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「あずさ2号」殺人事件
著者 著者:吉村 達也
八時ちょうどの「あずさ2号」で私は私はあなたから旅立ちます―狩人が歌う「あずさ2号」が大ヒットした1977年の4月、当時13歳だった朝比奈耕作少年は話題の特急「あずさ2号」に乗って旅に出た。それから19年の後、朝比奈はその列車が終点に着いたとき、男の死体が発見されていたという衝撃的な事実を知る。しかも殺人の容疑者は同業の推理作家・尾身弘之! しかし、松本―白馬間を走る列車内で事件が起きた一時間後、尾身はすでに横浜で仕事をしていた! この鉄壁のアリバイを朝比奈耕作はどう解き明かす?
「あずさ2号」殺人事件
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紙の本「あずさ2号」殺人事件
2002/07/29 10:38
朝比奈耕作ものです
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投稿者:ささゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あずさ2号」といえば誰でもあの歌を思い浮かべるのでは?と思うくらい有名な例の歌が話の中にも取り入れられています。その8時ちょうどに新宿を出るあずさ2号に載っているのは当時13歳の朝比奈少年。13歳といえども今と同じく多感な様子は目を細めたくなります。
内容はちょっとした鉄道ミステリーですが、謎解きもなかなか。それにこの著者の人間描写が私は好きです。エンターテイメントとして楽しんで読むことのできる一冊です。