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子どもの力は学び合ってこそ育つ 金森学級38年の教え
著者 著者:金森 俊朗
学校、教師、子どもの学力が大揺れである。しかし大人の学力ももっとひどい。教室の現状、実態を冷静に見極めながら、子どもが希望と能力を身につけていく方法を開示する。子どもと大人の生き方発見!
子どもの力は学び合ってこそ育つ 金森学級38年の教え
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2007/10/11 18:08
心強い「指南車」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AGORA - この投稿者のレビュー一覧を見る
教育の《指南書のようなもの》は、巷にはたくさんあります。
「ふむふむ…」と読み進めていくんだけど
結局のところ「…で、南はどっち?」でおしまい。
ところが、この本は違う。
濃い霧のなかでも、常に南を指してくれる
心強い《指南車そのもの》です。
それだけでなく、
“霧が立ち込めている理由”や“霧の中を進むコツ”まで
丁寧に示されているので、納得しながら前へ進める。
迷えるすべての大人たちに、智恵と勇気をあたえてくれる一冊です。
また、最後の金森学級の子どもたちが
どのようにして「学び合い」のなかで《判断力》を培っていったのかは、
「クローズアップ現代」や、各紙でも一部紹介されていましたが
その詳細は、いよいよ次回刊行されるとか。
こちらも、ますます楽しみです。