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橋をわたる
著者 著者:伊島 りすと
時間給の高さに惹かれ、大学の夏休みの期間だけ、僕は塾講師のアルバイトをすることにした。担当する科目は小学校五年生の算数。文学部の僕にとって、彼らに算数を教えるのは至難の業だった。なんとか夏期講習前期最後の授業まで辿り着き、ひと安心した矢先、教室で信じられない出来事が起こる。女子生徒の一人がシャーペンで自分の顔を突き刺し始めたのだ。なぜ彼女はそんなことを？ 僕は、人には言えない特殊な能力を使って、事件の裏に潜む謎を調べ始める……。驚愕のホラー小説！
橋をわたる
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紙の本橋をわたる
2003/04/13 10:38
独特な感じ
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投稿者：ゆかり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとタイトルが変な感じだったので読んでみたら、すごくおもしろかった。
ホラーというよりは、村上春樹タッチの軽いミステリーみたいな感じ。
これから続く長いシリーズの第一話らしくて、登場人物もまだ出てきたばっかりの人もいるけど、これからどうなっていくのかすごく楽しみ。
おどろおどろしくなりそうになるところを避けて、わざとツボをはずしてるみたいな奇妙に明るい描写とかもすごくわたしに合ってる。
全然知らない作者さんだけど、これから注目したい。
