目次
眠れないほどおもしろい徒然草
- 板野博行
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はじめに 口の悪さは超一級!? 「ザ・高等遊民」による歴史的おもしろエッセー
1つれづれなるままに、やりたい放題
――出家した身ながら「男女の機微」に精通？
あの「一分の隙もない超名文」にカンニング疑惑！？
「寂しく独り寝」をした経験もない男など野暮天だ
「逢いたいのに、逢えない」――だから、しびれるのさ
「雪月花の時最も君を憶ふ」なんて、言えなかった……
「気になる人を覗き見」も、時にはアリ？
「月夜の晩」にそぞろ歩くのって、いいね！
春秋優劣論――兼好法師が軍配を上げたのは？
これが「めったにない殊勝な志」というもの
2「煩悩」とのつきあい方、教えます
――「冴えわたる皮肉」と「上から目線のアドバイス」
酒飲みは「地獄に落つべし」！？
「女難」には、くれぐれも気を付けよ！
「ほだし」を作らぬために妻をめとるな、子を持つな？
朝から晩まで一緒にいるな！ 「別居婚」のススメ
「死後に財産を残す」なんて見苦しいばかり
あふれ出る「京都人」のプライド
「奇をてらう」のは無教養を晒すようなもの
兼好法師の「ラブレター代筆」事件
3「処世のコツ」を大放談！
――さすが海千山千！ 「説教好き」は筋金入り？
あのジョブズも感動！？ 「寸暇を惜しめ」と大啓発
「タイミングの悪い人」は出世の望み薄
「また次があるさ」――その性根が甘い！
エリートたちだって一皮むけば、この程度
凡人ほど「形式的なこと」を侮るな
「競争して勝ちたい気持ち」を超越せよ
「他人の不幸は蜜の味」もほどほどに
「誠実で口数の少ない男」に勝るものなし！
「自意識過剰の坊主」の鼻っ柱をへし折る！
4「無常観」「あはれの美学」について語ろう
――「隠遁者の哲学」か、「ひねくれ者の戯言」か
「ひたぶるの世捨て人」に憧れつつも……
俗に居ながら、俗を超える生き方
法然上人の「教えのゆるさ」に圧倒的リスペクト！
「四十歳になる前に死んだほうが見苦しくない」
「花はさかり」「月はくまなき」がいいって、本当？
「老醜は晒さず」――隠居生活のススメ
葬式・法要・法事について、もの申す！
「定めなきこの世」を一本の川に仮託！
縁起のいい日、悪い日などない
5「住まい」「社交」にも一家言！
――この世は「仮の宿り」のはずなのに……
「こんな家に住んでるなんて、お里が知れるね！」
京都の「夏の暑さ」は裸になってもしのげないから――
「友とするにわろき者」――その七つの条件とは？
「用事が終わったら、さっさと帰って！」
「本当に気の合う人」なんて存在しない！？
「自分のことだけ話し続ける」のは最悪
「知ったかぶり」をすると痛い目に……
6「道」を極めたいなら、こんなふうに
――これが兼好法師の説く「プロ論」！
「ミスは油断した頃やってくる！」
「勝負運」のある人、ない人
恥ずかしがらず「ひたすら続ける」
優れている人ほど、出しゃばらない
「不完全な美」にこそ妙味あり
それは「神の言葉」なのか
「仏とはどんなものでしょうか」
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