緑と楯 ハイスクール・デイズ
卒業まで関わりたくなかったはずの人間が、いつのまにか、毎日会いたい人になるなんて! 未来浅草高校に通う兼古緑(かねこみどり)と荻原楯(おぎはらたて)。学年や男女の垣根を超えて多くのファンを持つ楯と、緑は高校二年で同じクラスになるが、楯に対していけすかない印象を持つ。それは、彼の周りには常に誰かがいて、愛されるのが当然のような存在だから。彼を見ていると自分の劣等感を刺激するので、なるべく距離を置くようにしていた。そして持ち上がりで三年になったのだが、ある日、長期病欠していた楯の家に担任の使いで訪れることになり、いやいやながら向かった緑なのだが――。未来東京に生きる二人の男子高校生の、じれったいほど凸凹で、照れくさくなるほどピュアな恋の軌跡。
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2021/02/05 23:25
こんな純愛小説ははじめて
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投稿者:tika_satoru - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じクラスだけど接点のなかった2人。
真面目できっちりした性格の緑と、
マイペースでふわふわな性格の楯。
ところがある日、緑が楯に恋をする。
初めての恋に、緑は溢れる愛のコントロールに奮闘。
楯は、そんな緑の気持ちを穏やかに見守る。
BL、とジャンルで一括りにするのはもったいない!
10代の悩み、不安、期待、詰まっていて
緑がんばれ、がんばれ緑!となる。
楯が、緑のことをどう思っているのか
よくわからないところは、もう少し描いてほしかった。
でも、読んでみたらほわほわする!