電子書籍
企画書は1行
著者 野地秩嘉 (著)
相手に「それをやろう」と言わせる企画書は、どれも魅力的な一行を持っている――。自分の想いを実現する一行をいかに書くか。第一人者たちの「一行の力」の源を紹介する。
企画書は1行
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本企画書は1行
2010/05/21 16:13
人を動かすのが究極的な目的である、企画書の本質を語った本
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る
企画書は短ければ短いほうがいい。エッセンスはたった一行、たった一言なのだ、という内容の本だ。このタイトルは実に上手い。思わず買ってしまうタイトルだ。
もちろん、一行で済ませることができる企画書はそう多くはないし、そしてそういうある種の名人芸が許されるのも、企画の達人のみである。
著者がいいたいのは、核心のエッセンスは一行に集約されるし、その凝縮された一行に企画した人間の想いが込められていれば、自分を含めて人を動かすことができるということだ。想いというと抽象的だが、発言の主の人生が投影されたコトバは、人の心に刺さるのである。映像として聞く者の脳裏にくっきりと描かれるのである。
本書は、ビジネスパーソンを中心とした18人のインタビュー記録を紹介しながら、人を動かすのが究極的な目的である企画書の本質について語っている。
単なる技術論ではない、仕事人としての人生論にもなっている。