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紋ちらしのお玉 完結
著者 河治和香
花魁と違い、芸は売っても体は売らない。それが芸者。が、江戸・柳橋の売れっ子芸者、お玉には秘密がある。お座敷に出る裏で、ひそかに男に抱かれている。身分ある武家や、時には大名の相手もする。そして相手の家紋を、気心の知れた女刺青師の多緒に、体のいちばん奥に彫ってもらうのだ。紋を千個集める「千人信心」のため…。男たちの思いがすれ違う世相騒がしい幕末を、「紋ちらしのお玉」が行く。携帯小説の人気連載が文庫デビュー!
紋ちらしのお玉
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紙の本時雨ごこち
2013/08/09 19:14
女性の皆さん、お勧めです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:私はラスカル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある程度の経験を重ねた大人の女性だったら、
「判るわぁ」というところが、きっと一ヶ所や二ヶ所は見つかると思う。
それに、登場する男達がいつまでたっても子供なんだけど、
その反面、粋で、カッコ良いこと、ホレボレしてしまう。
ところで、河治さん、早く新作書いてくれませんか。
心待ちにしているんですが。