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家族それはヘンテコなもの
著者 著者:原田 宗典
結婚式にでかければ、新婦の姿と愛娘がダブって見え“ムムム……お父さんは許しませーん。あんなに可愛かったのに。そりゃないぜセニョリータ”と、訳のわからない感情に右往左往。たまの休みに家族そろって八ヶ岳に遊びに行けば、自分の持っていた三千円とカミサンから奪い取った二千円の計五千円を手付けに、総額二千百万円の別荘を衝動買い。そんなナイスな男ハラダ君。その彼が人生における三大不思議恥ずかしである家族・恋愛・青春について語る。
家族それはヘンテコなもの
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紙の本家族それはヘンテコなもの
2001/02/28 22:23
愛の原点はプルトップとともにあり
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田宗典の本はおもしろい。この本もすごく楽しい本だ。
しかもちょっと感動するところもある。
原田少年がふとなんのきなしにプルトップ(そのころは缶から外れた)を畳に突き刺しておいたところ、母親がそれを踏んで血を流してしまった。原田少年は何気なくやっただけにすごく驚いていたが、母親は彼を見て「ああ、よかった。あんたがこれを踏まなくて」とだけ言ったそうだ。それが原田さんにとっての愛の原点なのだろう。
自分が確かに愛されてると感じることは、素晴らしいことだ。