は、仮面の下で己を無くさずにいられるのか…。

大鴉-レイブン-が羽ばたくのは、一体どこなのだろう?
続きがとても気になりました。

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紙の本

紙の本号泣

2015/04/25 11:32

春夏、秋冬。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

春夏秋冬。
それぞれ季節を名前に持つ、少女たち。

物語は、春が自殺するところから始まる。
順風満帆な人生を送っていたはずの彼女に、一体何があったのか。

その謎を追っていくと、彼女ら四人の歪な関係性が見えてきて…。


現代の若者たちにありがちな、現代版ホラーだと思いました。
ミステリーとしての体裁ながら、はっきりと今の日本の現状を問題提起しています。

もっと多くの方に読んでいただきたい、そう思うお話でした。

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紙の本

妖艶に猟奇的。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

美しい表紙に、それとあらすじに惹かれて手に取りました。

最初は単なるミステリーなのかと思い、どんなトリックか隠されているのだろう、美しき少女には一体どんなヒミツが隠されているのだろう、そう思いながら読み進めていました。

しかし、この作品はそんなところにとどまってはいなかった。
予想しない展開、秘密。

これはミステリーではない、けれど心の謎が散りばめられている。
人間の欲望、生きるということの意味、なぜ人はあがくのか。

読み終えて、納得です。

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紙の本

迫力ある、生々しい恐怖。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

失踪した父親を探し、触れてはいけない存在を知った理理花。
その存在を追う中で、今度は自分が追われる立場になり…!

待ちに待った二巻です。
相変わらず、気持ち悪さが結構際立っていますね。
草月の秘密も解き明かされ、なかなか満足しました。まだまだ父親の失踪の真実には触れていませんが、理理花の心は決まったみたいで、また次巻が楽しみです。

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紙の本

紙の本私たちが星座を盗んだ理由

2015/06/04 00:48

最後の一頁で、走る衝撃。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

死んだ男に成り済まして、その男の彼女からお金をだましとろうとする男。
閉じた世界からの脱出を試みる子供たち。
石にされてしまった最愛の人を、かわらず愛し続ける少年。

どこか、みんな歯車が狂っている。
ありそうでない、物語。

それなのに、最後のわずか数行で、これまで構築していたもの全てがぶち壊す破壊力。

背筋が凍ったのは、一度では足りない。
ドキドキした回数は、数えきれない。

百聞は一見にしかず。
この物語から得る衝撃は、読まないとわからない。

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紙の本

紙の本新宿陰陽師

2015/06/04 00:31

案外まともな陰陽師。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新宿、イケメン、金髪。
こうきたら、下衆だけど腕はいい陰陽師かとおもうじゃないですか。
でも、案外表紙の彼はまともです。

むしろ、ヒロインの方が酷い(笑)
残念美人を地でいくヒロインを見ていると、清々しいほどです。
実際、友達なら楽しい人だと思います。なんだかんだ言って真っ直ぐですし。

最近はやりのオカルト系イケメン男子が読みたい人にはお勧めです。

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紙の本

紙の本壇蜜日記 1

2015/02/21 10:02

共感、ではなく納得。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

たまたま、本屋に並んでいるのが目につき、手に取った。

結果からいうと、読んでよかった。
共感できる部分は少ない。ただ、独特の空気感をもった彼女の文章は、きちんと己の考えを貫いていて清々しい。

とても、私の好みでした。
後書きが手書きだったのも、素敵でした。
夜の寝る前に、壇蜜節に浸るのもよいのではないでしょうか。

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紙の本

紙の本三十路とレディ

2015/08/16 17:55

イケメンなら、変態でもゆるされる。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品に登場する男性は、変態しかいません。

正直、漫画だからこそ読めるネタかなぁと思います。
経血という単語が、普通に出てきます。
リアルルナ〇ナがヒーローです。
ドン引きしながら、笑えます。
変態系イケメンと血液ネタが平気な方なら、ハマるかも?笑

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電子書籍

電子書籍本当は好きなのに

2017/06/04 20:56

可愛かった幼なじみは、大変なイケメンに育ってしまった。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

幼なじみ同士の、まっすぐな恋心。

幼なじみの皐が好きなことが、男子高校生である七音の一番の悩み。この恋心がバレれば、きっと嫌われてしまうと必死に心を隠してる。


両想いなのに、すれ違う。王道のストーリーですね。
でも、変に二人の気持ちがぶれたりせず、相手を真っ直ぐに想い合う姿に、好感が持てます。

安心して二人にときめき、見守りたい。そんな方におすすめの作品です。

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紙の本

紙の本眠りの庭

2016/12/10 17:07

音が聴こえる文章。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

二つの不協和音は、合わさって衝撃を産む――


とても、蠱惑的な文章が紡ぐ、生々しいストーリー。
ただの文字、されど文字というように、情景が音となって聴こえるよう。

その一方で、人間のエゴのような生々しい感情が読者を包むように刺激してくる。

こういう雰囲気のある文章は好みです。
ただ、内容的に刺激が強いので大人向けかなぁとも思いました。

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紙の本

紙の本片想い探偵追掛日菜子

2018/06/24 13:34

その執着、異常です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人と話すのが苦手。だけど、推しのためならどんな手だって…!
主人公の日菜子の推しへの愛が異常すぎる!


完全ストーカー探偵ものです。
ただ、日菜子の推しとの距離の取り方が潔癖なまでに一定、近づかれると、近づいてしまうと冷めてしまう、そんな感じなのであまりベタベタした鬱陶しさはありません。

執着と、その行動には恐怖を感じますが笑
でも、その執着的行動によって、推しをピンチから救っていく、なんとも奇妙な面白さです。
日菜子をフォローする兄が、とても不憫でなりません。大学さえサボってなければある程度はモテそうなのに笑

いくつかの短編で構成されているため、通勤通学時間に読むのもいいかもしれません。

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紙の本

力強い線が、この作品の魅力。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ご存知の通り、ペルソナシリーズ最新作のコミカライズです。

ペルソナシリーズのコミカライズは、これまで曽我部さんのものしか読んだことがなく、この肉筆感のある5に馴染めるか不安でしたが、全くの杞憂でした。
この線だからこその迫力がありますね。
本編の絵も、表紙と変わらず美麗です。

物語についても、一巻ということもあり多少内容ぎっしり、ですがテンポがよいので飽きません。

私自身はゲーム未プレイですが楽しく読めました。
ペルソナ5の内容が気になるけど、ゲームに手を出すのはまだ早い、という方は試しに読んでみるのもありだと思います。

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紙の本

奇蹟を信じたいから、奇蹟を調査する。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どこまでも純粋で、どこまでもピュアな天才平賀。
冷静と見せかけて、様々な出来事に翻弄されそうになるロベルト。

紛い物の奇蹟を暴くため、今日も二人は奔走する。



人気シリーズの第一作めです。

謎についての解説は理解できるのですが、キリスト関連が深く関わっている作品なので、そのあたりの知識がないと、少し読むのが大変かもしれません。
作風としては、割と淡々としていたイメージですね。ただ、話の転がし方が上手いので、飽きることはなかったです。
奇蹟を造る科学の種は、なかなか面白かったです。

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